小説
紙魚の手帖
シリーズ内の平均評価:
(16)
「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也・・・
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秋永真琴、織守きょうや、越谷オサム、西條奈加、千早茜、深緑野分の豪華執筆陣で贈る、読切特集「料理をつくる人」。フレッド・ヴァルガス、短編掲載ほか。/【目次】【特集 「料理をつくる人」】向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●〈お蔦さん〉シリーズ最新作/白い食卓 千早 茜●水族館で出会った女の提案/メインディッシュを悪魔に 深緑野分●悪魔を満足させる至高の料理/冷蔵庫で待ってる 秋永真琴●とっておきの食器に盛り付けた手料理/対岸の恋 織守きょうや●姉の結婚の日、弟が取った行動は?/夏のキッチン 越谷オサム●カレー作りに一人で挑戦する少年/【小説】明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ/名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹●20年ぶりに再会した探偵と元助手/特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智●映画撮影を描く青春ミステリ/粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志●終戦まもない東京を活写する連作/記憶の対位法 第7回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/ディオニソス計画 宮内悠介●1968年、二重密室殺人の謎/クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ/【コミック】倍々の冒険 熊倉 献●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回/【特別企画】〈日本推理作家協会賞・翻訳部門〉 応援メッセージ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子/装幀の森 第9回 柳川貴代/翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美/乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣/ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき/私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法/【INTERVIEW 期待の新人】麻宮 好/【INTERVIEW 注目の新刊】『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと/『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏/『夜明けのはざま』 町田そのこ/【訃報】追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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第33回鮎川哲也賞&第1回創元ミステリ短編賞選評掲載。新野剛志、連作ミステリ連載スタート。今村昌弘による、〈明智恭介〉シリーズ最新短編ほか。/【目次】【受賞作決定!】第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信/【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】嘘つきたちへ 小倉千明●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す……/朝からブルマンの男 水見はがね●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か?/【新連載】粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作/【〈明智恭介〉シリーズ最新作!】泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って……/【小説】明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開く――/きみのかたち 第9回 坂木 司●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで……/名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ている――/記憶の対位法 第6回 高田大介●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が……/※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません/※澤村伊智「特撮なんて見ない」は休載です/【コミック】第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで……/【特別企画】日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー/【ESSAY】私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子/装幀の森 第8回 