文学
栗本薫・中島梓傑作電子全集
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栗本薫が生んだ名探偵・伊集院大介。その明晰な推理と活躍を描く人気シリーズの初期6作品を一挙に収録。伊集院大介のデビュー作にして吉川英治文学新人賞受賞作『絃の聖域』は、長唄の家元一家を襲った連続殺人事件を描く、本格推理小説の傑作。自らも長唄の名取であった栗本の、三味線の音のように冴えわたる格調高い文体に圧倒される。ほかに『優しい密室』、『鬼面の研究』、『伊集院大介の冒険』など、宿敵シリウス登場以前の大介の活躍をまとめ読みできる。付録として、現在閉鎖されている自身のウェブサイトに書き下ろした連載エッ・・・
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2つの未完成作品を含む、伊集院大介シリーズ最終期の作品群。「伊集院大介年譜」も必見!
本来の本格推理物に立ち返った「伊集院大介」シリーズから、『逃げ出した死体』、『六月の桜』、『木蓮莊綺譚』、『樹霊の塔』の長編4作品をはじめ、「伊集院大介の追跡」、「月光座」など生前には単行本化されなかった短編5本も収録。さらに、未完に終わった「スペードの女王」、「天国と地獄」など貴重な作品まで網羅。付録として、本シリーズに多大な影響を与えたレジェンド横溝正史との対談やエッセイのほか、ファンクラブ「薫の会」が全力でまとめあげた「伊集院大介年譜」を、今回、大幅に改定し収録する。また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)は、栗本薫がのめり込んだ舞台製作についての想いを初めて赤裸々に綴っている。実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。栗本薫の中学校生活が始まる!
※この作品にはカラー写真が含まれます。 -
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ジャズ、着物、美しい男と女・・・・・・、栗本薫が愛した人気の主人公たちが濃密に絡み合う、伊集院大介の「東京サーガ」!
『キャバレー』の矢代俊一、『魔女のソナタ』の藤島樹、『早春の少年』の及川徹・・・・・・、人気の主人公たちが他作品に登場して関係を深める、作者自ら「東京サーガ」と呼んで愛した作品群のうち、伊集院大介シリーズの『真夜中のユニコーン』、『身も心も』、『聖者の行進』、それに着物を愛した栗本薫ならではの異色作『女郎蜘蛛』をまとめた。栗本薫が愛したジャズ、着物、美しい男と女が詰まった、濃密な1巻。
エッセイとして、雑誌「幻影城」に発表された「都筑道夫の生活と推理」、「ラプラスの鬼」、「27年後のタイムカプセル」と、公式ウェブサイト「神楽坂倶楽部」で連載されてきた人気コラム「伊集院大介事務所」の25回~48回を収録。付録として、矢代俊一、藤島樹などの他作品の主人公が伊集院大介シリーズに登場することになった経緯など、「東京サーガ」の誕生秘話をはじめ、「栗本薫・中島梓ミニアルバム」として、エッセイにも登場する秘蔵の着物写真を掲載する。
また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)では、栗本薫の墓についての興味深いエピソードも語られる。実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。恋に興味を持ち始めた栗本薫の「パパとママは好き合って結婚したんでしょ」に、ママはたじたじ!
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2年の不在を経て、名探偵・伊集院大介が帰ってきた! 新たな時代の犯罪に立ち向かう!
『天狼星』事件から2年・・・・・・、芳沢胡蝶の死後、伊集院大介が姿を消していた間に、世の中は大きく変わりつつあった。パソコン通信が普及し、やおい文化や、ゲイ・バー、レズビアン・バーといった性的少数者の文化が急速に広まり、これまでにないタイプの犯罪もまた芽をふいていた。新時代ならではの未知のタイプの犯罪者に対峙する伊集院大介を描く『仮面舞踏会』、『魔女のソナタ』、『タナトス・ゲ-ム』のほか、若き日の大介が活躍する『青の時代』、『早春の少年』を収録。
また、雑誌「幻影城」に発表された探偵小説をめぐるエッセイ「夢見る権利」、「幻影の党派」、「ぼくの探偵小説・新十則」、公式ウェブサイト「神楽坂倶楽部」で2000年から2006年までの長きにわたって連載されてきた人気コラム「伊集院大介事務所」を3回に分けてすべて掲載、第22巻では、1回~24回まで収録する。さらに、『早春の少年』の舞台となっている架空の町、平野市についての詳しい設定情報や作品の誕生秘話など、関連エピソードも見逃せない。
また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)は、東京・赤坂での新婚時代の思い出を語る。実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。
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バラバラにされ継ぎ合わされた4つの死体、そして彼らを虜にした謎の「ゾディアック・カード」とは!?
