ライトノベル
サトコのパン屋、異世界へ行く 1
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パン屋まるごと異世界トリップ!駆け出し職人少女の奮闘記ついに完結!悪の魔法使いとの戦いの行方は!?おじいちゃんの石窯の向こうは、ブーランジェリー松尾のオーブンの中だった。鬼の操る暗闇の獣から逃れ、サトコは母、そしてマーロウと再会する。皆の安否が気になって仕方ないサトコを、母はそっとたしなめる。「もうやめときな。あんた普通の子なんだから」だからといって、このままになんかできやしないサトコ。コズサ姫を迎えに行くというマーロウにくっついて、向かった先は竜巻山。そこにいたのは石窯ではぐれたコズサ姫。そしてマーロウの実の兄、大魔法使いハーロウだった。姫を子どもに変えた“悪の魔法使い"その人である。見守るサトコの前で『あの日あの夜』の出来事が語られる。ハーロウが姫に魔法をかけたその理由、それを解くための鍵のこと。敵か味方か判然としない魔法使いに、コズサ姫は要求をつきつけるのだが―――。塚本 悠真(ツカモトユマ):関東在住。本作にてデビュー。丹地 陽子(タンジヨウコ):東京藝術大学美術学部卒業。数多くの雑誌や書籍の装画を手掛ける人気イラストレーター。
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実家のパン屋ごと異世界転移した少女の冒険を描く第2弾! 魔法で姿を隠した姫に出てきてもらうために大奮闘!?ファタルに到着したサトコたち。先代様の『狩りの城』での、新しい生活が始まった。厨房にでんと鎮座するのは、おじいちゃんの立派な石窯だ。生地を手で捏ね、薪を燃やして、サトコとコジマは石窯でのパン作りに挑戦する。一方、近衛士たちは旅で負った傷がまだ癒えない。とくにアルゴは重傷で昏睡状態、コズサ姫は一睡もせずにつきっきり。様子を見に行ったサトコは、そこで姫の本音を聞いてしまう。「エードの姫に生まれたことが、一番の不始末じゃ! 」やがて回復したアルゴが目覚めるも、つきそった姫を差し置いて開口一番コジマを呼ぶ始末。腹を立てたコズサ姫は魔法で姿を隠してしまうのだが―――。塚本 悠真(ツカモトユマ):関東在住。本作にてデビュー。丹地 陽子(タンジヨウコ):東京藝術大学美術学部卒業。数多くの雑誌や書籍の装画を手掛ける人気イラストレーター。
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実家のパン屋ごと異世界にトリップ! 悪の魔法使いから姫君を守るため、駆け出しパン職人の少女の冒険がはじまる。実家のパン屋ごと異世界にトリップしたサトコ、18歳。「大きな地震のたびに先祖代々トリップしてる」と母に聞かされ、大混乱!戸惑うサトコをよそに、15年ぶりの営業にお店は満員御礼の大賑わい。こうなったら粛々とパンを焼きつつ、日本に戻れる日をおとなしく待とう、そうしよう。そう思っていたある日、配達先のお城でサトコは一人の美しい姫君・コズサ姫と出会う。18歳──だけどどう見てもその外見は十歳ほど。“王の中の王"への輿入れをひかえたコズサ姫、魔法で子どもの姿に変えられてしまったらしい。天下泰平のためのこの縁組、なんとしてでも実現させないわけにいかない。相手は悪の大魔法使い、このままでは姫の身がますます危ない。しばしの避難だ──ようやく話がまとまったとき、コズサ姫が大きく宣言した。「一緒に来てくれぬか、サトコどの。旅先でもそなたの焼いたパンが食べたい! 」塚本 悠真(ツカモトユマ):関東在住。本作にてデビュー。丹地 陽子(タンジヨウコ):東京藝術大学美術学部卒業。数多くの雑誌や書籍の装画を手掛ける人気イラストレーター。
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