海外で300万部突破の本格的三国志小説、全十巻の刊行開始! 策謀に秀でる政治家、『孫氏の兵法』を駆使する軍人、雄心を壮大に謳い上げる詩人。悪評をものともしない曹操の真の姿を、全十巻で描く。 第一巻は、曹操が悪ガキだった12歳からはじまる。腐敗した官界を悪知恵で生き抜く父に反発、“腐れ宦者の筋”と揶揄されながらも、「治世の能臣」をめざして官途につく20代前半までを描く。類書でも記されることの少ない少年、青年時期がたっぷりと味わえる。 曹嵩、夏侯惇、卞氏、袁紹、鮑信をはじめ、何顒、橋玄、許劭、王甫、・・・
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袁紹に代わって北方を統べ、野心たぎる
官渡の戦いで逆転勝利するも、河北の抵抗は終わらない。袁紹、袁尚、袁譚、そして審配、高幹を討つ戦いが続くのであった。曹操の50歳前後、建安六年から十一年(西暦201年-206年)を描く。
荀彧、荀攸、郭嘉はもちろんのこと、献帝、董昭、許攸、婁圭、孔融、辛毗、崔琰、陳琳、華佗、丁氏、曹丕、曹沖らが登場する
【目次】
第一章 河北軍、続けざまの大打撃
第二章 糟糠の妻を棄てる
第三章 故郷へ錦を飾る
第四章 袁紹、死す
第五章 謀って兵を退く
第六章 劉表征討の構え
第七章 同胞相争う
第八章 天子の反攻
第九章 華佗の治療
第十章 曹操、袁尚を破る
第十一章 董昭、天下取りを勧める
第十二章 袁氏の本拠地を落とす
第十三章 甄氏と袁家の旧臣
第十四章 曹操、泣いて人心をつかむ
第十五章 袁譚を討つ
第十六章 鄴に移り一歩を踏み出す
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳】博士(文学)。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む 三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選』シリーズ(共編訳)などがある。
川合章子
【訳】 翻訳家、歴史ライター。訳書に『原典抄訳「三国志」(上、下)』、著書に『あらすじでわかる中国古典「超」入門』などがある。 -
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官渡の戦い――多勢に無勢を覆す
第五巻では、呂布を降し、張繡を味方に引き入れ、後顧の憂いを断った曹操が、いよいよ袁紹と天下分け目の決戦「官渡の戦い」を繰り広げる。
曹操の40代半ば、建安三年から五年(西暦198年-200年)を描く。
袁紹、劉備、関羽はもちろんのこと、荀彧、郭嘉、献帝、董昭、荀攸、張遼、賈詡、袁術、許攸、張郃、高覧、孔融らが登場する。
【目次】
第一章 呂布を処刑する
第二章 赤兎馬と美女
第三章 徐州平定、土豪と契りを結ぶ
第四章 郭嘉の十勝論
第五章 関中の諸将を官に任じる
第六章 酒を煮て英雄を論ず
第七章 皇帝の秘めたる狙い
第八章 賈詡、曹操との和解を説く
第九章 劉備、造反して下邳を取る
第十章 皇宮の粛清
第十一章 関羽降伏、曹操軍に猛将加わる
第十二章 関羽、顔良を斬り文醜を誅す
第十三章 一進一退、舞台は官渡へ
第十四章 発石車を考案する
第十五章 戦局一変、烏巣を夜襲する
第十六章 袁紹、敗れて千里を走る
参考資料 袁紹の為に豫州を檄する文
主な登場人物
主な官職
官渡の戦いの地図
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳、訳】関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
岡本悠馬
【訳】 鍼灸養気院副院長、翻訳家。共著に『キクタン中国語【上級編】』、共訳書に『海角七号君想う、国境の海』などがある。
川合章子
【訳】 翻訳家、歴史ライター。訳書に『原典抄訳「三国志」(上、下)』、著書に『あらすじでわかる中国古典「超」入門』などがある。 -
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大権奪取、天子を擁して諸侯に令す
第4巻では、?州で失地回復した曹操が、さらなる飛躍を期して皇帝を奉迎し諸侯に令していく。また、孔融や禰衡に刃向かわれるも、百官を統べて政を執る。
曹操41歳から43歳、建安元年から三年(西暦196年から198年)までが描かれる。
袁紹、袁術、劉備、呂布、張?、劉表、荀彧、郭嘉、献帝はもちろんのこと、董昭、荀攸、夏侯惇、曹昂、許?、典韋、孔融、禰衡、陳登らが登場する。
【目次】
第一章 皇帝奉迎の決意を固める
第二章 豫州奪還
第三章 皇帝を謀り拐かす
第四章 大権を握り、劉備を容れる
第五章 天子を擁して諸侯に令す
第六章 張?を降す
第七章 ?水の大敗
第八章 袁術、皇帝を名乗る
第九章 呂布を籠絡して袁術を討つ
第十章 兵糧監督官を殺めて士気を保つ
第十一章 劉表を破り、張?を退ける
第十二章 軍政分権、荀攸を軍師に
第十三章 禰衡、太鼓を叩き曹操を罵る
第十四章 袁紹と袂を分かつ
第十五章 内応が奏功し、一挙にて呂布を破る
第十六章 曹操と袁紹、一触即発