柳川貴代/翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文/ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦/※若島 正「乱視読者の読んだり見たり」は休載です/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣/ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也/私の必需品*古本あれこれ 柳川 一/【INTERVIEW 期待の新人】岡本好貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人/『でぃすぺる』 今村昌弘/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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アンソロジーシリーズ《Genesis》、『紙魚の手帖』に合流! 柞刈湯葉、円城塔、小田雅久仁、高山羽根子などで贈る、まるごと夏のSF特集号。/【目次】【受賞作決定!】第14回創元SF短編賞 選評 宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)/【第14回創元SF短編賞受賞作】竜と沈黙する銀河 阿部登龍●2035年。〈竜の女王〉の影を追い、査察官ザーフィラは故国へ向かう。第14回創元SF短編賞受賞作/【小説】くらりvsメカくらり 青崎有吾●出版社を破壊するのは何者だ? W映像化で話題の著者が描くアクションSF/記憶人シィーの最後の記憶 柞刈湯葉●人類が消えて数百年。完全な記憶を持つ少年と喋る黒猫は、終わりのない旅を続けていた/ローラのオリジナル 円城塔●画像生成者の語り手が作り上げる「ローラ」。命令と選別によって生まれ、殖えてゆく、無数のローラたち――/扉人 小田雅久仁●雨の日の運命的な出会いから二年、男は突然私の前から消えた。国家安全局に追われる彼の正体とは/手のなかに花なんて 笹原千波●中学生の優花は、夏休みを祖母と過ごす。認知機能の低下が見られるなか、情報人格となった祖母と……/この場所の名前を 高山羽根子●大学事務で学生の要望を淡々と処理する私が夢中になったのは、ネット上で行う協力型場所当てゲームだった/ときときチャンネル♯6【登録者数完全破壊してみた】 宮澤伊織●ネットの紹介記事がバズって登録者数が急増! 一気に五〇〇人を目指し、今回は耐久配信をお届けします/冬にあらがう 宮西建礼●史上有数の大噴火発生。地球規模の苛酷な食料危機に、高校生とAIが立ち向かう/英語をください アイ・ジアン 市田泉訳●言語能力を売買できるようになった近未来。中国から移住してきたジリアンは単語を切り売りしながら生活しているが――/※芦辺拓「明治殺人法廷」、坂木司「きみのかたち」、桜庭一樹「名探偵の有害性」、澤村伊智「特撮なんて見ない」、高田大介「記憶の対位法」は休載です/【コミック】第2回 空中楼閣 熊倉献●告白の権利を賭けて競うSF研男子部員たちは、高嶺の花に手が届くのか――/【創元SF60周年記念】特別対談 草創期の創元SF 高橋良平×戸川安宣/特別寄稿 四十三年めの『星を継ぐもの』 加藤直之/【ESSAY】翻訳のはなし第10回 銀河帝国の方々(ほうぼう)――新訳裏話 鍛治靖子/乱視読者の読んだり見たり第8回 異星(性)との遭遇――レムとル=グィン 若島正/※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、柳川貴代「装幀の森」は休載です/【COLUMN】ひみつのおやつ*コンビニのクレープ 品田遊/私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選 野﨑まど/【SF BOOKREVIEW】国内SF 渡邊利道/翻訳SF 鯨井久志/【特別企画】第23回本格ミステリ大賞贈呈式レポート/【INTERVIEW 期待の新人】前川ほまれ/水庭れん/【INTERVIEW 注目の新刊】『君の六月は凍る』 王谷晶/『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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浅ノ宮遼/眞庵、北山猛邦、京橋史織、久青玩具堂、大和浩則で贈る、初夏のミステリ読切特集。本誌初登場! 熊倉献によるコミック新連載スタートほか。
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桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。乾 ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾 悠、雛倉さりえなど豪華執筆陣で贈る、読切特集「舞台!」。宮澤伊織、読切短編掲載ほか。/【目次】【新連載】名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!/【特集 舞台(ステージ)!】ここにいるぼくら 近藤史恵●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった/宝石さがし 笹原千波●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――/おかえり牛魔王 白尾 悠●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは/ダンス・デッサン 雛倉さりえ●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった/モコさんというひと 乾 ルカ●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……/『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー 宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆/【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!