国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機
デービッド・アトキンソン(著)
/東洋経済新報社
作品情報
「なぜ日本人は、“カネのなる木”を枯らすのか?」
国宝をはじめとした文化財が陥っている「窮地」を明らかにするとき、
日本経済再生の道が見えてくる! 規格外の知的興奮!
・「国宝」なのにボロボロな理由
・日本の職人をクビにして海外へ外注
・伝統工芸品の価格は「ボッタクリ」だ
・「補助金漬け」の実態
・日本の文化財がこんなに「つまらない」わけ 他
「山本七平賞」受賞作に続く、衝撃の問題提起!
【著者メッセージ】
「伝統技術が途絶えてしまったイギリスに生まれた者として、
そして日本の伝統文化を守る企業の経営者として、
たとえ嫌われても、これだけは伝えたかった」
――デービッド・アトキンソン
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この作品のレビュー
平均 3.7 (18件のレビュー)
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日本が経営していくと言うこと。
作者は小西美術工藝という、日本の古くからある建築物などの修理などを手がける会社の社長で、この本に書かれているような内容を複数の書に記している。
うがった見方をすれば、衰退している伝統工芸としての建築…メーカーのアピールであるのかもしれないが、昨今しきりに騒がれているインバウンド、海外の方が日本に旅行にいらっしゃることについて、再度考えてみることができた。
というのは、海外の方が何故日本に?と考えると、分からなくなってくるので、私たちは何故、そこに旅行するのだろうか?で考えてみたら良いのだと考えた。
私は行ったことが無いが、ハワイや、グァム、ラスベガスなどのリゾートに行くのは、現在を忘れて別世界で夢の世界に浸ることだろう。そういえば、ディズニーリゾート、USJ、ピューロランドもそうなのかもしれない。
そのような体験で言うと、人が少ない大自然を訪問するというのも同じ感じではないだろうか。であれば、私は後者の方が好きかもしれない。
それに対して、京都、鎌倉、日光、または各地の城、城下町、はたまた寺社、仏閣を訪れたいというのはどういう思いからだろうか?
それは、今の歴史を積み上げて人たちが、どのような暮らしをしていたのか?その地域の文化、その時代の文化に触れてみたいからではないだろうか?となると、それができるだけわかりやすく、当時の面影を残した状態で見せてもらえると、あらがたいものとなるのであろう。
翻って現在のそれらの保存状況を見てみると、果たしてそれらができていて、公開されているかというと、案外そうでも無かったりする。また、写真撮影禁止となっているところも多く、現代であればSNSでここに行ってきたよ、素晴らしかったとアピールすることすらできない。
ヨーロッパに行くと美術館に行く日本人は多いだろうが、日本に来て歴史的建造物を訪問したいと思っているヨーロッパの方も多いと思われる。その時、安価に入場してもらうのではなく、見合った代金を頂き、しっかりと見ていただけるという建物の容姿、サービスも付加させていくことが今後必要になるだろう。
私たちも、海外で有名な観光名所に行って、えっ、てことがあると、もう2度と行こうとは思わないでしょうから。
続きを読む投稿日:2016.09.25
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日本の文化財の劣化は、この本の書かれた当時、間違いなくかなり厳しい状況だったと思う。
学生の頃、未公開寺院の特別拝観のアルバイトを毎年していたため、寺院関係の方とお話しする機会も比較的多くあった。
そ…ういった流れでこの本を当時とても興味深く読んだ。
私の大雑把な感想は、
神様ありがとう!デービットさんを日本に連れてきてくれて!
そして小西美術の前社長さんグッジョブ!
という事です。続きを読む投稿日:2022.02.11
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