ロバート・ツルッパゲとの対話
ワタナベアニ(著)
/ボイジャー
作品情報
「君たちに足りないのは哲学だよ。知らんけど」
国内外で活躍を続ける写真家・アートディレクターのワタナベアニ氏による初著書。海外と国内とを行き来する著者による、この国の「哲学」について。「自分がしたいことを考えず、与えられたことだけをこなして自分を騙してしまう。これが哲学の不在です」と、著者はそう語ります。私達はいま、自分に正直に生きているでしょうか。“大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻"したい、そんなあなたへこの本を贈ります。哲学の世界へようこそ。
【目次】
客観的なまえがき
ワタナベアニの前書き
ワタナベアニの前書き その2
1 哲学者とサラリーマン
2 殺人と不倫
3 竹刀とラケット
4 ラノベとワイドショー
5 パラレルとワールド
6 ウィトゲンシュタインと少年ジャンプ
7 名詞とパラダイム
8 野外とフェス
9 サバティーニとスターバックス
10 西葛西とニューヨーク
11 ソクラテスとツルッパゲ
12 デュシャンとゴッホ
13 75億人とカサブランカ
14 ビキニとオオトカゲ
15 ソーシャルとメディア
16 ガラパゴスと世界のサカモト
17 古民家カフェと干し柿
18 ムクドリとワゴンR
19 お金と倍数
20 気づきと学び
21 生きていると死んでいる
22 求めると求められる
23 パリとベルリンのカフェ
24 美容師と料理人
25 キム兄とホームレス小谷
26 ランプと自殺
27 名刺と空港
ロバート・ツルッパゲとの対話
後書き
【著者】
ワタナベアニ
1964年横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、独立。「45R」などのクリエイティブディレクションを手掛ける。日本テレビ『anone』ドラマポスターで日本写真家協会・優秀賞を受賞。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動。
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商品情報
- シリーズ
- ロバート・ツルッパゲとの対話
- 著者
- ワタナベアニ
- 出版社
- ボイジャー
- 書籍発売日
- 2020.01.30
- Reader Store発売日
- 2021.10.22
- ファイルサイズ
- 5.1MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.3 (12件のレビュー)
-
うーん、期待外れ。「下らない大人になるための本」だから不用意に子供に読ませるな、みたいなことが前書きにあるが、そこまでの刺激は感じられなかった。実際、受験生の一歩手前の息子の反応も「なんか何処かで読ん…だことある感じ」という薄味のものだった。今の子供はこのくらいだと簡単に相対化してしまう。
勿論共感できる部分は多いし、ニヤリとさせられるところもある。だけど全般的にどこか面倒臭さがつきまとう。「定食味噌汁抜きで」と注文しても味噌汁がついてきてしまう食堂を批判するくだりがあるが、滅多に来ない、しかも店側に一円の得にもならない客のために、いちいちマニュアルを逸脱したサービスを提供しなくてはならない理由とはなんだろう。著者は定食を提供する作業にもクリエイティビティを要求するのだろうか。そんなのマニュアルに任せて効率よく済まして、全般的な食事やサービスの向上にリソースを振り向けたほうが理にかなうに決まっている。これすらも功利的で気に入らないというのなら、それは最早「俺のわがままを聞け」の領域であるような気がする。それは他の箇所で著者が批判している態度そのものではないのか。
他の箇所も、オヤジギャグを挟んで柔らかい感じを演出してはいるが、紋切り型を紋切り型で批判する、既視感を伴った硬直的な議論が並ぶ。個人的に合わないなと思ったのは、10行くらいで一段落、のいかにもウェブ記事的な構成。いかにもネットに転がっていそうでわざわざ本にする必要があるのだろうかとすら思ってしまう。もっと驚きに満ちた突拍子もないものを期待していたのだが、畢竟タイトルと表紙以上に刺激的だと思える箇所にはついに出会えず仕舞いだった。続きを読む投稿日:2020.10.21
ここ最近で読んだ本の中で一番ひどかった。哲学という言葉を使わないでほしい。
筆者はいろんな国を訪れたことがあるため、ご自身のことを広い視野を持っていると思い込んでおられるようだが、日本人分析も世界の分…析も中途半端。自分が出会った人を知った気になって、それを「〇〇人は…」と、拡大解釈しただけのように思える。筆者が所属するコミュニティに偏りがあることがよくわかる本だった。日本の中でいいので、異なるコミュニティの人と交流してはどうだろうか。一番手っ取り早く、女性視点を理解することから勧めたい。
終始自分の価値観しかなく、他者視点に立てない。非常に狭い世界を行き来して自論の展開するのみで、あまりの貧しさに悲しくなった。世界はもっと広い。
いっそエッセイに全振りしたほうがいい本になったはず。これ本に哲学のことなど何も書かれていない。この程度の内容なら本にする必要がなく、ネットの海に漂っているだけでいい。資源の無駄である。続きを読む投稿日:2023.12.02
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