リーダーの「やってはいけない」
吉田幸弘(著)
/PHP研究所
作品情報
×「やってはいけない」リーダーの行動/○「実はうまくいく」リーダーの行動・・・・・・その「紙一重の違い」を、徹底比較! 「メールはすぐに返信する」「チームでミスゼロを目指す」「いつでも相談してくれ、と部下に言う」このような行動を常に心がけている、という人は多いでしょう。しかし、実はこれらは、「できないリーダー」の共通点なのです。その事実に、多くのリーダーが気づくことなく、「やってはいけない」リーダーの行動を取ってしまっています。その一方で、聞いた瞬間は「え?」と思うような内容なのに、できるリーダーが共通してやっている行動も、数多くあります。これらは、一見変わっていても、理由を聞けば、「なるほど!」と思うものばかり。ひと言で言えば、理にかなっているのです。そこで本書では、やりがちだけど「実はやってはいけない」リーダーの行動と、一見変わっているけど「実はうまくいく」リーダーの行動を、対比形式で紹介します。本書を読めば、本当にできるリーダーになれること、間違いなし! 【本書の項目】(一部抜粋)×メールはすぐに返信する/○メール禁止タイムを作る ×部下に負けないように理論武装する/○知らないふりをして部下から教わる ×ミスゼロを目指す/○ミスゼロを自ら破る ×できない部下に時間をかける/○できる部下に力を注ぐ ×ランチは部下と一緒に行く/○ランチは1人で行く ×叱ってはいけないと考える/○叱る範囲を決めておく ×自分の会議の出席回数を減らす/○部下の会議の出席回数を減らす・・・・・・etc.
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商品情報
- シリーズ
- リーダーの「やってはいけない」
- 著者
- 吉田幸弘
- 出版社
- PHP研究所
- 書籍発売日
- 2019.03.15
- Reader Store発売日
- 2019.03.20
- ファイルサイズ
- 0.9MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (3件のレビュー)
-
リーダーに限らず、職場での立場が変わった際に同僚との接し方に悩むことや、新たに加入した人との接し方に気を使うことは多いと思います。リーダーとしてのマネジメントや人材育成について、気づきにくいことをいろ…いろ教えてくれますが、リーダーでなくても、コミュニケーションやビジネススキルを学ぶ上でも、基本として使えるものが多いと感じました。
【気づき】
・仕事はそもそも何が必要かを考えると言われると当然と思うが、実際には前例踏襲などでそのままのものが多い。「価値生むか」「誰のためか」「やめると問題があるか」という考える切り口を意識して持ちたい。
・人間関係もマーケティングが大事。相手が何を大事にしていて、行動の動機は何かを考えることで、接し方を変えることができればコミュニケーションがスムーズになるのでは。
・ミスの自己開示は本当に勇気が必要だが、「誰のために」すべきかを考える。開示できれば部下の失敗が減る、という視点があれば勇気を出しやすいかもしれない。
【本のハイライト】
〇仕事の進め方
・日報は項目を減らすのではなくそのものを廃止する。何事も、そもそも必要かを考える、考える切り口は「価値生むか」「誰のためか」「やめると問題があるか」。
・メールはすぐに返信せず、逆に禁止タイムを作る。
・計画は適当に立てる。仕組みは、作った後の運用を確認する。
〇部下の育成
・部下のマーケティングをしっかり行う。リーダーは部下とのかかわりを通じて育て、仕事で最大のパフォーマンスを発揮してもらい、成果を出すのが仕事。何より最初に「部下の働く理由」をきちんと把握する。動機を知れば仕事を頼みやすい。注意して改善できた行動とできなかった行動、喜んでいたことと怒っていたことは意識する。
・自分はチームのエースではなくクローザーを目指す、部下はパートナーではなくクライアント。
・知らないことは素直に部下から教わる、知っていても知らないふりして教わる。
・部下の意識改革を目指すのではなく、行動習慣を変える。
・部下のスキルマップは一緒に独自のものを考える、部下の短所を直すより長所を生かす。
・勝手に部下が育つ環境を整える。だれかに育てさせることを意識しない。
〇仕事の任せ方
・ミスゼロは自ら破る。できるリーダーはミスをどんどん自己開示する。自分のミスは部下も起こす可能性がある。今後の対策をすぐ立てられる環境を整えておく。
・現場仕事を1割だけ自分でやる。プレイヤーとしての仕事を通じて、部下との距離が縮まる。
・上からのビジョンを伝える際は、チームのビジョンを付け加えて伝える。
・期限は優先順位を伝えて一緒に考える、一方的で細かな指示はしない。
・なぜその人に任せるのかを伝える、その仕事の重要性より大事。ときには困難な仕事も任せる。
・KPIは短期で変化させる。
・部下には何度も失敗させるよりも、成功体験を与える。
・部下の時間のバイオリズムを把握する。自分のものよりも大事。
〇コミュニケーション
・ポジティブな話だけでなく、ネガティブな話で盛り上がる。部下から悪い報告や相談が上がってきやすくする。部下のミスが減り、メンタル不調の防止になることもある。
・ロジカルバカにならず、信頼・情熱を大切にする。
・いつでも相談しろとは言わず、禁止の時間だけ決めておく。
・改善方法は最善を1つアドバイスするより、いくつか提案した中から選ばせる。
・できない部下に時間をかけるより、できる部下に力を注ぐ。すべての部下に平等に接するより、部下に応じて対応を変える。
・年上の部下ほどリスペクトする。
・面談では、甘いものを注文してみる。
・ランチは1人で行く。
〇叱り方・ほめ方
・叱る範囲を決めておく。叱ってはいけないわけではない。何をしたら叱るのかを部下と共有できれば、関係性は悪くならない。
・ミスは叱らず、報告を怠ったことを叱る。すぐに叱る。対面で叱る。(メールは×)
・感覚的にではなく、理由を添えてほめる。結果よりプロセスをほめる
〇会議・面談
・面談は何も準備しない。雑談後、「今日は何について話そうか」と聞く、話す内容を部下に決めてもらう。部下が自分ごとになり、真剣に面談に臨む。部下がそれでも自己開示しない場合は、自分から失敗談を自己開示してみる。
・1on1の面談では、評価の話をしない
・会議は部下の出席回数を減らす。自分の出席回数を減らすよりも優先する。
〇休み方
・落ち込みから回復するルーティンを持つ。落ち込んではいけないわけではない。落ち込みからいかに早く立ち直るか。まず落ち込んでいる自分を認める。自分のポジティブな面を見つけて認め、達成感を得られる簡単な仕事をしてみる。
・休憩中は体を動かす。
・すぐにストレスを解消できる方法を持つ。長期休暇では解消できない。続きを読む投稿日:2021.01.14
このレビューはネタバレを含みます
メールに即レスする必要なし
レビューの続きを読む
業務は取り除くこと、無くすことを考える
本当に部下のためになる事は何かを考える
部下の意識改革はせずに、行動するルーチンを決めておく
投稿日:2023.05.01
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