〈猟区管理官ジョー・ピケット〉の世界】発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!/〈猟区管理官ジョー・ピケット〉シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉/ここだけの訳者あとがき 野口百合子/2023年6月刊行! 新刊『Off the Grid』紹介/【小説】明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは/きみのかたち 第7回 坂木 司●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?/特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……/記憶の対位法 第4回 高田大介●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――/ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?/【特別企画】第23回本格ミステリ大賞候補作決定!/第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート/【ESSAY】私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子/装幀の森 第6回 アルビレオ/翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重/乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正/ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと/私の必需品*ブックカバー 砂村かいり/【INTERVIEW 期待の新人】真紀涼介/【INTERVIEW 注目の新刊】『赤い月の香り』 千早 茜/『花に埋もれる』 彩瀬まる/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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今村昌弘による、明智恭介の活躍を描くシリーズ最新短編。夕木春央、君嶋彼方、川野芽生、斧田小夜、床品美帆など注目新鋭の短編を掲載、特集「2023早春・若手作家の宴」ほか。
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飛鳥井千砂、嶋津 輝、高山羽根子、寺地はるな、雪舟えまの豪華執筆陣による、テーマ読み切り競作「冠婚葬祭」。米澤穂信、シリーズ最新作「倫敦スコーンの謎」掲載ほか。/【目次】【小鳩君と小佐内さんが活躍する、シリーズ最新短編!】倫敦(ロンドン)スコーンの謎 米澤穂信●年に一度のお楽しみ、シリーズ最新作。今回は小佐内さんの小市民的スクール・ライフのために小鳩君が知恵を貸します/【読切特集「冠婚葬祭」】もうすぐ十八歳 飛鳥井千砂●〈冠〉“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う/ありふれた特別 寺地はるな●〈冠〉成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描く、じんわり温かな物語/二人という旅 雪舟えま●〈婚〉家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”/漂泊の道 嶋津 輝●〈葬〉 葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた/祀りの生きもの 高山羽根子●〈祭〉 神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま/【小説】明治殺人法廷 第2回 芦辺 拓●明治二〇年冬、保安条例によって東京を追われる民権派の人々。その中には探訪記者・筑波の姿もあった/かなり具体的な提案 犯罪相談員〈4〉 石持浅海●あいつは彼女を見捨てたうえ、私のことも裏切った。恨みを晴らすべく、相談員との会話にヒントを得て行動を起こすが……/1(ONE) 中編 加納朋子●町で起こった騒動を経て、我が家に仔犬がやって来たが……。〈駒子〉シリーズ最新作!/きみのかたち 第5回 坂木 司●待ちに待った、新五年生としての初登校。でも、学校ではいろんなことが変わっていて……/特撮なんて見ない 第5回 澤村伊智●脅迫状や主演の演技など問題が続出する中、真帆が怪獣のスーツアクターとしてスカウトしたのは?/記憶の対位法 第3回 高田大介●祖父の遺した黒い箱には、謎そのものが入っていた。ジャンゴは意外な人物の助力のもと、探究に乗り出す/モンドールの理由 近藤史恵●「松島くんが、この業界に残りたくなるような料理を作ってよ」羽田野さんの難題に三舟シェフはどう応えるのか……/刑事何森 エターナル 丸山正樹●飯能のラブホテルで発生した殺人事件。被疑者が残した「ラッソン」の意味とは?