ライトノベル
魔王学院の不適合者
シリーズ内の平均評価:
(6)
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!? 人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王アノス。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。 魔王の生まれ変わりと目される者を集めた“魔王学院”に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に・・・
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《聖剣世界》と《災淵世界》の全面戦争を阻止したアノス。その結果、両世界を争わせていた絡繰神――隠者エルミデという黒幕の存在が浮かび上がった。 一方、《聖剣世界》の先王オルドフが遺した遺言により、聖上六学院の序列一位《魔弾世界》の元首ジジが、世界を滅ぼす禁忌の魔法《銀滅魔法》の開発を進めていることが発覚する。六学院法廷会議の調査を拒否し、議論の場にも姿を現さなくなった《魔弾世界》の真意とは――? 隠者エルミデの正体と《銀滅魔法》の存在を巡り、不戦平和を掲げるパブロヘタラの秩序に激震が走る――!! 第十四章《魔弾世界》編、開幕!!
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渇望のまま狩人に喰らいつく獣と、この機に獣を狩り尽くさんとする狩人。文字通り世界と世界が激突する大戦が始まろうとする裏側で、勇者レイは聖剣世界の先王オルドフを発見する。 何者かの手によって幽閉され、事切れる寸前の先王から想いを託されたレイは、先王の息子バルツァロンドと共に、かつて交わされた約束を果たすべく災人イザークのもとへと馳せ参じるのだった。《災淵世界》と《聖剣世界》、水と油のように相容れないはずだったふたつの世界の元首同士が、遙かな昔に交わした約束の正体とは――!? 第十三章《聖剣世界編》編、完結!!
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母、イザベラを狙いパブロヘタラで暗躍していた黒幕を捕えたアノス。その功績により魔王学院は聖上六学院の末席に加わり、パブロヘタラの成り立ちを知る。 一方、先の戦いを経て《災淵世界》の元首であり主神、災人イザークの目覚めが近づいていた。彼は本来仇敵同士であるはずの《聖剣世界》前元首、先王オルドフと秘密の「約束」があるようで――?「オルドフは、どこにいる?」 オルドフの所在を巡り《災淵世界》と《聖剣世界》、獣と狩人の激突を目前に、アノスは争いを止めるため、「約束」の内容とオルドフの行方を追う――。 第十三章《聖剣世界編》編、開幕!!
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母・イザベラを襲う不調。その正体は《渇望の災淵》で目覚めた幻獣によるものだった。実行犯と思しき男――《幻獣機関》所長・ドミニクを討つべく《災淵世界》へ乗り込んだアノス。しかし討つべき敵は何者かの手によって既に葬られており、根源が滅びるその瞬間に居合わせたため、ドミニクの殺害容疑を被せられてしまう。その窮地を救おうと、味方のふりをして現れた者……それこそが真の黒幕であると看破したアノスが語る、一連の事件の真相とは――? それはグスタとイザベラが互いに転生する前、二人が出会ったその瞬間に遡る――第十二章《災淵世界》編、完結!!
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《銀水聖海》へ進出し、秩序を統べる学院《パブロヘタラ》に入学したアノス達。 初の銀水序列戦を制しパブロヘタラを騒めかせる彼らの前に、ミリティア世界を襲った者たち《幻獣機関》が姿を現す。 アノスが彼らを相手取る最中、母・イザベラが刺客に襲われる事件が発生。通りかかった謎の青年の助力によって、その場は事なきを得たものの、イザベラは原因不明の高熱に倒れてしまった。青年曰く、彼は幻獣機関の故郷《災淵世界》の出身者であり、イザベラは彼の姉が転生した姿だと言うのだ。そして災淵世界との繋がりが、転生を経た今もなおイザベラの身体を蝕んでいるという――。
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“世界の意思”を騙る敵・エクエスを打倒し、世界は生まれ変わった。しかし今まで失われ続けた《火露》の行方はようとして知れず、それを追うアノスたちは「この世界の外に、別の世界が存在しているのではないか」というひとつの仮説にたどり着く。それを裏付けるかのように、世界の外側へ至る方法を模索している最中のアノスたちへ、正体不明の刺客が襲いかかる。そのいずれもが神話の時代の英傑に勝るとも劣らぬ力を持ち、にもかかわらずこの世界で一度たりともその名を耳にしたことは無い。揃いの“泡と波の紋章”を纏った彼らこそ、世界の外側からの来訪者だった――。 第十一章《銀水聖海》編!!