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、?州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳、訳】関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
稲垣智恵
【訳】 国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。関西大学、京都外国語大学非常勤講師。専門は近現代中国語学。 -
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反董卓同盟から群雄割拠へ
董卓が涼州兵を率いて洛陽に乱入。
曹操は命からがら逃げ出し、各地の刺史、太守らと反董卓の兵を挙げるも、一敗地にまみれ袁紹の幕下に。南下して東郡太守、兗州刺史へと駆け上るも徐州虐殺で名も土地を失う。浮き沈みを繰り返す曹操34歳から41歳を描く。
董卓、呂布、袁紹、鮑信、袁術はもちろんのこと、陳宮、戯志才、荀彧、劉備、呂伯奢らが登場する。
【目次】
第一章 董卓入京
第二章 洛陽を出奔す
第三章 危険な逃避行
第四章 挙兵
第五章 敗戦を糧に
第六章 反董卓同盟の破綻
第七章 万策尽きて、袁紹のもとへ
第八章 前進のための後退
第九章 袁紹の信を得て、足場を固める
第十章 呂布、董卓を誅す
第十一章 兗州に覇を唱える
第十二章 地盤を固めて袁術を討つ
第十三章 父の仇討ち、血で徐州を洗う
第十四章 反乱と流亡の危機
第十五章 飛蝗の助け
第十六章 兗州奪還と起死回生の方策
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳、訳】関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
東條智恵
【訳】 近畿大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。共編訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』などがある。 -
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いよいよ黄巾の乱、勃発! 初陣を飾る
曹操が一門免職の逆境を乗り越えて官職に復帰したところで黄巾の乱が勃発、賊軍と血みどろの戦闘を繰り広げる。ようやく鎮圧して、済南の相に昇進するも、やむことのない霊帝の享楽、宦官の無法に嫌気が差して致仕。隠棲ののち典軍校尉として復帰したところで、大将軍の何進が暗殺され、都に呼び寄せた董卓が朝廷に牙をむいてくる、曹操の26歳から34歳までを描く。
袁紹、蹇碩、董卓はもちろん、曹嵩、卞氏、朱儁、袁隗らが登場する。
【目次】
第一章 新たな宮廷闘争
第二章 曹操の目に映る天下
第三章 黄巾の乱の幕開け
第四章 百万人の大造反
第五章 一夜にして将となる
第六章 前線へ、黄巾の乱を鎮圧せよ
第七章 済南の相に昇進、貪官を罷免する
第八章 落胆、官を棄てる
第九章 隠棲の日々
第十章 曹嵩、一億銭で官をあがなう
第十一章 面目を失い、三度目の出仕
第十二章 兵権争奪の渦中へ
第十三章 顕臣を引きずり下ろす
第十四章 霊帝劉宏の亡きあと
第十五章 袁紹の愚策と董卓の上洛
第十六章 皇宮の大虐殺
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代のの地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳、訳】 関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。 -
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海外で300万部突破の本格的三国志小説、全十巻の刊行開始!
策謀に秀でる政治家、『孫氏の兵法』を駆使する軍人、雄心を壮大に謳い上げる詩人。悪評をものともしない曹操の真の姿を、全十巻で描く。
第一巻は、曹操が悪ガキだった12歳からはじまる。腐敗した官界を悪知恵で生き抜く父に反発、“腐れ宦者の筋”と揶揄されながらも、「治世の能臣」をめざして官途につく20代前半までを描く。類書でも記されることの少ない少年、青年時期がたっぷりと味わえる。
曹嵩、夏侯惇、卞氏、袁紹、鮑信をはじめ、何顒、橋玄、許劭、王甫、秦宜禄といった人物が登場する。
【目次】
第一章 突然の政変
第二章 帰郷
第三章 四年ぶりの帰洛
第四章 袁紹との出会い
第五章 決死の救出
第六章 父の計らい
第七章 仕官前夜の人殺し
第八章 官となる
第九章 このうえない導き
第十章 洛陽で名を馳せる
第十一章 都を逐われる
第十二章 赴任途上の危機
第十三章 職務に励む
第十四章 一門免職
第十五章 曹家の没落
第十六章 皇帝のひと声で返り咲く
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳】 関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
岡本悠馬
【訳】 鍼灸養気院副院長、翻訳家。共著に『キクタン中国語【上級編】』、共訳書に『海角七号君想う、国境の海』などがある。 -
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