ライトノベル
アリス・リローデッド
シリーズ内の平均評価:
(20)
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好敵手・ロックフェローと交わした約束を果たすべく動くミスター・マグナムとアリスたちは、東洋人の女盗賊、ツバキと合流し謎の存在《闇の主》を追う。それは悲劇の再来と、仲間たちとの別離をもたらした。そして、全ての哀しみに終止符を打つべく、ミスターとアリスは最終決戦の地へと赴く。 「弾丸よ、この世界に愛を教えて――」 未来を切り開くマジック・ガンアクション、緊迫の第3巻登場! 電子特別版には、2013年4月発売の『電撃文庫MAGAZINE Vol.31』掲載短編『アリス・リローデッド ダーカー・カプリチオ』も追加収録!
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破滅の未来を回避することに成功したミスター・マグナム。だが、その前に、もう一人の《予言する者》の影が立ちはだかる。 「私は、貴方の運命を操ることが出来る――」 ――《魔犬》スティール。彼が企てた謀略に、アリスたちはなす術もなく翻弄され再び戦争の危機が訪れる――。第19回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作の未来を切り開くマジック・ガンアクション、新展開の第2弾登場!
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「・・・・・・あたしが巡り逢ったのは・・・・・・最高の銃だったわ」 そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。最悪の魔女《ゾォード》により引き起こされた災厄で相棒を失ったわたしは、過去の世界で意識を取り戻す。 「アリス?」 「そう。わたし、アリスよ」 サボテンと土煙が支配する荒野、スモーキー&ロックスで出逢ったのは、少女時代の相棒だった。だが、あのアリスとは何かが違う ──。 「ほへー。ミスターって、すっごいんだね」 ──アホだ、アホなのだ! やがて《ライトニング・ワイルド》と呼ばれるはずの少女は、おてんばアホ娘だったのだ・・・・・・。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために。
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