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“世界の意思”を詐称する敵によって破滅の炎に包まれようとする地上の世界。神々の蒼穹に向かったアノスたち一行は未だ戻らず、二千年前の勇士は都を守るために散り、その乱戦の最中レイやミサまでもが生死不明になるという絶望的な状況で――ディルヘイドの空には人間、精霊、竜人……かつてアノスと敵対し、争い、そして絆を結んだ者たちが救援に駆けつける!! そしてアノスは歴代の世界を滅びへ追いやった元凶と対峙する! 今こそ、秩序の名の下に歯車仕掛けの世界を操る黒幕――その理不尽な存在を粉砕せよ!! 第十章《神々の蒼穹》編、堂々完結!!
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神界の門の向こう側で無事エンネスオーネを保護したアノス。しかしその直後、何者かに魔王城の支配を奪われてしまう。 デルゾゲードとエーベラストアンゼッタを取り戻すため、一行は《神々の蒼穹》と呼ばれる神の住まう領域へと足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは生命の輪廻を司る四人の神。そして循環するはずの生命が少しずつ減っているという衝撃的な事実だった。 循環する生命の根源が減少する――それは世界が徐々に滅びへ向かっているということに他ならない。歴代の創造神を苦しめた「世界の瑕疵」の正体へ挑む、第十章《神々の蒼穹》編!!
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最悪の敵・グラハムを倒し、亡き父の無念を晴らしたアノス。《創星エリアル》により失われた記憶の大部分も取り戻した中、最後の創星を預かっていたサーシャに異変が起きる。「わたし、破壊神アベルニユーだわ」 創星の影響か、自身が破壊神の転生した姿だと言い始めるサーシャ。事の真偽を確かめるべく、アノスたちは断片的に蘇った彼女の記憶に従い、魔王城の探索を開始する。すると城内の至る所に破壊神が遺した痕跡が見つかることとなり――。 世界を創造した創造神、そして彼女の姉妹とされる破壊神。二柱の神の秘密が今、解き明かされる!! 第九章《魔王城の深奥》編!!
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対立していた三大国の枠を超え、束ねられた人々の願いの力によって、地底は滅亡を回避し平和がもたらされた。しかし創造神の死の真相、残る八神選定者、そして魔王の父親を名乗った男の正体……未だに様々な謎が解かれることのないまま、アノスの心に残されることとなった。 それらの手がかりを得るために再び地底へと赴いた一行は、アノスの失われた記憶が封じられているという《創星エリアル》の存在を知る。だがそれが隠されている地では《神話の時代》の有力魔族、通称《魔導王》が暗躍していて――? はたして失われた記憶に謎を解く鍵があるのか? 第八章《魔王の父》編!!
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転生の際に欠けた記憶を蘇らせるため、全能者の剣によって不滅の存在となった、地底世界を覆う天蓋。秩序から外れたその岩塊は、やがて震雨となって地底世界全土に降り注ぎ、そこに生きる命すべてを圧し潰す運命にあった。 惨劇を食い止める手がかりを得るために、アノスたちは“預言者”が治める地底三大国のひとつ・騎士の国アガハへと向かった。そこで彼らは、未来なく竜への生贄となるべく生きる、ひとりの竜人と出会う。数多の根源を喰らい、それらを束ねてひとりの“子竜”を生み出す竜。実はその子竜こそ、文字通りの意味で国を、地底世界を支える礎であり――? 第七章《アガハの預言編》!!
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転生の際に欠けた記憶を蘇らせるため、夢の番神の力を用いて自らの過去へと潜るアノス。夢の中の自分は今より幾分か幼く、未熟で、しかし大切な妹を守るために戦っていた。妹の名はアルカナ――偶然か、何かの因果か、それは共に選定審判を戦う神と同じ名前だった。 欠けた記憶を確実に取り戻すため、また地底世界への見聞を広めるために、アノスは学院の生徒を引き連れて神竜の国《ジオルダル》を訪れる。かの国を統治する教皇ゴルロアナは、アルカナを見て彼女は創造神ミリティアの生まれ変わりだと告げる。果たしてそれは真実か、それとも偽りか――。
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