小説
くらがり同心裁許帳
シリーズ内の平均評価:
(22)
一年前に内藤新宿の飾り職人が、酔って大川に転げ落ち溺死した。 奉行所の調べでは、単なる事故として片づけられたが、その死を受け入れられない母親は、月命日のたび南町奉行所に再吟味を哀訴していた。 同心の角野忠兵衛は、事件の真相をつかむため探索を始める・・・。彼のお役目は迷宮入り事件ばかりを扱う「永尋書留役」。奉行所の角に忘れ去られた事件を追って、窓際同心角野忠兵衛が八百八町を駆け巡る!
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下谷広小路に店を構える薬種問屋の主人が、心の臓を一突きにされて殺された。その残忍な手口は一年前の、鍛冶職人の房蔵殺しと同じだった。 くらがりに落ちた――迷宮入りになった事件ばかりをあつかう南町奉行所の永尋書留役同心・角野忠兵衛は、一年前の事件の洗い直しを始めるが、そこには思いもよらぬ真実が隠されていた・・・・・・。 涙に煙る吾妻橋に、男と女の哀しい想いが吹き渡る! 好評時代小説 シリーズ第三弾!
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くらがりに落ちた、とは―――いわゆる迷宮入り事件を指す。 南町奉行所の永尋書留役同心・角野忠兵衛は今日も、普請問屋「加納屋」の主が辻斬りにあって殺された事件を追っていた。下手人は当然挙がっていない。この事件は、公儀の御用金に絡み、幕閣と遠州掛川藩が怪しいと睨んだ南町奉行・大岡越前から直々の命を受けてのものだった・・・。 風采の上がらぬ窓際同心の人情味溢れる活躍を描く時代小説。好評の第二弾!
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一年前に内藤新宿の飾り職人が、酔って大川に転げ落ち溺死した。 奉行所の調べでは、単なる事故として片づけられたが、その死を受け入れられない母親は、月命日のたび南町奉行所に再吟味を哀訴していた。 同心の角野忠兵衛は、事件の真相をつかむため探索を始める・・・。彼のお役目は迷宮入り事件ばかりを扱う「永尋書留役」。奉行所の角に忘れ去られた事件を追って、窓際同心角野忠兵衛が八百八町を駆け巡る!
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