/オークの心臓集まるところ サラ・ピンスカー 市田 泉 訳●古いバラッドについての推理は、恐るべき真相に近づき……二〇二二年ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作/【特別企画】矢吹駆連作の舞台裏 笠井 潔/【ESSAY】装幀の森 第4回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第6回(最終回) 北村 薫・有栖川有栖・宮部みゆき/翻訳のはなし 第6回 声が大事なんです 市田 泉/【COLUMN】ひみつのおやつ*砂糖湯と食パン 榎田ユウリ/私の必需品*たった4分のエール 内山 純/【INTERVIEW 期待の新人】荻堂 顕/【INTERVIEW 注目の新刊】『水底のスピカ』 乾 ルカ/『青木きららのちょっとした冒険』 藤野可織/【訃報】追悼 津原泰水 北原尚彦・紅玉いづき/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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■第32回鮎川哲也賞&第19回ミステリーズ!新人賞選評、ならびに第19回ミステリーズ!新人賞受賞作・真門浩平「ルナティック・レトリーバー」掲載。■ダブル新連載スタート! 芦辺拓『明治殺人法廷』、加納朋子『1(ONE)』。■特別企画「新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋」、「鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘」掲載。■秋永真琴、榊林銘、櫻田智也、ネイサン・イングランダー読切ほか。/【目次】【受賞作決定!】第32回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第19回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第19回ミステリーズ!新人賞受賞作】ルナティック・レトリーバー 真門浩平●名門大学学生寮で、日食の最中に巻き起こった事件を描く。第19回ミステリーズ!新人賞受賞作/【新連載】明治殺人法廷 第1回 芦辺 拓●新聞記者、そして弁護士──自由民権運動を支えた知識人たちが挑むのは「謎」と「権力」! 待望の長編ミステリ新連載/1(ONE) 前編 加納朋子●ぼくはあの子にとっての一番になりたかった──。日本各地を移住する家族と犬をめぐる物語。短期集中新連載!/【小説】ねじれ位置の殺人 犯罪相談員〈3〉 石持浅海●あの夜の出来事は事故なんかじゃない──双子姉妹の妹の死を巡り、残された者たちの間で殺意と愛情が交錯する/きみのかたち 第4回 坂木 司●小学五年生になったはずなのに、まだ一日も学校に通えていない。でも、悪いことばかりでもなく……?/特撮なんて見ない 第4回 澤村伊智●「映画製作を中止せよ」という脅迫状が、撮影クルーに影を落とす。そんな中、撮影で思わぬ問題が浮上し……/記憶の対位法 第2回 高田大介●亡き祖父が隠れ暮らした小村を訪れたジャンゴ。祖父の家に眠るのは、フランスの「苦い記憶」そのものだった……/ファインダー越しの、 秋永真琴●ペンケースの中の、そんなに使わない色のペンみたいに持ちつづけている、あの子への微妙な気持ち/『昭和ふしぎ探訪』 愛蔵版に寄せて 榊林 銘●かつて世間を騒がせた『奇跡の少女』。記者は取材のため、彼女の入院先である病院を訪れるが……/黒いレプリカ 櫻田智也●埋蔵文化財センターに、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡が……。〈エリ沢泉(えりさわせん)〉シリーズ最新作※(「エリ」は「魚」偏に「入」)/二十七番目の男 ネイサン・イングランダー 小竹由美子 訳●拉致され、投獄された作家や詩人。だが二十七人のうち、最後の一人は……フランク・オコナー国際短編賞受賞作家の衝撃作!/【特別企画】新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋/鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘/【ESSAY】装幀の森 第3回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第5回 有栖川有栖・宮部みゆき・北村 薫/翻訳のはなし 第5回 短歌と小説、どちらがこわい 金原瑞人/乱視読者の読んだり見たり 第4回 死人に口あり 若島 正/ホームズ書録 これはホームズ翻案なのか?「探偵小説 二重棺の秘密」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*季節限定パフェ 敷島シキ/私の必需品*パーソナル密室 北山猛邦/【INTERVIEW 期待の新人】荒木あかね/【INTERVIEW 注目の新刊】『仕掛島』 東川篤哉/『録音された誘拐』 阿津川辰海/【訃報】追悼 松田道弘氏、三田皓司氏、島崎 博氏、光原百合氏 戸川安宣/追悼 Noribou(唐仁原教久)氏 編集部/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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大注目の翻訳ミステリ&真夏のホラー特集。高田大介、歴史ミステリ新連載スタート。近藤史恵、小田雅久仁、久永実木彦、雛倉さりえ読み切りほか。/【目次】【特集】今こそ見逃せない! 大注目の翻訳ミステリ/印象的な男 ピーター・スワンソン 務台夏子 訳●ランチタイムに毎日現れるクレーマーの謎/アマポーラ ルイス・アルベルト・ウレア 門野 集 訳●MWA最優秀短編賞受賞作!/2022年東京創元社の翻訳ミステリ刊行リスト/2022年上半期翻訳ミステリの動向 若林 踏/ジャナ・デリオン 〈ワニ町〉シリーズ応援イラスト 松島由林/名作ミステリ新訳プロジェクト・パーフェクトガイド/祝 翻訳ミステリー大賞および読者賞決定!/【特集】慄える・惑う・憑かれる 真夏のホラー/古池町綺譚 小田雅久仁●奇妙な町に迷い込んだ男/紹興庵 幻想文学会の思い出 南條竹則●怪奇幻想の時代を築いた人々の記録/赤虫村の怪談 大島清昭●8月刊行新作、一部先行掲載!