1946年に創刊以来、井伏鱒二、川端康成、坂口安吾、三島由紀夫……と綺羅星の如き作家が登場してきた「別冊文藝春秋」が、電子版へと大リニューアル。記念すべき電子化第一号は、道尾秀介と綾野剛との巻頭対談、重松清、若竹七海といった人気作家の短編や貴志祐介、誉田哲也、月村了衛などの新連載と読み応え満点の一冊になっています。(通巻317号/2015年6月号)●巻頭対談「現場主義でいく」道尾秀介×綾野剛●短篇 小説の肌触りを堪能「ワン、ツゥ、スリー……パッ。」重松清「不適切な死」若竹七海「慈雨」岩城けい●新・・・
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別冊文藝春秋(通巻335号/2018年5月号)
今号は新連載が一作。藤沢周さんの「あじゃりあじゃらか」は人間の奥底に眠っている欲望のあり様を問う、鮮烈なる官能の物語。奥多摩の谷戸にある寺院に雇われ、平凡な日々を過ごしていた寺男が境内で出会った謎の美女の知られざる秘密とは―。短篇には篠原勝之さんの「戯れの魔王」。舞踏の親玉マロに誘われて、いきなり踊りの舞台に出演することになった後期高齢者であるオレのとびきり愉快な彷徨。『骨風』で泉鏡花文学賞を受賞した鉄のゲージツ家・クマさんの待望の最新作です。伊吹有喜さん、倉知淳さん、小林泰三さんの連載は今号で終了です。
【今号の目次】
◆新連載◆
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
◆短篇◆
篠原勝之「戯れの魔王」
◆連載小説◆
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
深緑野分「スタッフロール」
谷瑞恵「まよなかの青空」
柴田よしき「高原カフェ日誌2」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
伊吹有喜「ホームスパン」
倉知淳「ドッペルゲンガーの銃」
小林泰三「代表取締役アイドル」
◆エッセイ・フォトエッセイ◆
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
武田花「ポップス大作戦」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部」 -
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別冊文藝春秋(通巻334号/2018年3月号)
本誌で「空を拓く」を連載中の門井慶喜さんが、「銀河鉄道の父」で第一五八回直木三十五賞を受賞しました。「空を拓く」は、東京駅や日本銀行本店の設計を手掛けたことでも知られる建築家・辰野金吾の人生を通して、近代都市誕生のロマンに迫る物語。新直木賞作家の最新作にご注目下さい。三崎亜記さん、畑野智美さんの連載は今号で終了。夢枕獏さんは休載です。
【今号の目次】
◆連載小説◆
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
伊吹有喜「ホームスパン」
倉知淳「ドッペルゲンガーの銃 二つの地点で同時に事件を起こす分身した殺人者について」
深緑野分「スタッフロール」
谷瑞恵「まよなかの青空」
小林泰三「代表取締役アイドル」
柴田よしき「高原カフェ日誌2」
◆連載終了◆
三崎亜記「30センチの冒険」
畑野智美「神さまを待っている」
◆エッセイ・フォトエッセイ◆
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
武田花「ポップス大作戦」 -
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別冊文藝春秋(通巻333号/2018年1月号)今号も新連載、注目作が満載。安東能明さんの「夜の署長II 穂先の死」。ホテルで新興IT企業の取締役が脳出血で死亡。「夜の署長」こと下妻晃は事件性を嗅ぎ取り捜査を始める。倉知淳さんの「ドッペルゲンガーの銃」。離れた場所で同時に発生した2つの事件。ある痕跡から、事件を起こしたのは同一人物だと断定された。犯人の使ったマジックとは? 望月麻衣さんの「京洛の森のアリス」。舞妓になるため東北から京都・祇園に出てきた十五歳の少女が、大切な人を捜し求めて異界を旅する。【今号の目次】◆新連載◆安東能明「夜の署長2 穂先の死」望月麻衣「京洛の森のアリス」◆連載小説◆中島京子「夢見る帝国図書館」青山文平「跳ぶ男」門井慶喜「空を拓く」島本理生「ファーストラヴ」千早茜「神様の暇つぶし」倉知淳「ドッペルゲンガーの銃 二つの地点で同時に事件を起こす分身した殺人者について」本城雅人「崩壊の森」葉真中顕「セルロイド」中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」三崎亜記「30センチの冒険」知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 伊吹有喜「ホームスパン」藤野恵美「淀川八景 さよならホームラン」深緑野分「スタッフロール」畑野智美「神さまを待っている」谷瑞恵「まよなかの青空」小林泰三「代表取締役アイドル」柴田よしき「高原カフェ日誌2」◆エッセイ・フォトエッセイ・漫画◆北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」武田花「ポップス大作戦」久世番子「よちよち文藝部」
