小説
京都伏見は水神さまのいたはるところ
シリーズ内の平均評価:
(37)
東京でのめまぐるしい生活に馴染めなかった高校生のひろは、祖母の暮らす京都伏見の蓮見神社に引っ越すこととなった。幼馴染みで造り酒屋の息子・拓己とその家族に世話を焼かれながらの新しい暮らし。そんなある日ひろは拓己の家で、酒造りの要である井戸水に異変が起こっていることを知る。突然井戸から水が溢れるなか、ひろの耳には不思議な声が聞こえてきて!?
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デートの約束をしていたひろと拓己。しかし拓己が体調を崩してしまう。その原因が、拓己が小学生の蓮という少年と訪ねた桃山の幽霊屋敷にあると知って水神の化身シロとともに屋敷を訪れたひろの前に、ヒスイと名乗る謎の美青年が現れる。その屋敷は多くの作品に命を吹き込んで三十年前に亡くなった彫刻家、吉楽雀の屋敷だった。蓮が屋敷の庭にあった彫刻を壊したことが原因で、拓己と蓮は体調を崩したらしいのだ。水の加護篤いひろが、いつも自分を守ってくれている拓己のために謎の解明に立ち向かう! 京都あやかし事鎮め、大人編で二人の恋と仕事の行方は?
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祖母の神社に寄せられる、水にまつわる相談事の解決を手伝いながら、大学院生として民俗学の研究をしているひろ。ある日、偶然持ち帰った一幅の掛け軸を広げると、そこには美しい藤の花と、燃えるような赤い毛並みを持つ山犬の絵が描かれていた。それを目にした白蛇の化身シロは、遠い昔の美しくも切ない記憶を思い出し、ひろに語り始める。平安時代、江戸時代中期、幕末、現代と時をこえて、水神シロがどのように生き、どのように彼らの「心」を愛していたか。その秘密が明かされる、人気シリーズ番外編!
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告白から四年越し・・・! ようやく付き合うようになった、ひろと拓己。拓己は東京から京都伏見に帰ってきて実家の酒蔵・清花蔵を継ぐための修業に勤しんでおり、ひろは大学院で民俗学の勉強をしつつ祖母の蓮見神社の相談事の手伝いをするようになっていた。もちろん、白蛇の水神さまシロも、ひろの傍でひかえている。名目上、彼氏彼女となった拓己とひろだが、相変わらず幼なじみの関係性から一歩抜け出せずにおり、ひろは大学の後輩でしっかり者の葵に相談する。そんな折り、拓己の知り合いでレストランを経営する赤沢から、自身の邸の庭で奇妙なことが起こると相談があり・・・・・・!? 桃山から宇治、伏見稲荷大社へ。紅葉織りなす秋から、粉雪舞い散る冬へ・・・・・・! 美しい京の季節が巡るなか、じれったい恋人たちがあやかしたちの謎に迫る・・・・・・!
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拓己は大学卒業後、実家の酒蔵を継がずに、就職のため東京に行くということが決まってしまった。そしてひろは祖母の神社を継ぐという自分の夢に近づくべく、京都の大学に進学することを決める。ずっと一緒だった水の神様の化身、シロとの関係性にも変化の時が訪れ、桜舞う春には大好きな拓己との別れが迫る・・・! 京都伏見のほっこりじんわり、あやかし物語、涙のクライマックスへ・・・!
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もうすぐ受験生となるひろ。京都の大学に進学して、祖母の神社を手伝いたいと思い始めていたが、母が猛反対している。そんな折り、拓己が高校時代所属していた剣道部のマネージャー、昴が彼を訪ねてくる。昴は拓己の彼女だったというのだが? 進路で悩むひろと拓己の前に、あやかし事件は、ひきもきらず・・・。季節のページがめくられるごとに二人の想いは高まって・・・!
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造り酒屋の跡取りで幼馴染の拓己と水神の化身シロに世話を焼かれつつも、しっかりしなくちゃと奮闘中の女子高生のひろ。神社の宮司を務める祖母の手伝いも、少しずつできるようになってきた。そんなひろも、遂に自分の気持ちに気づき始めて・・・。京都が錦色に輝き満月が美しい季節、あやかしの恋模様も騒がしく・・・。ほっこりじんわり、やさしさあふれる3つの秋物語。【目次】一 野分けの後に/二 月見うさぎの探しもの/三 桃源郷の終わり
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過保護な幼馴染みの拓己と水神さまのシロに世話を焼かれながらの京都・伏見暮らしも早や半年。高校二年生になったひろは進路に悩んでいた。そんなある日、親友である陶子の様子がいつもと違うことにひろは気づく。快活な親友に元気のない理由、それは・・・・・・? 光眩しい初夏から盛夏の京都を彩る、花鳥猫。水にまつわるあやかし事鎮め、じんわり優しい3つの夏物語。
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女子高生のひろが東京から京都伏見の祖母の家に引っ越してきて半年近くたったある日のこと、古いお雛さまから不思議な声が聞こえてきて・・・? 造り酒屋の跡取りで幼馴染みの大学生・拓己と、水神の化身・シロとともに、声の謎に迫ることに。過保護な拓己とシロから自立したくて、ひろも奮闘するものの? ほっこりじんわり、優しさに満ちた、京都のあやかし春物語。
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東京でのめまぐるしい生活に馴染めなかった高校生のひろは、祖母の暮らす京都伏見の蓮見神社に引っ越すこととなった。幼馴染みで造り酒屋の息子・拓己とその家族に世話を焼かれながらの新しい暮らし。そんなある日ひろは拓己の家で、酒造りの要である井戸水に異変が起こっていることを知る。突然井戸から水が溢れるなか、ひろの耳には不思議な声が聞こえてきて!?
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