/芦花公園『とらすの子』刊行記念鼎談!/多彩な恐怖の探求者たち――新鋭ホラー作家ガイド 朝宮運河/創元ホラー長編賞 応募規定/【新連載】/記憶の対位法 第1回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/【小説】夫の罪と妻の罪 犯罪相談員〈2〉 石持浅海●犯罪に手を染めるか悩む者が訪れるNPO法人/きみのかたち 第3回 坂木 司●現代の小学生の探偵行/間の悪いスフレ 近藤史恵●ビストロ・パ・マルでプロポーズ/わたしたちの怪獣 久永実木彦●父が死んだ日、東京湾に怪獣が出現して……/ホロウ・ダンス 雛倉さりえ●吸血鬼狩りと吸血鬼のおだやかなふたり暮らし/刑事何森 逃女 丸山正樹●ベトナム人技能実習生が起こした事件の真相は/【ESSAY】装幀の森 第2回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第4回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第4回 スウェーデン語─英語─スウェーデン語 柳沢由実子/【COLUMN】ひみつのおやつ ラムネ 八目 迷/私の必需品 オフの環境 阿泉来堂/【INTERVIEW 期待の新人】藤 つかさ/五十嵐律人/【INTERVIEW 注目の新刊】『汝、星のごとく』 凪良ゆう/『夜の道標』 芦沢 央/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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石持浅海、大倉崇裕、倉知 淳などの競演で贈る、倒叙ミステリ特集! 第22回本格ミステリ大賞全選評掲載ほか。※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません。/【目次】【特集】人気作家による豪華競演! 名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線/五線紙上の殺意 犯罪相談員〈1〉 石持浅海●[新連載]そのNPO法人には、犯罪に手を染めるべきか悩む人が相談にやってくる――/ギガくらりの殺人 相沢沙呼●あの名探偵キャラが本誌初登場。くらりとの奇跡のコラボも実現!/空ろの匠 大倉崇裕●芸者のために美しい髪飾りを五十年以上つくり続けた老職人。唯一人の弟子を殺した彼の心理を福家警部補が探る/世界の望む静謐 倉知淳●付き纏ってくる同僚を手にかけた美術予備校の講師の前に、死神めいた刑事が立ちはだかる/吾輩は犯人である 似鳥鶏●吾輩は猫である。名前は「トラさん」である。多彩な作風で知られる著者はじめての倒叙ミステリ/[ブックガイド]『Shooting Columbo』の衝撃 町田暁雄/【第22回本格ミステリ大賞全選評】第22回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第22回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉[小説部門]芦辺拓・米澤穂信[評論・研究部門]小森収/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【小説】きみのかたち 第2回 坂木司●コロナウイルスの流行で小学校は休校。外に出られないし、友達にも会えない。これって、いつまで続くの?/特撮なんて見ない 第3回 澤村伊智●“残念な美形”の男子生徒を主演にスカウトした真帆が、次に声を掛けたのは……/小瓶の魔族 廣嶋玲子●人間嫌いの魔族と自由を愛する女船長の出会いの物語/台北パテーベビー倶楽部 溝渕久美子●一九三二年、台北。家族に疎まれ海を渡った二人は、この街で出会った。第12回創元SF短編賞優秀賞受賞第一作/【ESSAY】装幀の森 第1回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第3回 有栖川有栖・北村薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第3回 持ちこみ成功! 越前敏弥/ホームズ書録 切り抜き合本にはまだ翻案が 『単編集 乙一』『単編集 乙四』北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*おやつの時間 白尾悠/私の必需品*使い古しのペン 潮谷験/【INTERVIEW 期待の新人】京橋史織/川野芽生/【INTERVIEW 注目の新刊】『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』辻真先/『空をこえて七星(ななせ)のかなた』加納朋子/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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凪良ゆう『流浪の月』、映画化記念特集! 坂木司『きみのかたち』、長編連載開始。櫻田智也、君嶋彼方ら読み切り掲載ほか。/【目次】【特集】2022年5月映画公開記念 小説と映画でより深く楽しむ『流浪の月』の世界/映画『流浪の月』特別鼎談 凪良ゆう×広瀬すず×松坂桃李/流浪の月 シナリオ版(抄) 原作:凪良ゆう 脚本:李 相日/未来の月へ 凪良ゆう/書店員エッセイ『流浪の月』文庫化に寄せて 紀伊國屋書店新宿本店 丸森ひなの・紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子・三省堂書店池袋本店 早野佳純・今野書店 坂井絵里/【新連載】/きみのかたち 第1回 坂木 司●「いつも」が毎日から消えた時、はじめて見えたもの。