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別冊文藝春秋(通巻332号/2017年11月号)今号は新連載が三作。門井慶喜さんの「空を拓く」。東京駅や日本銀行本店の設計を手掛けたことでも知られる建築家・辰野金吾の人生を通して、近代都市誕生のロマンに迫ります。本城雅人さんの「崩壊の森」。ソ連崩壊を世界に先駆けてスクープしたのは、一人の日本人記者でした。伝手もコネもない地で、彼はなぜこの大スクープをものにできたのか? いち特派員が歴史的瞬間を目撃するまでの怒濤の日々を、ノスタルジーとともに描きます。小林泰三さんの「代表取締役アイドル」。駆け出しの地下アイドルが会社再建に奮闘していく姿をコミカルに描く物語。【今号の目次】◆新連載◆門井慶喜「空を拓く」本城雅人「崩壊の森」小林泰三「代表取締役アイドル」◆連載小説◆中島京子「夢見る帝国図書館」青山文平「跳ぶ男」千早茜「神様の暇つぶし」島本理生「ファーストラヴ」葉真中顕「セルロイド」中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」三崎亜記「30センチの冒険」知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 伊吹有喜「ホームスパン」深緑野分「スタッフロール」畑野智美「神さまを待っている」谷瑞恵「まよなかの青空」大山誠一郎「赤い博物館II 記憶の中の誘拐」柴田よしき「高原カフェ日誌 2」夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆エッセイ・フォトエッセイ◆北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」武田花「ポップス大作戦」
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別冊文藝春秋(通巻331号/2017年9月号)今号は新連載が一作。葉真中顕さんの「セルロイド」は、カリスマ的人気を誇るアニメーション監督・伊藤七瀬が主人公。一切の妥協を許さない彼女の創作姿勢はスタッフを疲弊させ、現場は次々とトラブルに見舞われることに・・・・・・。ミステリー界の新鋭がアニメ業界の光と影に迫ります。【今号の目次】◆新連載◆葉真中顕「セルロイド」◆連載小説◆中島京子「夢見る帝国図書館」青山文平「跳ぶ男」千早茜「神様の暇つぶし」島本理生「ファーストラヴ」中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」三崎亜記「30センチの冒険」知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 倉知淳「文豪の蔵 密閉空間に忽然と出現した他殺死体について」深緑野分「スタッフロール」畑野智美「神さまを待っている」伊吹有喜「ホームスパン」柴田よしき「高原カフェ日誌 2」夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆連載終了◆樹林伸「東京ワイン会ピープル」深沢潮「海を抱いて月に眠る」◆エッセイ・フォトエッセイ・漫画◆北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」武田花「ポップス大作戦」久世番子「よちよち文藝部」
