コミック
明日、私は誰かのカノジョ
シリーズ内の平均評価:
(101)
完結
「一週間に一回、私は【誰か】の彼女になる」 彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリー。第1巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女・・・二人の心の距離は果たして近づくのだろうか――
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どんなに辛く、悲しいことがあったとしてもカノジョ達は諦めない。
背を伸ばし、まっすぐ前を見て歩き続ける。
もちろん必ずしも全てうまくいくとは限らないけど、
きっとそれでもたまには笑って生きていくだろう。
強かに、逞しく。
大丈夫、きっとなんとかなるよ――
「明日、私は誰かのカノジョ」、堂々完結。 -
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「普通なんて実は無いんじゃない?」
誰かの言葉に気付かされ、誰かの言葉に救われた。
私と同じ気持ちを持つあなたにも出会えた。
生まれて初めて、この人生に普通の幸せを感じた。
でも…この私の歪みは消えない。
幸福は麻薬のようで、束の間の痛みを忘れさせてくれるけど
それを失う時の苦痛は耐え難い。
それならいっそ、幸せなんて要らないんじゃ無いんだろうか-- -
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「傷の舐め合いかもしれない
でもそれがこんなに心地いいなんて」
これまで誰にも話せなかった。
誰にも理解されないと思っていた。
ーー孤独を感じていた。
あなたと出会えて初めて私は一人じゃなくなった。
そう思えたはずなのに。 -
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「これは恋愛じゃない」
"普通"がわからない女と"普通"を欲しがる男。
自分ではどうしようもなかった歪み。
その中で生きてきた二人の出会いは果たしてどこへ向かうのか。
最終章『No Woman No Cry』
人並みの幸せを手に入れるため、私達は―― -
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「頑張って生きようね」
歳をとれば大人になれると思っていた。
けどそれは真っ赤な嘘で、私はずっと
歳だけ重ねて子供のままだった。
学ぶことも、省みることもせず
ただただ流され40歳を越えて。
今更遅いかもしれない。何も変わらないかもしれない。
それでも「世界は素晴らしい」と言えるように。
私は、頑張る。
第6章「What a Wonderful World」閉幕―― -
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「あの頃 確かに私は無敵だった」
ただ生きているだけでお金も手に入った。
ただそこにいるだけで価値を認められていた。
でも、世界のすべてが素晴らしく輝いていたあの頃は
今の私を救ってくれない。
気が付けば私は何もない
ただの四十過ぎの孤独な女になっていた。
誰か助けて―― -
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17歳の誕生日
大人になりたくなくて
25歳までには死にたいと思った。
25歳の誕生日
このまま楽しく後悔しないまま
30歳で死にたいと願った。
30歳の誕生日
死ぬ時に後悔せずにいたい
明日死んでもいいように今を生きる
そう誓った。
そして今、死ぬこともできず生きる意味も見いだせないまま
私はここにいる。
第6章「What a Wonderful World」開幕―― -
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「こんなに推し事がんばってるのに!」
矮小な世界に閉じこもり植え付けられた価値観で判断し、大きな主語で自分を正当化する。
『尊い推し』が生み出した目に見えない怪物たちがいる。
――アナタにとって推しってなんですか? -
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「推しってなんだよマジウケる」
アナタが崇め奉るカレもカノジョもそのモノも、誰もアナタを見ていない。
推しと言う名に踊らされ、人生捧げて日々を狂わせ幸せだって思い込み、
カレやカノジョやモノやカネ、それこそ正義、ワタシの全てと疑わない。
ねぇ、それってなんていうか知ってる?
第5章『洗脳』、開幕。 -
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「一番嫌いなモノ、田舎」
ゆあ 高校3年、春。
カブキに生き、『今』を生きる二十歳の女の子、ゆあの前日譚を描く番外編『Stairway to Heaven』開幕。
そして第四章「Knockin’on Heaven’s Door」、本巻にて完結。
今巻は加筆修正にくわえ、カバー裏にサイコミ連載時にイベントにて特別掲載された「萌とゆあの夏の日のif」イラストを収録する。 -
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今まで味わったことない こんな高揚感
気の合う仲間、自分を見てくれる優しい男たち、夜に煌めく光の渦。新宿・歌舞伎町で新たな世界の扉を開いた萌は美しく軽やかに、そして深く深く夜の街に染まっていった。その優しさは誰のためかその犠牲は何のためかその愛は本物か。私が私でなくなった時、この街は輝き始めた。 -
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「女らしさを見せつけられるたび、私の中の劣等感が刺激されてたまらない気持になる・・・」
夜の街で『ゆあ』と名乗る女子と出会い、流されるままホストクラブに足を踏み入れた萌。
この何気ない出会いと体験が、彼女と彼女の『自分らしさ』を熱狂と波乱の物語へと飲み込んでいく――
人生の分岐点で現れる『扉』の数々。
その先が天国か地獄かは開けてみなければ分からない。
第四章、主人公はまだいない。 -
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