コロナ禍に見舞われる現代を生きる少年探偵たちの物語/【小説】/特撮なんて見ない 第2回 澤村伊智●自主映画制作の資金調達のため、真帆が提案したアイデアが、湯浅組に思いがけない波紋を呼んでしまい……/ジャッカル 乾石智子●本の魔道師ケルシュが助けた少年はジャッカルを連れていた/青いワンピースの怪談 大島清昭●実話怪談作家・呻木叫子が博物館学芸員から聞いた怪異──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作家の最新作/神の光 北山猛邦●一九五五年、一攫千金を夢見て忍び込んだ高レートカジノ。そこで遭遇した奇妙な“消失”事件とは──/ちゃんとしない息子 君嶋彼方●いつの間にか彼は、我が家にいつくようになった──新鋭が贈る、ちゃんとしない家族をめぐる物語/赤の追憶 櫻田智也●翠里が経営する花屋を訪れた客は、様々な事情を抱えていそうだったが……。〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/まるで渡り鳥のように 藤井太洋●動物は故郷を目指して“渡り”をする。そして宇宙に進出した人類も――現代SFの最前線!/北の詩人からの手紙 柳川 一●若き日の江戸川乱歩の姿を描いた 第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」の後日談登場/ハンブルパピー ジョーン・エイキン 三辺律子 訳●競売で手に入れた箱に入っていたのは?/シャンクスと鍵のかかった部屋 ロバート・ロプレスティ 高山真由美 訳●『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』の名探偵、作家シャンクスがふたたび鮮やかな謎解きを披露します!/【特別企画】有栖川有栖×綾辻行人×今村昌弘『図書館でミステリー ミステリー作家(3(参上))』開催報告/第22回本格ミステリ大賞候補作決定!/第22回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第2回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第2回 仕事椅子の話 中原尚哉/乱視読者の読んだり見たり 第3回 ジーン・ウルフの“Suzanne Delage”を読む 若島 正/ホームズ書録 切り抜き合本から掲載号を推理した「探偵実話 村醫者」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*菓子パン 菊石まれほ/私の必需品*雨の音 一本木透/【INTERVIEW 期待の新人】床品美帆/清水裕貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな/『獣たちの海』上田早夕里/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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対談や短編掲載などで贈る、『短編ミステリの二百年』(小森収編)完結記念特集。気鋭・澤村伊智が贈る、長編新連載スタート! 近藤史恵、榊林銘、イザベル・フォールら読切ほか。/【目次】【特集】祝・完結!『短編ミステリの二百年』振り返り/対談 小森 収(『短編ミステリの二百年』編者)×杉江松恋(書評家)/ここだけの編集後記/『短編ミステリの二百年』全6巻編者解題/誰が配ったっけ? リング・ラードナー 直良和美 訳●『短編ミステリの二百年』ボーナストラックは、都会小説の名手による「語り」の極致/【新連載】特撮なんて見ない 第1回 澤村伊智●みんなと撮った青春映画のおかげで、わたしはここに立ってる――気鋭が贈る異色のミステリ長編、開幕!/【読切】運命女神(リトン)の指 乾石智子●小さな織物工房を営む三人の女性、その正体は……/解説/〈オーリエラントの魔道師〉年表/〈オーリエラントの魔道師〉地図/おうち 倉田タカシ●わたしがかつて暮らし、自ら出て行った家は、“人間の言葉を理解する”という猫たちの家になっていた/正義のための闘争 倉知 淳●これは重大な裏切りだ――信頼していた秘書を殺したタレント文化人の前に、死神めいた風貌の刑事が現れる/幻想のフリカッセ 近藤史恵●「メインは若鶏のフリカッセだ。これは絶対に食べてもらわないと」兄弟らしい二人はこんな会話をしていた/自殺相談 榊林 銘●いのちの相談窓口に、女子高生が電話をかけてきたが……。『あと十五秒で死ぬ』で話題の新鋭が贈る最新短編/銀が舞う 砂村かいり●家庭とパート先、現実と夢のあわいで揺れ動く心を描いた、期待の新鋭による最新短編/影たちのいたところ 松樹 凛●八月、夕暮れの浜辺で少女が出会ったのは、“影”を連れた少年だった。第12回創元SF短編賞受賞第一作/聖樹(せいじゅ)森谷明子●少年の濡れ衣を晴らすため、おなじみ秋葉図書館の司書探偵たちが立ち上がる! 秋葉シリーズ待望の最新作/星合(ほしあい)森谷明子●秋葉家の先祖が残した開かずの文箱。そこにはどんな秘密が? 少年と司書たちが、旧家の謎に挑む!/私の性自認は攻撃ヘリ イザベル・フォール 中原尚哉 訳●発表直後から大議論を呼んだヒューゴー賞候補の問題作、ついに邦訳/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第1回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第1回 エンタメ翻訳党宣言 田口俊樹/乱視読者の読んだり見たり 第2回 ジーン・ウルフの「取り替え子」を読む 若島 正/【COLUMN】ひみつのおやつ*ポテトチップス 蝉谷めぐ実/私の必需品*今日の一本 風森章羽/【INTERVIEW 期待の新人】明神しじま/【INTERVIEW 注目の新刊】『残月記』小田雅久仁/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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