ライトノベル
有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険
シリーズ内の平均評価:
(20)
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『探検家アラン・ドロズレー、謎の死』。コラリーの目は一瞬にして、その新聞の見出しに釘付けになっていた。見知らぬ探検家の死に興味を示すコラリーを、疑問に思うフェリックス。そこへ警視庁のダブレー警部が、不気味な木彫りの人形を手にやってきた。どういった人形なのか知りたいという警部に、フェリックスは「アルカイスの呪術師たちが使う呪いの女神像」だと言うのだが・・・・・・?
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大泥棒・シュシナックの手より、王室の至宝<炎の薔薇>を取り戻してほしい――。国王テランス直々のおでましに、コラリーの旺盛な好奇心がまたまたうずきだした。これぞテランスの思うつぼ。フェリックスは彼女に手を引かせるため、渋々任務を受けることに。一方、一人蚊帳の外のコラリーも、フェリックスの鼻を明かすべく、怪しげな新聞広告を手掛かりに、独自の調査に乗り出すのだが・・・。
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ブローデル国の反国王派が、現国王の他に正当な王家の血をひくという者を擁し、王位の座を狙っているという。フェリックスは国王の秘書官として、その者と対面するよう南ブローデルへの派遣命令を渋々受けた。なぜなら、そこはコラリーが以前いた女子修道院がある所で、ちょうどコラリーが約一年振りに戻っていたからだった。しかし、そこで現れたのは、またあの「大泥棒」だった。
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「古いお城に出没する幽霊の正体をみきわめるのよ。おもしろそうでしょ?」と、私立探偵・ボナバンのところにきた依頼を、なんとコラリーが受けてしまった。フェリックスとしては、その城があるという離れ小島になどコラリーを一人だけで行かせるわけにはいかない。身辺警護と称し、無理やりに同行したのだが、その島には先客として、なんとあの大泥棒「シュシナック」がいたのだった!!
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「監獄に入ってもらいたいんだ」ブローデル国の宮殿に呼びつけられたフェリックスに、国王からとんでもない任務が言い渡された。一方、デローリエ氏は、なんとかして孫娘コラリーと、幼なじみであるフェリックスの仲を進展させようと、夏のバカンスをロマンティックな城で、二人に過ごさせようとした。しかも、スパイスに恋敵まで一人配置して。だが、その城がとんでもないところで・・・・・・。
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「おまえは結婚するんだよ」寄宿舎から戻ってきたばかりのコラリーを、父親は突拍子もない言葉で迎えてくれた。しかもお相手は「ただの幼なじみ」のフェリックス。何が悲しくて、無表情で不愛想、そのくせ思ったことは何でも口にするというこの変人と結婚せねばならないのか。頭を抱えたコラリーだったが、まだ見ぬおじいさまのためと説き伏せられて、仕方なくふりだけすることにしたものの・・・。
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