ライトノベル
~覚醒遺伝子~
シリーズ内の平均評価:
(8)
完結
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なぜか本来知るはずのない天使の知識を記憶し、過去の経験から言葉を信じられないでいる柴田晴友。機関によって黒い歪な翼を植え付けられ、自らを七番目の代替天使だと名乗るナナ。 心を開こうとしないナナに形だけの言葉を放つばかりの晴友。だが、交流を重ねるうち、二人の心は近づいていく。 しかしそこで、ナナを生み出した機関の陰謀が動き出す。 想感応、代替天使、蝶紋斑、空を継ぐもの──様々な思惑が交錯する中、二人が切り開く未来とは?
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万能薬―― あらゆる病気を治す夢の薬剤が開発されようとしていた。 それを待ち望む少女が二人。 初鹿野千夏は異様に頑丈な身体を持ちながらその血液は黒かった。 半井詩奈は“眠り病”から端を発する合併症で入院生活を余儀なくされていた。 詩奈の兄の成幹は、とある交通事故がきっかけで千夏と出会う。二人は次第に近づいていくが、万能薬を巡る思惑に翻弄されることになる。黒い血、万能薬、天使の遺伝子 ――すべてのピースがはまるとき、二人に訪れるドラマとは!?
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眠り病が静かに広がる街で、月雄は夜ごと夢の中で一人の少女を見る。彼女はいつも簡素な寝台に腰かけ、じっとこちらを見つめてきた。しかし、そんな夢に異変が起こると同時に、月雄は現実でその少女と出会う。 少女の名はツェツェ。目覚めるはずのない眠り病から覚醒した彼女に懐かれた月雄は、自らも無垢なツェツェに惹かれていく。眠り、夢、天使、遺伝子、様々なものが絡み合う中、二人を待ちうける運命とは ── 。 「 ── 本当にわたし、目覚めても良かったのかな」 感動のエンジェリック・シンフォニー、開幕。
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