坂本龍馬と北海道
原口泉(著)
/PHP新書
作品情報
「エゾに渡らんとせし頃より、新国を開き候ハ積年の思ひ一世の思ひ出に候間、何卒一人でなりともやり付申べくと存居申候」(慶応3[1867]年3月6日、印藤聿あて)――坂本龍馬 幕末と北海道。これら2つのキーワードで連想する志士は榎本武揚と土方歳三だろう。しかしここに1人、死の直前までひそかに北をめざした男がいた。あの坂本龍馬である。たんなる商売目的ではない。開拓移民。そこには新しい国づくりをにらんだ、深謀なるプランが隠されていた。蝦夷を探査した北添佶磨と同志・望月亀弥太の池田屋での死。海の男・浦田軍次郎と二度の海難。アイヌ語を勉強していたお龍。遺志を継いだ二人の甥・直と直寛――龍馬の壮大な志に、多くの仲間たちが夢を重ねていく。はたして龍馬が思い描いた国づくりとは何だったのか? 「排除しない生き方」とは? 大河ドラマではついぞ語られることがなかった、従来とはまったく異なる幕末史と龍馬伝。
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商品情報
- シリーズ
- 坂本龍馬と北海道
- 著者
- 原口泉
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2010.11.15
- Reader Store発売日
- 2020.12.25
- ファイルサイズ
- 6.6MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
大政奉還後の知られざる国家構想。
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坂本龍馬を理解する真のキーワード、それは北海道――。彼が北の大地に託した想いとはいったい? 龍馬の生涯と意味を書き換える。(2010年刊)
序 章 なぜ函館に坂本龍馬記念館はできたのか
第一章 暗殺四日前の手紙 -龍馬の夢は北海道開発だった
第二章 開港前後の箱館をとりまく人々
第三章 一八六四年、北海道と龍馬の急接近
第四章 北海道への夢をあきらめず
第五章 龍馬の死と二人の後継者
第六章 榎本武揚と龍馬 -二つの夢の結末
終 章 龍馬の北海道が現代日本に投げかけるもの
うーん、どの様に評価すれば良いのだろうか。読み物としては面白いが、学術的ではない。日本近世・近代史が専門とあるので、期待していたがさほどではなくて正直ガッカリした。
参考文献をみると、自著、新書、文庫が目立つ。(新書文庫が悪いという訳ではないが、全体的に軽い印象を受ける。)
本文では「感じられる」とか「ちがいない」といった表現が目立つ。そういった憶測を根拠として論じられるので説得力が無い。また、事実誤認(竹島、蝦夷共和国)も目立つ。
坂本龍馬は、ファンも多くどうしても過大に評価されるきらいがある。歴史上のスターすぎて等身大の評価がされていない。本書を読んでいても、ところどころから著者の龍馬熱が感じられる。
本書は歴史書としてではなく、読み物として楽しむべきであろう。投稿日:2013.09.10
こんなに北海道に恋い焦がれていたのか!
諸々の事情が許さず断念した蝦夷地開拓の意思を繋ぐ者がいるのは、宿命を感じます投稿日:2018.03.05
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