サイエンス・テクノロジー
TEN (Tsunami, Earth and Networking)vol.3
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水害対策研究の最前線や、トンガ沖噴火の最新報告を掲載する、国際津波防災学会・定期刊行誌第3巻。2017年の設立以来、自然災害から人々の生命と財産を守ることを目標に、研究者のみならず行政や民間事業者、教育など幅広い参加者を有機的に結びつけてきた、国際津波防災学会による定期刊行誌。第3巻では、水害対策研究の最前線を特集。水害時に「浮く」構造物による災害対策など、分野横断的な研究成果を論稿として掲載する。また、22年1月のトンガ沖噴火に関する最新論文では、世界に津波発生の影響を及ぼした火山噴火の概要が・・・
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能登半島地震の速報を巻頭言に据えると共に、特集として科学教育の課題と展望を論じる『TEN』第5巻。
日本の科学教育が直面する課題と未来への展望を特集する、『TEN(Tsunami, Earth and Networking)』第5巻。学校教育・社会教育の現場で挑戦を続けてきた著者による論稿を多数掲載した。また、第2特集として、分子科学の第一人者による、持続可能な社会を実現するための最新研究成果を収録。巻頭言には、東京工業大学名誉教授・丸山茂徳による令和6年能登半島地震のメカニズム解説と防災事業への提言を掲げている。
【目次】
■巻頭言
令和6年能登半島地震のメカニズムと、防災事業への提言
■特集1 科学教育の現在と未来
特集「科学教育の現在と未来」に寄せて
JAHOUism ―高等学校選択科目における観測天文学実習の試み―
教育改革に対応した教職員免許状とは
高等学校の工業教育を取り巻く現状
設立30年を迎えた美星天文台
「社会の中の科学」再考 ―〈科学者の役割〉拡大試論―
■特集2 原子・分子の世界とシミュレーション
特集「原子・分子の世界とシミュレーション」に寄せて
持続可能な社会を実現するための材料開発 ―光を利用する材料―
生体から発想を得た分子スケールの水輸送方法の提案
■論考
水産地域における災害発生後の事業継続実現に向けた取り組み
大正関東大震災の津波
新しい地球平均気温推定法:葛飾北斎の浮世絵の応用
■解説
現地聞き取り調査に基づくトンガ王国における2022年津波災害への対応
地球型惑星の形成
「誰も取り残さない」共助の実現に向けた身体性の鞠育
【著者】
TEN出版委員会
戎崎 俊一
NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年より理化学研究所主任研究員。『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)ほか著書・訳書多数。
増田 光一
日本大学助教授を経て、1993年同教授、2020年より日本大学理工学研究所上席研究員。日本沿岸域学会文化賞ほか受賞、国際津波防災学会副代表を務める。
丸山 茂徳
スタンフォード大学等を経て、2019年まで東京工業大学教授・特任教授。地質学会賞、アメリカ地質学会名誉フェロー、瑞宝中綬章ほか受賞・受章多数、著書多数。 -
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新型コロナウイルス感染症対策技術の特集に加え、最新の防災・科学研究の成果を報告する『TEN』第4巻。
新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集した、『TEN』シリーズ第4巻。光技術によるウイルスの不活化・飛沫の見える化、ダイヤモンド・プリンセス号事件の経験を基に開発された検査システム、超高速配列相同性検索ソフトウェアによるメタゲノム解析など、最新の研究成果を報告する。特集に加え、トンガ噴火による火山性津波、気候変動の最新分析、沿岸建築物の耐津波設計など、第一線の研究者による論稿を多数掲載。
【目次】
■巻頭言
バランスと調和の時代づくりが21世紀最大の課題
■巻頭解説
2022年トンガ噴火で発生した火山性津波
■特集 COVID-19対策技術のいま
光技術による新型コロナウイルスの見える化・不活化技術の開発 ―安全・安心な空間を目指して―
新しい迅速・高感度・携帯型POCT(Point of Care Test)システムGenPadの開発
