プロフェッショナル・プレゼンテーション
土井哲(著)
,高橋俊介(著)
/東洋経済新報社
作品情報
マッキンゼー出身で、一流企業向けに研修事業を行うカリスマ講師が、プレゼンの全ノウハウを説いた本。論理的なプレゼンを行うために、一からやさしく解説。
【主な内容】
I イントロダクション
プレゼンテーションの本質
増えるプレゼンテーションの機会
論理力とは何か
II 説得的プレゼンテーション
プレゼンテーションの構成要素
コンテンツ作成の流れ
III プレゼンテーションのデリバリー(実施)
勝負チャートが「肝」
練習
準備
プレゼンテーションの開始(オープニング)
チャート展開
プレゼンテーションのスタイル
討議のマネジメント&エンディング
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商品情報
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この作品のレビュー
平均 3.9 (15件のレビュー)
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何らかの相手の疑問や質問に答えるのがプレゼンテーション
相手の「役に立つ」話を「面白く」話すこと
コンテンンツ作成の流れ
1. キーメッセージを決める
2. キーメッセージを支える論理を構築する
3…. 各サブメッセージを証明する根拠を揃える
4. 話す順番や強調すべきポイントを考えてストーリーを設計する
5. 揃えた証拠をビジュアル化し、ストーリーに合わせて並べる
キーメッセージの種類
・事実メッセージ 「当社の売上げは昨年比5%減少した」
論証方法:演繹法や帰納法を使って論理を構築することができる。
・評価メッセージ 「当社の製品は優れています」
論証方法:論証が難しいので、まず言葉の「定義」をし、定義に合わせて証拠を揃える。相手の重視しているポイントをつかんで、根拠を示してメッセージを主張しないと意味がない。判断基準を持たない人には、こちらからそれとなく「判断基準」を与えてあげる。
・政策メッセージ 「当社はA市場に参入すべきだ」
論証方法
1. 必然性(inevitability) そうしないとまずいことが起こることを示す
2. 効用(benefit) そうしたらどれだけいいことがあるかということを示す
3. 実現可能性(feasibility) こうすれば実現できるということを示す
・希望メッセージ 「私の給料を上げてほしい」
論証不可能
論理的であるための3条件
1. 結論となるキーメッセージがあり、それが複数の根拠によって支えられピラミッド構造となる
2. 結論を支える根拠にはモレやダブリがないこと MECE(Mutually Exclusive, collectively Exhaustive)
フレームワークを用いる 3C(company, competitor, customer)、4P(product, price, place, promotion)
3. ピラミッドの最下層部が「事実」であること
論理構築の方法
帰納法
・仮説の提示
・因果関係による推測 変数に分解する 「この商品は利益が出る」→利益=市場規模×当社のシェア×収益性
・類推/アナロジーによる推測 異なった2つの事物の比較をし、互いに似通った点を挙げることで結論を裏付けようとする論証
・権威に基づく論証 その分野における権威のある人物、機関、書物などを引用する論証
演繹法
演繹の本来の意味は「含意」、その言葉から何が引き出せるを示す。言葉の持つ意味を基本に推論していくのが演繹。
演繹法による論理構築
・集合論理 「すべてのほ乳類には心臓がある」「すべての馬はほ乳類である」→「すべての馬には心臓がある」
・条件論理 「もし就業規則を破れば、解雇される」「彼は就業規則を破った」→「彼は解雇される」
・背理法 証明したいことの否定を仮定した結果、矛盾が導かれるなら、仮定の否定、すなわちもともと証明したかったことの成立が証明される
・論理力があっても説得力がないとダメ
説得力=論理力×判断基準
相手の判断基準(=価値観)を加えて命題を作りかえる、その人にとって重要と思える言葉に置き換えるという手順が欠かせない→インサイト
・メッセージの中にある主語を「あなた」に
私はあなたにうちの商品を買ってほしいのです」→「あなたはうちの商品を購入すべきだ」
自分がこうしたい、ああしたいではなく、相手がこうすべきだ
・コンプリートメッセージになっているかどうか?
WHAT 「命題」
WHY 「必然性」「効用」
HOW 「実現可能性」
・ストーリーの設計
一度全体の論理を組み立てた後で、1点にスポットを集中し、その他の要素を思い切って捨てるということも力強くメッセージを相手に伝えるためには必要なテクニック。
・ワンチャート・ワンメッセージ
ある主張を理解してもらい説得することと関係のないことは思い切って捨てる。
・2枚の勝負チャートを作る
問題の本質をえぐり出し、問題解決のための極めてクリエイティブなアイデアを出す。
型
A)
1.ズバリと結論を書く
2.結論の理由を書いてまとめる
B)
1.体験を書く
2.第1部から導かれた結論を書く
1.問題提起
2.意見提示 確かに、でもしかし
3.展開 もっとも説得力のあるアイデア
4.結論続きを読む投稿日:2008.04.22
プレゼンのプロであるコンサルタントが書いた、資料の作り方、プレゼンの進め方。論理学をベースに資料の論理構成を説いた箇所は、なるほど勉強になった。
投稿日:2023.07.13
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