金の角持つ子どもたち
藤岡陽子(著)
/集英社文庫
作品情報
「サッカーをやめて、塾に通いたい」小6になる俊介は、突然、両親にそう打ち明ける。日本最難関と言われる中学を受験したいのだ、と。難聴の妹・美音の小学校入学を控え、家計も厳しい中、息子の夢を応援することを両親は決意。俊介の塾通いが始まる。だが、彼には誰にも言えない“秘密”があって・・・・・・。人は挑むことで自分を変えることができる。未来を切り開こうと奮闘する人々を描く、感動の長編小説。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 金の角持つ子どもたち
- 著者
- 藤岡陽子
- 出版社
- 集英社
- 掲載誌・レーベル
- 集英社文庫
- 書籍発売日
- 2021.05.25
- Reader Store発売日
- 2021.07.01
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 288ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.4 (214件のレビュー)
-
『問1 高さ5メートルの街灯の真下に、身長1メートル60センチの太郎がいます。太郎は毎秒1メートルの速さで、そこからまっすぐに歩き始めました。このとき街灯によってできる太郎の影の、先端の速さは毎…秒何メートルですか』。
えっ? ( ˙࿁˙ )ポカーン
ブクログのレビュー史上初!、中学入試の算数の過去問題から始めてしまったこのレビューですが、あなたはこの問いに難なく答えを出すことができるでしょうか?このレビューを読んでくださっている大半の方は『中学受験』という年齢をゆうに超えられた方ばかりだと思います。そう、この問題の答えを出すのに日々遅くまで勉強を続けているのは、あなたよりずっと年下の子どもたちなのです。
あなたは『中学受験』を経験されたでしょうか?ご本人が受験した、子どもが受験したとさまざまな形で経験された方は一定数いらっしゃると思います。一方でお子さんが産まれたばかりという方の中には、そんな未来もあるのかな?と漠然とした不安を抱く方もいらっしゃるかもしれません。そして、『子どもは遊ぶのが仕事なのだから塾なんて可哀そう』、『まだ子どものあなたたちを七時間も八時間も押し込めて、机に向かってひたすら勉強させる』という現実を肯定できないといった意見をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。主に首都圏を中心に年々高まる『中学受験』の割合は東京においては、いまや四人に一人という極めて高い割合に上昇しているといいます。あなたは、そんな『中学受験』というものにどのような感情をお持ちでしょうか?
さて、ここにそんな『中学受験』にダイレクトに光を当てる作品があります。『おれ、中学受験がしたいんだ』。ある日突然にそんな思いを口にした息子を見やる母親視点で始まるこの作品。そんな息子が胸に秘める深い心の内を見るこの作品。そしてそれは、『中学受験』という試練を課せられた小学六年生の子供たちに、『未来を指し示す希望の光』、『金の角』が生える瞬間を見る物語です。
『(お兄ちゃんまだ?私、もうお腹すいた)』と、『腰の辺りをぽんぽんと叩かれて』そこに娘の美音(みおん)の姿を見るのは主人公の戸田菜月(とだ なつき)。そんな時『玄関のドアが開く音』がし、迎えに出た菜月の前に『両方の目』から涙を溢れさせ『上がり框』に座る俊介の姿がありました。『おれ、選ばれなかった』、『トレセンのメンバー』と呟く俊介。『サッカーの日本代表になりたい』と言い続けてきた俊介がその第一歩と目指してきた『日本代表選手に』選ばれるための第一歩。そのメンバーに選ばれなかったという俊介に慰めの言葉をかける菜月に、俊介は思いもよらない言葉を語ります。『お母さん、おれサッカーやめる』、『このまま続けててもしょうがない』と言う俊介に『お父さんに相談してからじゃないと』と慌てる菜月。場面は変わり、夜になって父親の浩一が帰宅しました。『今日は二台売れたよ』と、『車の販売員』をする浩一は『弾んだ声』で菜月に語ります。