ティーンズラブ
セイレーンのいいなり~私は彼の思うがままに鳴かされる小鳥~
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セイレーンのいいなり~私は彼の思うがままに鳴かされる小鳥~
空木朔子
彼の歌はセイレーン、私を惑わして荒れた海へ引きずり込む魔物・・・。私、小島小鳥。歌手を目指して上京したけど鳴かず飛ばずでもう一年。先の見えない状況ですが、なんと今日は私の誕生日。友達がカラオケBOXで誕生日会をしてくれるそうなので行ってみると・・・何このVIPルーム!私を励まそうと奮発してくれたの?気を良くして自分が落ちたオーディションの課題曲だったナンバーを歌っていたら、突然目の前に有名音楽プロデューサーの藤堂仁が!!しかもこれは営業プレゼンだと言う。訳が分からないけど、もしやデビューのチャン・・・
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小鳥は消えた。自分から出て行った。藤堂は小鳥の居場所を探そうとするが・・・。愛しているからこそ別れを選択した小鳥。果たしてすれ違う2人は結ばれるのか!?感動の最終回!!
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早く歌姫にならなきゃ藤堂がどこかに行っちゃう。私の不安は的中した。いつの間にか知らない女が私の名前で私の曲を歌う事になっている。その女の名は小鳥遊杏、アメリカ在住。難波さんが連れて来たシンガー。彼女も藤堂にテープを送ったと言っている・・・・・・!?こんなの絶対難波の仕業だ!!嘘つき!!ぶん殴って白状させてやる!!だけど藤堂は私の服を取り上げて、私を部屋から出られなくしてしまった。「外に出れば傷付くことばかりだろう」「ずっとここにいなさい」藤堂は優しさで言ってくれているのかも知れないけれど、私はあなたに疑われていることが一番苦しいの・・・。
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只今恋人の藤堂仁と絶賛バトル中。彼の部屋にお泊まりで元カノの忘れ物を見つけちゃって、ワーワーのギャーギャー。事の発端は私の病気だった。声帯ポリープで手術を受けた私は、医者から術後五日間は声を出さないように言われ、レコーディングも近いのにどうしよう・・・と不安で心細くて、藤堂仁の家で休養させて貰う事になったのだけど、そこで過去の女達のマーキングをアレコレ発見!!声出せないのにブチギレ寸前・・・・・・!!だけど藤堂は優しくて、こんな情緒不安定な私に付き合ってくれる。そんなに優しくされたら・・・・・・欲しくなっちゃうよ。声出しちゃいけないのに・・・・・・。でも・・・我慢できない・・・・・・。
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セイレーンが人を愛したらどうなるか。あんな騒動が起こるなんて思わなかった。藤堂仁と両思いになった私。なんと、今度設立されるオリジナルレーベルからデビューできる事に!もちろん藤堂仁のお陰なのだけど、現場責任者の難波さんは大反対。そんな中で、音楽協会主催のパーティで新人歌手としてお披露目される運びに。でも着慣れないドレスや高いヒールで緊張して、場違いさに身が縮む。案の定テンパって大失態!藤堂は藤堂で段取りや根回しに忙しく私を気遣ってくれない。全部私の為にしてくれているって解ってる。だけど・・・少しは心配してくれたっていいじゃない!自分のみっともなさにその場から逃げ出した私に、更なる悪意が迫っていた・・・。
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「あなたのこと好きです」えっちの勢いで思わずしちゃった告白。藤堂仁は困った顔をしていた・・・。もう既にフラれていたような物だけど余計に失恋の上塗りを~!!仕方無い・・・フラれる位いつものこと。私にはまだ歌手になるって夢がある!!でも現実は更に追い討ちをかけて来た。現場責任者の難波さんから自主退学勧告を受けてしまったのだ!そんな・・・話が違う!!でも難波さんの言うことはもっともで・・・私は明らかに力不足だ。だからって諦めたらそこで試合終了だ!自力でレコード会社とアーティスト契約決められれば文句ない筈!何が何でも藤堂仁の曲にふさわしい歌手になってやる!!だって心が手に入らないんなら・・・せめて曲が欲しいんだもの・・・・・・。
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私、小島小鳥。未来の見えない歌手の卵です。あ~~~~・・・・・・・・・・・・キモい!自分が!!「セックスしながらの告白までそんな風にゴミ箱に捨てられるとは思わなかった」←前回回想。いやいや!それ危ないファンの寝言だから!!相手は取引で寝てんのに一人で盛り上がってマジで告ってキレて、私はバカか!!だけど藤堂仁・・・あいつも最低。もう二度と会わないだろうから良いけどネッ!!・・・と、思ったらなんと藤堂仁の方からコンタクトを取って来た。彼の経営する音楽学校へ推薦入学しないかって!!しかも条件によっては授業料無料!?どういうこと!?何考えてんの藤堂仁!!ところでその条件とやらは・・・・・・?
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彼の歌はセイレーン、私を惑わして荒れた海へ引きずり込む魔物・・・。私、小島小鳥。歌手を目指して上京したけど鳴かず飛ばずでもう一年。先の見えない状況ですが、なんと今日は私の誕生日。友達がカラオケBOXで誕生日会をしてくれるそうなので行ってみると・・・何このVIPルーム!私を励まそうと奮発してくれたの?気を良くして自分が落ちたオーディションの課題曲だったナンバーを歌っていたら、突然目の前に有名音楽プロデューサーの藤堂仁が!!しかもこれは営業プレゼンだと言う。訳が分からないけど、もしやデビューのチャンス!?でも世の中そんなに甘くなかった。営業は営業でもそっちの営業。もうそれしか私に残された道は無いの・・・!?
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