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加々宮雪音は、保健室を教室代わりに毎日を過ごしている縁が谷高校の二年生。夏のある日、ひとりぼっちで学校の屋上にいた雪音は、ある人物に遭遇する・・・・・・。
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懐かしいメンバーが顔を揃えた「白浜坂高校合唱時々バドミントン部 10年めの歌作り合宿!」。積もる話に花を咲かせる面々は、茂みの裏に潜む黒い人影に気付く――
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早朝、ひとり起き出して日課のトレーニングを始めた大智は、庭で雪音が掃除しているのを見かける。話しかけるべきか、つかの間、逡巡した大智だったが・・・・・・。
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来夏は、自分の身の上に起きた重大な出来事を打ち明ける。意外にあっけらかんと受け止めている和奏たちの様子に、高校生の雪音は戸惑う。そんな雪音にも思いがけない出会いが待っていた・・・・・・。
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仕事やらトレーニングやら実家行きやら考え事やら・・・・・・で、それぞれ別行動となった合宿四日目。特に予定のない紗羽は、久しぶりに弓道場へ行くことを思いつく。紗羽に誘われて同行した雪音は、立て続けに“人生初”を経験することに・・・・・・。
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雪音は、和奏の実家で一夜を過ごすことになった。和奏の父・圭介は、食べきれないほどの手料理で、いそいそと雪音をもてなすのだった。・・・・・・そして夏休みが終わり、日常が戻ってくる。「歌」はできたのか? それぞれの合宿の成果とは?白浜坂高校合唱部の10年後の物語、最終章。
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