一方の菜月は『俊介が、もうサッカーをやめるって言うのよ』と今日の出来事を話すと、『なに言ってんだ、今回選ばれなかったくらいで』と返す浩一。そんな時、『サッカーはもうやめる。決めたんだ』と俊介がその場に現れました。『決めたっておまえ。そう簡単なことじゃ』と言い返そうとする浩一に、『おれ、塾に行きたいんだ』、『おれ、中学受験がしたいんだ』と告げる俊介。『中学受験という言葉があまりに予想外』で動揺する菜月に対して、『なにが中学受験だ… 理由を作るなら、もっとましなもん考えろ』とため息をつく浩一。そんな二人を前に俊介は『お父さん、おれ本気なんだ。行きたい中学があるんだ。だから塾に行きたいんだ』とはっきりその思いを語るのでした。そして、『お父さん、お願い』と懇願する俊介に、『だめだ。無理だと言ってるだろうっ!』とボルテージが上がっていく二人。再度場面は変わり、夫婦の寝室で語り合う菜月と浩一。そんな場面で菜月は『中学受験、させてあげてもいいんじゃないかな』と語りますが、『先天性の難聴がある美音』を『聾学校じゃなく普通学校』に四月から通わせる等、不安な要素を抱え、また『私立中学に通わせる余裕』がない懐事情から浩一は否定的な意見に終始します。そして何日か後、再び夫婦で言い争っている場面に俊介が現れ、一冊のパンフレットを差し出しました。『東栄大学附属駒込中学校』、『日本で一番難しいんだって。おれも、ここを目指したいんだ』と真摯に語る俊介は『この学校は国立なんだ。だから学費がすごく安いんだ』とも補足します。そして、『お願いします、中学受験をさせてください』と頭を下げる俊介。そんな俊介が一年後の中学受験へ向けて塾通いをスタート、その本番へひたむきに努力を続ける姿が描かれていきます。
『おれ、中学受験がしたいんだ』、『行きたい中学があるんだ。だから塾に行きたいんだ』。
小学五年の二月、息子から予想外の思いを突然告げられ衝撃を受ける夫婦。そんなインパクトのあるシーンから始まるこの作品。今や首都圏を中心に年々増え続ける『中学受験』に光を当てていきます。受験というものに光を当てる作品と言えば、”合格という文字を見たとき、今までの自分の人生に起きたどんなことよりも強い喜びを感じた”というゴールを目指して小学校”お受験”のXデーへと突き進む母親たちの心の葛藤を描く角田光代さん「森に眠る魚」、”採点するヤツらは、他人の人生かかってるなんてみじんも思っちゃいない”という高校入試の運営側の視点で描く湊かなえさん「高校入試」などがあります。子供たちにとって人生で初めて迎える試練、そこには明確に勝者と敗者が生まれることもあって小説の成り立つ余地が生まれるのだと思います。”準備のために小学三年生の三月から進学塾に入った”と『中学受験』をされた息子さんをお持ちの藤岡陽子さん。そんな藤岡さんは自らの家族が体験されたその舞台を知る立場でこの作品を描かれています。
そんなこの作品でまず挙げられるのは『中学受験』を描く中でその実態をつぶさに描いていく側面です。この作品の主人公は小学五年生の二月、つまり受験まで一年を切った時点で塾通いを始めます。藤岡さんの息子さんが小学三年生の三月からスタートされている通りこの作品の俊介のスタートは一般的には相当に遅い部類です。しかもそのきっかけがサッカーへの挫折と思われるところもあって菜月、浩一の二人は困惑します。
『サッカーやめる理由を作るなら、もっとましなもん考えろ』
『サッカーのことになると、人が変わったように熱くなる』夫の浩一。突然『中学受験』をすると言い出した息子に対する動揺もあってその反応はとても自然です。さらに『中学受験』には巨額の費用がかかります。
『六年生は通常授業に加えてさまざまな講習に原則参加しなくてはいけなくなり、塾に支払う額は百万円を超える』
そんな塾通いを乗り越えても
『万が一、志望校に合格したとして、私立中学に通わせる余裕なんてどこにあるんだよ』