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別冊文藝春秋(通巻330号/2017年7月号)今号は新連載が二作。青山文平さんの「跳ぶ男」。江戸の世に道具役の跡継ぎとして生まれた少年が、ひたすらに能の修行に励み、道を究めていく成長譚。北尾トロさんの「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」。節約のため東京の仕事場をたたんだ北尾さんが、友人の家を泊まり歩くノンフィクション。対談には、東山彰良さんと人気シナリオライターの虚淵玄さんが登場。台湾の伝統芸能に魅せられた二人の熱き創作談義をお楽しみ下さい。【今号の目次】◆新連載◆青山文平「跳ぶ男」北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」◆対談◆東山彰良×虚淵玄「台湾的遊戯」◆短篇◆彩瀬まる「薄布」藤野恵美「淀川八景 自由の代償」◆連載小説◆千早茜「神様の暇つぶし」中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」樹林伸「東京ワイン会ピープル」谷端恵「まよなかの青空」倉知淳「文豪の蔵 密閉空間に忽然と出現した他殺死体について」中島京子「夢見る帝国図書館」三崎亜記「30センチの冒険」知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 畑野智美「神さまを待っている」伊吹有喜「ホームスパン」深緑野分「スタッフロール」島本理生「ファーストラヴ」深沢潮「海を抱いて月に眠る」柴田よしき「高原カフェ日誌 2」夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆連載終了◆貴志祐介「赤い雨」山下澄人「ほしのこ」 櫛木理宇「AX」飴屋法水「彼の娘」近藤史恵「インフルエンス」◆フォトエッセイ◆武田花「ポップス大作戦」
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別冊文藝春秋(通巻329号/2017年5月号)【今号の目次】◆新連載◆千早茜「神様の暇つぶし」 ・・・齢の離れた運命の人と出会ってしまった女子大生の、わりきれない思いを繊細に描く中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」 ・・・日本国憲法誕生に奔走した人々が繰り広げる壮大な人間ドラマ矢月秀作「刑事学校 博戯の代償」 ・・・刑事研修所で捜査のプロを養成している畑中が、駆け出し研修生たちと難事件に挑む樹林伸「東京ワイン会ピープル」 ・・・人気漫画『神の雫』原作者が描く、究極のワイン小説谷端恵「まよなかの青空」 ・・・かつて「あおぞら号」で出会った謎の少年をめぐり再び動き始めた時間――大人のための優しき青春物語倉知淳「文豪の蔵 密閉空間に忽然と出現した他殺死体について」 ・・・完全密室で起きた“不可能犯罪”にボンクラ刑事と女子高生ミステリ作家が挑む!◆短篇◆彩瀬まる「祝祭」◆連載小説◆中島京子「夢見る帝国図書館」山下澄人「ほしのこ」 三崎亜記「30センチの冒険」知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 畑野智美「神さまを待っている」伊吹有喜「ホームスパン」島本理生「ファーストラヴ」櫛木理宇「AX」飴屋法水「彼の娘」近藤史恵「インフルエンス」柴田よしき「高原カフェ日誌 2」貴志祐介「赤い雨」夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆連載終了◆藤沢周「武曲2 コルネフォロス」木下昌輝「宇喜多の楽土」◆エッセイ◆ 朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」 ◆フォトエッセイ◆武田花「ポップス大作戦」◆漫画◆久世番子「よちよち文藝部」
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別冊文藝春秋(通巻328号/2017年3月号) 今号は新連載が二作。中島京子さんの「夢見る帝国図書館」では、戦前における日本唯一の国立図書館・帝国図書館の数奇な運命をユーモラスに描きます。藤沢周さんの「アルデバラン 武曲2」は、北鎌倉の高校の剣道部を舞台に、ラップ命の少年が剣士として覚醒するまでの心模様を描いた剣豪小説です。 短篇には、戌井昭人さん「俳優・亀岡拓次 亀岡の年末年始」、藤野恵美さん「淀川八景 川原の犬」、大山誠一郎さん「赤い博物館2 死を十で割る」と何れも力作揃い。 第156回芥川賞を受賞した山下澄人さんの「ほしのこ」など、豪華執筆陣による連載をお楽しみ下さい。 【今号の目次】 ◆新連載◆ 中島京子「夢見る帝国図書館」 藤沢周「アルデバラン 武曲2」 ◆短篇◆ 戌井昭人「俳優・亀岡拓次 亀岡の年末年始」 藤野恵美「淀川八景 川原の犬」 大山誠一郎「赤い博物館2 死を十で割る」 ◆連載小説◆ 山下澄人「ほしのこ」 三崎亜記「30センチの冒険」 知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 畑野智美「神さまを待っている」 伊吹有喜「ホームスパン」 木下昌輝「宇喜多の楽土」 深緑野分「スタッフロール」 島本理生「ファーストラヴ」 深沢潮「海を抱いて月に眠る」 櫛木理宇「AX」 飴屋法水「彼の娘」 近藤史恵「インフルエンス」 柴田よしき「高原カフェ日誌 2」 貴志祐介「赤い雨」 夢枕獏「ダライ・ラマの密使」 ◆連載終了◆ 東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」 海堂尊「ゲバラ放浪」 朝比奈あすか「人間タワー」 中村航「赤坂ひかるの愛と拳闘」 早坂吝「ドローン探偵」 ◆エッセイ◆ 朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」 ◆フォトエッセイ◆ 武田花「ポップス大作戦」
