海兵51期は先見の明にあふれた俊傑の宝庫だった。51期卒業の大井篤、木阪義胤、樋端久利雄が知恵を出し合って画期的な新空母「制空母艦」を生み出し、帝国海軍の建造計画は大きく改定される。その結果、大和型三、四番艦の建造は中止となり、制空母艦をふくむ大型空母4隻が起工される。そして一番艦「帝龍」が昭和17年6月12日に竣工、いよいよソロモン海へ出撃してゆくが、そこでは暗号解読に成功した米海軍の空母が5隻も待ち伏せしていた。制空母艦「帝龍」は、はたして味方の窮地を救えるのか!?大量の零戦がその広大な飛行・・・
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連合艦隊はガ島の占領に成功。しかし1943年に入ると、米海軍はエセックス級空母を続々と竣工させてきた。
その空母増産力は帝国海軍をはるかに凌ぎ、高速空母10隻をそろえた米軍は本格的な反攻を開始、9月にはついにポートモレスビーを奪い返されてしまう。
連合艦隊の執るべき作戦はただひとつ、制空母艦3隻をそろえて速やかにハワイを占領するのだ。
海兵51期卒業の樋端久利雄や大井篤などが英知を結集し「ハワイ攻略作戦」を立案するも、米軍機動部隊は11月には早くも次なる作戦へ向けて動き出す。
連合艦隊は米軍の反攻を阻止してハワイを占領できるのか!?
制空母艦3隻が今、出撃してゆく! -
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1942年2月に空母「エセックス」が竣工。9月には早くも南太平洋に「エセックス」が現れ、ガ島争奪戦は長期化の様相を呈し始める。
移動式浮揚ドック「ABSD‐1」を駆使した米海軍の空母補修能力は帝国海軍の常識をくつがえし、米軍機動部隊は再三にわたって息を吹き返す。
このままでは“航空消耗戦に引きずり込まれる!”と憂慮した連合艦隊司令部は、戦艦による二度目のガ島砲撃を計画、戦艦「大和」に対して出撃を命じる。
艦長は松田千秋大佐が務めていた。松田の乗る「大和」は鉄底海峡で大暴れするも、米軍艦載機から執拗な反撃を受け、次第に追い詰められてゆく。
はたして「帝龍」は、決戦場へ間に合うのか!? -
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海兵51期は先見の明にあふれた俊傑の宝庫だった。
51期卒業の大井篤、木阪義胤、樋端久利雄が知恵を出し合って画期的な新空母「制空母艦」を生み出し、帝国海軍の建造計画は大きく改定される。
その結果、大和型三、四番艦の建造は中止となり、制空母艦をふくむ大型空母4隻が起工される。
そして一番艦「帝龍」が昭和17年6月12日に竣工、いよいよソロモン海へ出撃してゆくが、そこでは暗号解読に成功した米海軍の空母が5隻も待ち伏せしていた。
制空母艦「帝龍」は、はたして味方の窮地を救えるのか!?
大量の零戦がその広大な飛行甲板を蹴って、今、飛び立つ! -
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