現実社会は甘くはありません。『中学受験』が盛んになってきたとはいえ、どの家庭でも気安くその道に一歩を踏み出せる状況ではない格差社会の現実がそこにあります。さらに、この作品では、『先天性の難聴』があり、『聾学校の幼稚部』に通う妹の美音が『普通学校』の小学生になるというタイミングが重なります。小説だからこその設定と言えなくもありませんが、戸田家に突如訪れた試練の数々は、家族の面々それぞれに覚悟を求めていきます。『なんとか這い上がろう、遅れを取り戻そう』と懸命に机に向かう俊介、『少しでも稼がないと』と、負荷のかかる業務に異動を申し出る父親・浩一、そして兄の状況を慮り、健常者の中に一人慣れない『学童保育』の日々を送る美音。そんな家族の面々の中で〈第一章 もう一度、ヨーイドン〉で視点の主を務める母親の菜月は、自らの過去に起因する今を思います。『悪いけど、高校やめて働いてくれない?』不本意にも高校を退学させられ『中卒』として生きてきた菜月の複雑な思い。そんな菜月は『自分にも夢がある』とはっきりと口にした俊介の言葉に囚われます。『夢は夢。理想は理想。願って叶うこともあれば叶わないこともある』、そんな風に思う菜月は、『中学受験』の勉強漬けの日々を送る俊介を見る中に、そして義母が発した『可哀そう』という一言に迷いの気持ちも見せます。『テレビも観ず、ゲームもせず、外で遊んだりもせずに一日五時間も六時間も勉強する』日々を送る俊介。しかし、そんな中、俊介が発した『夢』という言葉に菜月はある考えに思い至ります。
『本当に可哀そうなのは、夢を持てない大人になることじゃないだろうか。自分に自信が持てないことじゃないだろうか』。
現実社会でも『中学受験』に対する意見はさまざまです。このレビューを読んでくださっている皆さんもさまざまな意見をお持ちだと思います。この作品では単純に『中学受験』を礼賛する立場は取りません。そのために立場の異なる人物にそれぞれの立場からそれぞれの意見を自然な場面の中に語らせていきます。『私はね、塾ってほんとに必要なのかなって思う』、『ここまで過酷な受験勉強をさせることに納得できない』と語る小学校の担任・豊田の視点。『塾にそんなお金かけてどうするの』、『子どもたちが可哀そう』と語る義母の視点。そして、『なあ俊介、なんで中学受験なんかするんだ?』、『うちの父ちゃんが、中学受験なんてなんの意味もないって言ってたぞ』と語る俊介の友人の視点。『中学受験』に乗り出した俊介の周囲の人物が見せるマイナスの感情は皆さんの中にも積極同意される方もいらっしゃるかもしれません。そして、藤岡さんはそんな物語の中で『中学受験』というものをさらに多角的に読者に見せていきます。それが三章にわたる物語の視点を章ごとに切り替えていく手法です。
・〈第一章 もう一度、ヨーイドン〉
→ かつて高校時代に『悪いけど、高校やめて働いてくれない?』と言われ『中卒』としての人生を生きてきた母親・菜月視点。
・〈第二章 自分史上最高の夏〉
→ 『あとどれだけ努力すれば、自分の前に座るやつらに追いつくのか。果たして追いつくことなど可能なのか』と遅れたスタートを取り戻すため踏ん張り続ける俊介視点。
・〈第三章 金の角持つ子どもたち〉
→ 『合格か不合格か、中学受験はそれだけではない』と確かな考えのもとに塾生に向き合っていく塾講師の加地視点。
この視点の切り替えが物語に強く深い説得力を与えていきます。”私はこの物語で「塾活」に懸ける子どもたちの一途な心と、彼らを支える大人の本気を描きたかった”と語る藤岡陽子さん。そんな藤岡さんは、”子どもが目標に向かって努力する姿は、それがなんであっても(スポーツや芸術、囲碁や将棋、ほんとになんでも)大人にとっては眩しいものだ”と続けられます。私は個人的に以前からこの国を覆う不思議な感覚に疑問を抱いてきました。それが、スポーツや芸術に情熱を捧げる、生活の全てを捧げるといって良いくらいに打ち込む姿を単純に礼賛する一方で、勉強、受験にひたむきに取り組む姿を『可哀そう』とこちらも単純に非難する感覚です。これは、テレビや新聞の論調も概ねその姿勢が一貫しています。どうして、練習は良くて勉強はマイナス視点で見られるのか、どうして、試合に勝つことを目指すのは良くて、受験合格を目指すことはマイナス視点で見られるのか、これが、不思議でなりませんでした。