超高速配列相同性検索ソフトウェアPZLASTによるメタゲノムデータマイニング
■論考
ハザードチェーンを考慮した沿岸建築物に対する耐津波設計に関する基礎的研究
海上低層雲による気候変動緩衝
■解説
スポーツ技能上達に関与する「Wスピン」運動原理と、それを習熟するための手法「操育」について
「防災教育すごろく」製作とその普及活動 ―当事者意識の醸成の実践事例―
アクター・ネットワーク・セオリーの東洋的経験世界への展開試論
FLOATING CABINの開発と社会実装策
浜口梧陵の「実践的知性」とその背景としての対話について
【著者】
TEN出版委員会
戎崎 俊一
1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年より理化学研究所主任研究員。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)などがある。
増田 光一
1951年千葉県生まれ。1988年日本大学理工学部助教授、1993年同教授。2020年より日本大学理工学部研究所上席研究員。専門分野は、海洋建築工学、水波・浮体工学、津波防災工学。2020年11月から国際津波防災学会副代表を務める。 -
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TEN (Tsunami, Earth and Networking)vol.3 特集 河川災害から命を守る フンガトンガ・ フンガハアパイ火山噴火緊急特集
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2022年04月22日配信
¥1,650(税込)
水害対策研究の最前線や、トンガ沖噴火の最新報告を掲載する、国際津波防災学会・定期刊行誌第3巻。
2017年の設立以来、自然災害から人々の生命と財産を守ることを目標に、研究者のみならず行政や民間事業者、教育など幅広い参加者を有機的に結びつけてきた、国際津波防災学会による定期刊行誌。第3巻では、水害対策研究の最前線を特集。水害時に「浮く」構造物による災害対策など、分野横断的な研究成果を論稿として掲載する。また、22年1月のトンガ沖噴火に関する最新論文では、世界に津波発生の影響を及ぼした火山噴火の概要が解説されるとともに、過去の巨大噴火が社会に及ぼしてきた影響が論じられる。
【目次】
A Paradigm Shift in Human Security : Which Way to Turn?(山中燁子)
令和元年東日本台風による水害被害とその対応(小浪尊宏)
津波・河川水害に対応したFLOATING CABINの研究開発(畔柳昭雄、増田光一、相田康洋、居駒知樹、戎崎俊一、江頭満正)
FLOATING VEHICLEの研究開発(江頭満正)
フンガトンガ・フンガハアパイ火山の2022年噴火とそれに伴う津波の概要(速報)(石峯康浩)
巨大火山噴火の社会への影響:過去の事例から(田家康)
災害弱者自身が個々の実情に合った避難対策を作成できる方法論(清水宣明)
津波避難行動を阻害する諸要因―克服の取組みに向けた一考察―(小野寺清)
ホモ・サケルとしての外国人技能実習生(近藤秀将)
岸壁係留船舶の津波被害予測データベースの構築について(増田光弘、筒井千暁)
津波防災対策のハード・ソフトの整合化(浜田英外)
地球平均気温測定の新手法の提案(丸山茂徳、戎崎俊一)
【著者】
国際津波防災学会
国際津波防災学会は、2017年の設立以来、自然災害から人々の生命と財産を守ることを目標に、防災に関する研究開発分野の発展と、防災対策の国際的な連携協力や教育普及に尽力してきた。
同学会への参加者は、研究者、技術者、政治家、行政担当者、民間事業者、教育、メディア関係者、各界識者、NPO、活動家と幅広く、防災に関わる意志を有する人々を有機的に結びつけてきたことが、同学会の大きな特徴である。
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TEN (Tsunami, Earth and Networking)vol.3 特集 河川災害から命を守る フンガトンガ・ フンガハアパイ火山噴火緊急特集
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2022年04月22日配信
¥1,650(税込)
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