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足かけ6年続いた連載のフィナーレ!茜が生前書いていた小説が大きな章を受け、前年の受賞者である綾小路の義兄のはからいで、綾小路家で穏やかに二次会を設けてもらうことに。そして、茜の網角膜を譲り受けて、目が見えるようになった園臣と、茜のお墓でアンは再会する。京都と東京で、アンと冬梧は行き違ってしまい、留学前の別れができなかったことを案ずるアン。でも、実は、柚木家の父親が倒れたこともあり、留学を辞退しに冬梧は東京へ行っていたのだった。最期はもちろん、周りからたっぷりの祝福を受けてのアンと冬梧の結婚式!
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「径」が火事になってしまったが、柚木家や彩のカレ・結城さんの助けもあり、なんとか立て直しがききそうになった。が、桜庭家が一仁の心配をして、引き取りにきてしまった。何もできず、はがゆい想いをしていたアンだったが、藍に励まされて一仁を取り返しに行った。桜庭家とも穏やかに解決。そして、藍は堅司の優しさが忘れられず、受験の応援を。気晴らしに行った山登りで、堅司と藍は結ばれる。めでたく、堅司は大学合格し、藍も京都で就職することが決まって...
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北野と関係を持ってしまったことを引きずる藍。どうにも苦しくて、堅司に真実を話してしまう。堅司は受け止めきれない藍の過去に、ふてくされてしまう。藍も、堅司を失ったことを後悔してふさぎこんでしまう。筆舌に尽くしがたい恋愛のつらさをどう処理していいものか分からない二人。乾燥する冬、酔っ払いが落としたタバコの吸い殻がきっかけで、「径」が火事になって!?
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甘ったれの末っ子・藍も恋をする年頃になる。意外とモテる藍で、なんと冬梧の弟・賢司から告られたり、昔ヤンチャしていたころの元・暴走族の北野からも告られて。イマイチ自信が持てない藍は、北野とのバイクデートを重ねる。何度目かの北野とのデートの後、藍は北野に抱かれてしまう。そのときの空しさで、自分は北野を好きではないと知る藍。それでも優しくしてくれる賢司を本当は好きだと知り、過去を消したくなる藍。。。藍の恋バナをどぞ。
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不意に上京したアンは鞠子さんに出会う。が、鞠子さんは劇団員になっていて、時間薬が彼女を穏やかにしていた。一仁は無事に日々大きくなって、アンは自分の子供として関わろうと思うようになった。頑張っていた冬梧は、論文が認められて来春から、マサチューセッツに留学が決まる。東京と京都の距離ですら遠く思っていたアンにとっては、不安なことでもあり、喜ぶべきことでもあり...そしてアンは、茜が書き残した小説を出版社に持ち込んだ。
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諒は即死だった。茜と諒は同時に帰らぬ人となり、二人の赤ちゃん・一仁は喜多沢の家で預かることに。桜庭の両親は、二人の葬儀には出なかったものの、孫の一仁の元へは足繁く通うことになりそうだ。そして、冬梧は東京へ戻り、アンとの夢を叶えようと、バイト漬けの忙しい日々を送るようになる。いつもの電話がおかしいと、アンが京都で不安になっているところ、冬梧は公衆電話のボックスで倒れてしまう。それを助けたのが、なんと、あの鞠子さんで!?とにかく泣ける巻です。
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アンからの不安を隠せない手紙を受けて、冬梧は東京から一足早く京都に戻ってくる。茜は、諒や姉妹、冬梧とその母に囲まれて、元気な男の子を産むことができた。が、母体への影響は大きく、茜は別病棟へ。いよいよ死期が迫ってきたことを知った茜は、最期のわがままで、生まれ故郷の長崎に行きたいという。茜の実母の墓参りを終えたところで、とうとう永遠に帰れない人となる。茜を抱きかかえたまま、涙にくれる諒の前を車が横切って...
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茜が吐血してまた入院する。アンは後悔しないよう、学校を1年休学して、京都で茜の側にいると決める。そして、残りわずかだと分かっていて苦しむ諒は、茜と暮らす家を探す。堀内の友達が子供を堕ろす保証人に、堀内は冬梧の筆跡似せて、なりすまさせる。結局、その友達は子供を産むことになり、要らなくなった保証書を堀内はアンに突きつけ、冬梧と別れるように迫る。アンは冬梧への不安を隠せない...
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夏休みの時期が来た。上京してきた茜が、再び東京で倒れ、死期が迫っていること、そして、諒の子供を身ごもっていることを、アンと冬梧と諒は知る。茜は母体も子供も危ないことを知りながら、子供を産むことを決意している。そして、またやっかいな堀内が出てくる。父親が有名な建築家の堀内は、軽井沢の別荘で冬梧との結婚を父に認めさせようとするが。。。
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アンは念願叶って、保母さんの専門学校に通うようになる。園臣は相変わらず、目が見えないままで、アンも陰ながら手伝いをしている。冬梧との愛も順調といきたいところだが、冬梧と同じ建築同好会の堀内睦美という女が、酔った冬梧と一夜を共にしたと言って、アンとの仲に陰が出てくる。お互い、学校とアルバイトの時間のすれ違いに堀内が入ってきたことで、先行きが不安になるアン。そんな時に、死期せまる茜が上京してきて...
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スタントマンとして経験をつんでいた園臣が、ドラマのスターを張るチャンスをものにする。が、以前、アンがグラスを落としたときの破片が、園臣の目に入ったままで炎症を起こし、失明してしまう。正月にアンと冬梧は、京都で祝言を挙げる予定だったが、アンは園臣をそのままにして、自分だけが幸せになれることを拒み、東京に残って、園臣の片目の役割をすると誓う。一方、死がせまる茜を愛する諒は、何としても茜に愛を伝えたく、一夜結ばれるが...
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ようやく本郷の近所で暮らせるようになったアンと冬梧。園臣の存在にちょっぴり嫉妬してしまう冬梧だったが、二人の愛は順調に育まれる。そんなある夏の日、藍から茜が倒れたとの連絡が入り、アンと冬梧は急いで京都に戻る。アンが想像していたより、茜は元気そうに見えた。そして、柚木家の伝統の大文字焼き見物にも招待され、いい帰省ができたと東京に戻る新幹線が出発した瞬間、茜が本当に倒れてしまい...
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