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別冊文藝春秋(通巻327号/2017年1月号) 今号は新連載が四作。武田花さんの「ポップス大作戦」は色鮮やかなフォト&エッセイの新境地! 海堂尊さんの「ゲバラ放浪」では、革命家チェ・ゲバラを、キューバ革命を、そしてラテンアメリカを描き尽くします。三崎亜記さんの「30センチの冒険」は、空間が歪んだ異世界に突然迷い込んでしまった青年の、手に汗握る異色の冒険譚。知念実希人さんの「レフトハンド・ブラザーフッド」は、片腕が自分の意志とは関係なく動いてしまう主人公が殺人事件の容疑者として追われてしまう、サスペンス・ミステリーです。 短篇には、彩瀬まるさん「山の同窓会」、似鳥鶏さん「いつもと違うお散歩コース」の二作を収録しています。 【今号の目次】 ◆新連載◆ 武田花「ポップス大作戦」 海堂尊「ゲバラ放浪」 三崎亜記「30センチの冒険」 知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 ◆短篇◆ 彩瀬まる「山の同窓会」 似鳥鶏「いつもと違うお散歩コース」 ◆連載小説◆ 畑野智美「神さまを待っている」 山下澄人「ほしのこ」 伊吹有喜「ホームスパン」 木下昌輝「宇喜多の楽土」 深緑野分「スタッフロール」 島本理生「ファーストラヴ」 深沢潮「海を抱いて月に眠る」 早坂吝「ドローン探偵」 東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」 朝比奈あすか「人間タワー」 櫛木理宇「AX」 飴屋法水「彼の娘」 近藤史恵「インフルエンス」 柴田よしき「高原カフェ日誌2」 中村航「赤坂ひかるの愛と拳闘」 夢枕獏「ダライ・ラマの密使」 ◆連載終了◆ 楡周平「ぷろぼの」 福田和代「空に咲く恋 当世花火師青春始末」 高殿円「主君 井伊の赤鬼・直政伝」 ◆エッセイ◆ 朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」 ◆漫画◆ 久世番子「よちよち文藝部」
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別冊文藝春秋(通巻326号/2016年11月号)
今号は新連載が三作。高殿円さんの「主君 井伊の赤鬼・直政伝」。徳川四天王として武勲を誇った井伊直政に挑む本格歴史エンターテイメント。畑野智美さんの「神さまを待っている」。派遣先から契約を打ち切られた二十六歳の女性の視点から、現代の貧困女子の実情をリアルに描く意欲作。山下澄人さんの「ほしのこ」。父親に連れられて遠くの星からやってきた少女の大いなる冒険を描く〈日本版・星の王子さま〉。
『十二人の死にたい子どもたち』を上梓した冲方丁さんのロングインタビュー、警察小説の第一人者・堂場瞬一さんと、初の現代小説『横浜1963』を上梓した歴史作家・伊東潤さんの対談も掲載されています。
【今号の目次】
◆『十二人の死にたい子どもたち』刊行記念ロングインタビュー◆
冲方丁
◆対談◆
堂場瞬一×伊東潤
◆新連載◆
高殿円「主君 井伊の赤鬼・直政伝」
畑野智美「神さまを待っている」
山下澄人「ほしのこ」
◆短篇◆
篠原勝之「蓮葬り」
◆連載小説◆
木下昌輝「宇喜多の楽土」
伊吹有喜「ホームスパン」
深緑野分「スタッフロール」
島本理生「ファーストラヴ」
深沢潮「海を抱いて月に眠る」
早坂吝「ドローン探偵」
東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」
朝比奈あすか「人間タワー」
櫛木理宇「AX」
飴屋法水「彼の娘」
近藤史恵「インフルエンス」
福田和代「空に咲く恋 当世花火師青春始末」
中村航「赤坂ひかるの愛と拳闘」
楡周平「ぷろぼの」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」
七月隆文「天使は奇跡を希う」
◆エッセイ◆
朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」 -
