猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉
奥野信太郎(著)
,木村荘八(著)
,寺田寅彦(著)
,大佛次郎(著)
,豊島与志雄(著)
,白石冬美(著)
,長部日出雄(著)
,熊井明子(著)
,夏目漱石(著)
,中村眞一郎(著)
,柳田國男(著)
,山崎朋子(著)
,黒田亮(著)
,島津久基(著)
,谷崎潤一郎(著)
,吉行淳之介(著)
/実業之日本社文庫
作品情報
猫との日常には、いつも新たな発見がある。太古より人間の側で暮らしてきた猫は、時代や飼われ方によって色々な表情を見せる。猫と犬の性質の差や猫好きと犬好きの違いについて思いを馳せる「猫と犬」(谷崎潤一郎)や、吉行家で飼っていた〈モテる〉雄猫と彼についての思い出を語る「モテる系統のネコ」(吉行淳之介)など、猫の生態と猫が繋ぐ人々の機微を味わうエッセイ集。【収録作品】谷崎潤一郎『猫と犬』『猫──マイペット』奥野信太郎『養猫記』木村荘八『我猫記』『私の猫達』寺田寅彦『舞踊』大佛次郎『お通夜の猫』『山寺の猫』『ここに人あり』豊島与志雄『猫性』白石冬美『桃代の空』吉行淳之介『モテる系統のネコ』長部日出雄『家なき猫たち』熊井明子『私の猫がいない日々』夏目漱石『猫の墓』中村眞一郎『私の動物記・猫』『猫の災難』柳田國男『猫の島』山崎朋子『わが家のライオン』『猫の引っ越し』黒田亮『猫にマタタビの誘惑』島津久基『銀の猫』
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商品情報
- シリーズ
- 猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉
- 著者
- 奥野信太郎, 木村荘八, 寺田寅彦, 大佛次郎, 豊島与志雄, 白石冬美, 長部日出雄, 熊井明子, 夏目漱石, 中村眞一郎, 柳田國男, 山崎朋子, 黒田亮, 島津久基, 谷崎潤一郎, 吉行淳之介
- 出版社
- 実業之日本社
- 掲載誌・レーベル
- 実業之日本社文庫
- 書籍発売日
- 2020.12.15
- Reader Store発売日
- 2020.12.18
- ファイルサイズ
- 2.5MB
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
猫にまつわるエッセイを色々なところから集めたもの。谷崎潤一郎や夏目漱石など、大分昔のものが多く、文体が読み辛く苦労したものもあった。
解説で角田光代さんが書いてらっしゃることと通じるけれど、現代の猫…の扱いとはかなり違っていて、なんだか可哀そうだなぁ残酷だなぁと感じること多々……より家畜的扱いという感じ。
猫は感情や言いたいことを目に見えて主張するし甘えん坊だし、現代に生きている私は家族の一員として以外考えられないけれど、昔はこんな感じの距離感だったんだなと。続きを読む投稿日:2024.04.15
このレビューはネタバレを含みます
外飼い時代の猫の話。昔はそうだったよね。
レビューの続きを読む
・谷崎潤一郎「猫と犬」「猫-マイペット」
猫好きになったの、ボードレールの影響だったのか…
・奥野信太郎「養猫記」
猫は自由が一番派。しかし名前すらつけないと…は…13匹もいたのに??
・木村壮八「我猫記」「私の猫達」
お宅のネコ自慢。ブキウキしてる猫ってどんな風なんだろう
・寺田寅彦「舞踏」
猫のふみふみのことか。
・大佛次郎「お通夜の猫」「山寺の猫」「ここに人あり」
他愛猫家の名前がよく出る(木村荘八、村松梢風、奥野信太郎)。猫沢山飼っている家に猫捨てていくのはいつの時代も変わらないなぁ。
・豊島与志雄「猫性」
猫と芸術と怪談。そういえば猫と怪談って割とセットだな。
・白石冬美「桃代の空」
平野レミ先生の猫の話。正式名称が「桃代のしんこさん」とは…レミ先生は昔からレミ先生だった(当たり前だ)。
・吉行淳之介「モテる系統のネコ」
雌を引き連れているモテる雄猫なのに子が1匹しかいない、という話かと思いきや、歳の差夫婦が出て来た…
・長部日出雄「家なき猫たち」
飼いならしていたノラネコから自宅の猫の話。東京→青森→東京は確かに遠距離引っ越しだな…それより列車に轢かれた猫の描写が生々しい。
・熊井明子「私の猫がいない日々」
・夏目漱石「猫の墓」
ちゃんと猫の心配をする漱石先生。
・中村眞一郎「私の動物記・猫」「猫の災難」
猫10匹以上いる作家、多くない???
・柳田國男「猫の島」
猫しかいない島についての考察。犬を入れてはいけないが、転じて猫の島になる考察面白い。
・山崎朋子「わが家のライオン」「猫の引っ越し」
セーターの中で猫飼うという発想がなかった。いや飼えないよ普通。
・黒田亮「猫にマタタビの誘惑」
猫にマタタビの効能について、日本と大陸の違いなんかが面白かった。これに対する読者からの手紙も面白かった。猫の童貞処女の見分けって確かにどうするんだ…?
・島津久基「銀の猫」奥州藤原の銀の猫と西行の銀の猫の話。奥州から分捕って来た銀の猫が頼朝から西行に渡されたのなら確かに普通の話になれるけど、順番が逆じゃ違う銀の猫だったんだろうな…。頼朝から西行、西行から子ども、のはずがこっそり奥州藤原まで流れていたら確かに浪漫かしれないが。続きを読む投稿日:2021.09.20
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