便利な購入方法
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この本は、「しゃべれないあなたは悪くない!英語力が伸びるホントの方法」の続編にあたります。
前作の内容に共感していただいた読者の方に、そして、もう少しだけ道筋が鮮明に見えてくれば、迷わずに自分の足で歩んでいけそうだと思われた読者の方に向けて執筆したものです。
以下に該当するような方であれば、役に立つことの一つや二つ、三つか四つ……が見つかるかもしれません。
・「英語学習」を「趣味」とすることが目的では「ない」人
・他人のアドバイスを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて、自分なりの学びのスタイルや英語との付き合い方を編み出していきたい人
・自信をもって英語が使える「ユーザー」になるためには、これから「3年」は準備期間になるが、その3年間に意義を見出していこうという姿勢のある人
なお、前作には、英語教育・ビジネス界の既得権益構造、英語学習者と英語ユーザーの決定的な違い、「使えば自ずと学びが起こる」といった、本書の前提となる話を書いております。 -
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長年、英語ができるようになりたいと多くの日本人が願っているにも関わらず、現状は改善されるどころか混迷を増すばかりで何も変化は見られない。
そこには英語コンプレックスを助長することで富を得ている英語ムラ(英語教育の専門家、英語ビジネス、教育行政、財界)の存在が大きく影響している。
英語が「できない」日本人が量産される本当の理由は、効果的に学んでいないせいでもなければ、努力が足りていないわけでもない。自信を喪失させる学校英語教育、英語コンプレックスを悪用する英語ビジネス、英語ユーザーになるために学んでいるという自覚の欠如、そしてインプット不足という点さえ克服できれば、英語を生活や仕事に役立てることは決して困難なことではない。
まずは英語コンプレックスから解き放たれること、そしてソーシャルネットワークなどを上手に活用して使う機会を生み出してユーザーになってしまえば、資格試験の虜になってしまったり、英語産業の罠に引っかかることもなくなる。
日本人が今すぐ学習者から英語ユーザーへと小さな一歩を踏み出すことができるように、多読・多聴といった具体的なアプローチを紹介しつつ、実際に英語を使って海外の人と交流しているありのままの様子を紹介し、英語をどのように使っていけばいいのかというヒントを提供する。
《著者紹介》
翻訳家。私立高校英語講師。
若い頃、英語には全く興味がなく、父親の仕事の関係でニューヨークに1年滞在した経験もあるが、現地では日本人コミュニティーの中で日本語だけで暮らした。
我が子が小学生になったころ、親子で英語って楽しそうだなと思い、多読をメインに英語を使って様々なことを始める。
同時に大学の助手等を経て、英語教育の現場へ。
他に、趣味を通して知り合った日本及び海外の作家のサポートも手がけており、日英翻訳や出版社との橋渡し役としても活躍中。 -
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