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別冊文藝春秋(通巻325号/2016年9月号)
今号は新連載が五作。朝井リョウさんの「風と共にゆとりぬ」。「ゆとり世代」だからこその切なさとおかしみが炸裂するエッセイ。伊吹有喜さんの「ホームスパン」。職人一家三代の生き方を通して、心が離れかけた家族の再生を描く壮大な物語。大山誠一郎さんの「赤い博物館2 夕暮れの屋上で」。キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》館長に甘んじる謎の美女と捜査一課から左遷された巡査部長が、迷宮入りの難事件に次々と挑む本格警察小説。木下昌輝さんの「宇喜多の楽土」。宇喜多秀家の流転の日々を描く本格歴史小説。深緑野分さんの「スタッフロール」。映画の世界に夢を託した二人の女性の愛と冒険の物語。
巻頭対談は、クリープハイプのボーカルとして活躍する尾崎世界観さんと気鋭の作家、千早茜さんです。
【今号の目次】
◆初小説『祐介』刊行記念対談◆
尾崎世界観×千早茜
◆新連載◆
木下昌輝「宇喜多の楽土」
伊吹有喜「ホームスパン」
深緑野分「スタッフロール」
大山誠一郎「赤い博物館2 夕暮れの屋上で」
◆短篇◆
彩瀬まる「愛のスカート」
藤野恵美「婚活バーベキュー」
◆エッセイ◆
朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」
◆連載小説◆
島本理生「ファーストラヴ」
東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」
飴屋法水「彼の娘」
深沢潮「海を抱いて月に眠る」
早坂吝「ドローン探偵」
朝比奈あすか「人間タワー」
櫛木理宇「AX」
近藤史恵「インフルエンス」
福田和代「空に咲く恋 当世花火師青春始末」
七月隆文「天使は奇跡を希う」
柴田よしき「高原カフェ日誌2」
中村航「赤坂ひかるの愛と拳闘」
楡周平「ぷろぼの」
貴志祐介「赤い雨」
酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみ」
橘玲「フィリピーノ」
沢村浩輔「週末探偵 夏の蝉」
青柳碧人「国語、数学、理科、漂流」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部」 -
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別冊文藝春秋(通巻324号/2016年7月号) 今号は新連載が三作。島本理生さんの「ファーストラヴ」は臨床心理士の娘と実母のよじれた関係をめぐる物語。深沢潮さんの「海を抱いて月に眠る」。終戦直後に日本に密航した在日一世の父が九十歳で亡くなると、家族も知らなかった経歴が次々と明らかになって・・・・・・。早坂吝さんの「ドローン探偵」。ドローンを駆使して縦横無尽の活躍を見せる探偵・飛鷹六騎の活躍がコミカルに描かれます。 短篇には、似鳥鶏さんの「証人ただいま滑空中」。楓ヶ丘動物園の怪しく愉快な面々が登場する動物園ミステリーの最新作。 巻頭には、先ごろ『羊と鋼の森』で本屋大賞を受賞した宮下奈都さんのインタビューと書下ろしエッセイ。 冲方丁さん、安東能明さん、伊与原新さん、朱野帰子さん、小嶋陽太郎さんの連載は今号で終了します。【今号の目次】◆本屋大賞受賞記念インタビュー&エッセイ◆宮下奈都◆新連載◆島本理生「ファーストラヴ」深沢潮「海を抱いて月に眠る」早坂吝「ドローン探偵」◆短篇◆似鳥鶏「証人ただいま滑空中」◆連載小説◆東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」朝比奈あすか「人間タワー」櫛木理宇「AX」飴屋法水「彼の娘」近藤史恵「インフルエンス」福田和代「空に咲く恋 当世花火師青春始末」柴田よしき「高原カフェ日誌2」七月隆文「天使は奇跡を希う」吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみ」橘玲「フィリピーノ」中村航「赤坂ひかるの愛と拳闘」楡周平「ぷろぼの」貴志祐介「赤い雨」青柳碧人「国語、数学、理科、漂流」沢村浩輔「週末探偵 夏の?」酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆連載終了◆安東能明「爆弾魔」小嶋陽太郎「こちら文学少女になります」冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」朱野帰子「賢者の石、売ります」伊与原新「ブルーネス」
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