子供たちが何に取り組むか、何に情熱を注ぐかは人それぞれです。スポーツだって、芸術だって単純に本人が好きだからということがきっかけとは一概に言えません。そこには、周囲がきっかけを与えたことに始まる場合もあるでしょう。それは、勉強、受験だって同じことです。この作品では、『自分にも夢がある』と語る俊介の強い思いをきっかけに物語が進んでいきます。その『夢』が勉強、受験の先にあることの何が問題なのでしょうか?スポーツや芸術に夢中になることは良くて、勉強に夢中になることはどうして否定的に見られてしまうのでしょうか?どうしてそこに一線が引かれなければならないのでしょうか?藤岡さんが語られる通り、”子どもが目標に向かって努力する姿は、それがなんであっても大人にとっては眩しい”ものです。子どもたちが『頑張る』先が何であるかに大人が色をつけるのは絶対に間違っています。この作品を読んで、今までずっと抱いてきたこの国に潜在する不思議な感覚に対して自分の想いが正しかったと確信を持ちました。
『合格、不合格。そんな判定とは関係なく、あの子がここまで頑張ってきた時間が残る』
そう、私たちが生きるすべての事ごとは必ずしも結果が全てではありません。それを否定してしまうと私たちの人生はあまりに虚しいものになってしまいます。
『人は挑むことで自分を変えることができる』
それは、この世に生きている限りあらゆることに言えるものです。それは、大人であっても、子どもであっても同じことです。自分を変えたいと思う気持ちが続く限り、人は決して負けませんし、決して老いたりもしません。この作品では、小学生だからこそ抱く素直で繊細な感情の中に『自分にも夢がある』という思いを大切にする俊介だけでなく、そんな思いを知って『次の誕生日で三十八歳になる自分が夢を持つなんてことができるのだろうか』と諦めの人生に入りかけていた母親・菜月の心が突き動かされていく様も描かれていました。そこに、塾講師の側から見る『中学受験』の視点が巧みに組み合わされるこの作品。『中学受験』を経験された方、『中学受験』をお子さんに考えられる方、そして『中学受験』にマイナス感情を抱く方、『中学受験』というものをさまざまな立場で考える多くの方々に是非一読いただきたい、この作品は『中学受験』を今こそ冷静に考えるそんな一つの機会を提供してくれる作品だと思いました。
『六年生の夏休みは、人生で一度きりしかない』、思えば小学生という時間は天真爛漫に無邪気な時間を過ごせる人生最後の瞬間と言えるものかもしれません。私は『中学受験』というものを経験することなく社会に出ました。遊び放題に過ごした小学生時代を見やる立場から『中学受験』というものをマイナス感情の中に冷めて見ていた人間でもありました。しかし一方で、スポーツや芸術に夢中になることだけが礼賛される世の中にどうしても納得ができない思いも抱えて生きてきました。人の感情は千差万別であり、当然に絶対的な正解はないとも思います。しかし、この作品を読んで一つの解を得ることができたように思います。
『頑張ってきた』その努力が報われる世の中であって欲しいと思います。
『頑張ってきた時間』が次に活かせる世の中であって欲しいと思います。
そして、
『頑張ってきた』子どもたちの姿をあたたかく見てあげられる世の中であって欲しいと思います。
『金の角はきっと、あの子たちの人生を守ってくれる』。
しみじみと感じ入る物語の結末に、さまざまな想いが去来するのを感じさせてくれた、まごうことなき傑作だと思いました。続きを読む投稿日:2022.09.10
中学受験を舞台にした小説。
実際に受験を経験した人には刺さるのでは。
小説内にも出てくるように、受験には(年齢が低いほど)賛否あるけど、当人たちの努力は価値あるもの。自分も経験者だけど、自分自身過小…評価していた当時を再評価できた(してもらえた)気がして嬉しくなった。
また、大人の学び直しについても描かれており、何となくやる気を貰えた。
教育の在り方について幅広く考えさせられる1冊でした。続きを読む投稿日:2024.05.21
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。