ミュージカル俳優として新たなスタートを切った竜崎晶の身辺で起こる奇怪な事件の数々・・・・・・。『新・天狼星ヴァンパイア』(本電子全集第8巻収録)では晶の視点で描かれたヴァンパイア事件を第三者的視点から描き直すとともに、事件のさらなる深層へと迫った衝撃作、『真・天狼星 ゾディアック』シリーズ全6作品を完全収録。伊集院大介は二都をまたいだ猟奇的連続殺人事件の謎を解くことができるのか? 大介が恐れる、シリウスの復活とは・・・・・・!?
付録には、本作の執筆にも影響を与えたオウム真理教事件や幼女連続殺人事件、パソコン通信とインターネットの発達などをテーマに、夢枕獏、笠井潔と論じた座談会「仮想現実に征服された僕らの時代」や、栗本が敬愛し、多大な刺激を受けた大先輩・横溝正史との対談「探偵小説への見果てぬ夢」、横溝正史死去に伴う追悼エッセイなど、栗本薫の探偵小説への思いをひもとく貴重な資料も満載!
また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴る連載エッセイ、実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した「栗本薫の育児日記」(初公開)も大好評連載中。今巻では幼稚園児の栗本薫がラジオ出演や文化祭で大活躍する!
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伊集院大介・最大の敵「シリウス」がついに登場!大介は美貌の天才舞踊家・芳沢胡蝶を怪人の魔手から救うことができるのか?
美貌のファッション・モデルが次々と掠われてはバラバラ死体となって発見される、連続殺人事件が発生した。犯人は「シリウス」と名乗る謎の人物。次の標的と目される人物の身辺警護の依頼を受けた伊集院大介は、事件に深く巻き込まれていく。人の心を操って自らの手を汚すことなく、むごたらしい殺戮を繰り返すシリウスは、やがて次の標的を天才舞踊家で美貌の女形、芳沢胡蝶と定めた。大介とシリウスの死闘が始まる!
のちに栗本薫自身の手でミュージカル化された、彼女の代表作のひとつ「天狼星」シリーズ5作(『天狼星』、『天狼星II』、『蝶の墓 天狼星III』、『新・天狼星 ヴァンパイア 恐怖の章』、『新・天狼星 ヴァンパイア 異形の章』)を完全収録。付録として、同人誌に発表された著者自身による評論、ミュージカル『天狼星』に寄せたエッセイ、CD『天狼星』のライナーノート、「伊集院大介シリーズ」創作ノートなど、『天狼星』をまるごと堪能できる資料が満載!
また、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)、さらに実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学入学までを記した、『栗本薫の育児日記』(連載)を初めて公開する。
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栗本薫が生んだ名探偵・伊集院大介。その明晰な推理と活躍を描く人気シリーズの初期6作品を一挙に収録。
伊集院大介のデビュー作にして吉川英治文学新人賞受賞作『絃の聖域』は、長唄の家元一家を襲った連続殺人事件を描く、本格推理小説の傑作。自らも長唄の名取であった栗本の、三味線の音のように冴えわたる格調高い文体に圧倒される。ほかに『優しい密室』、『鬼面の研究』、『伊集院大介の冒険』など、宿敵シリウス登場以前の大介の活躍をまとめ読みできる。
付録として、現在閉鎖されている自身のウェブサイトに書き下ろした連載エッセイ『日本には邦楽があるのだ』や、『鬼面の研究』などを漫画化した、まんだ林檎氏と大介の魅力を語り尽くした熱烈対談、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)など。さらに実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学卒業までを記した、『栗本薫の育児日記』(連載)を初めて公開! その他、『絃の聖域』の生原稿や伊集院大介シリーズの創作ノート、吉川英治文学新人賞授賞式の写真などなど、お宝付録が満載!
※この作品にはカラー写真が含まれます。 -
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