完結
ジョンソンは口の悪いアンドロイドと暮らす、平凡なサラリーマンだった。ふとしたことをきっかけに、彼は自分が過去の記憶を暗示によって隠し、整形によって顔を変えた海賊コブラであることを思い出す。そしてアーマロイド・レディとともに再び旅立った先で、背中に刺青をもつ美しい三姉妹と出会った。海賊ギルドの配下であるスノウ・ゴリラ、クリスタル・ボーイらに妨害されながら、彼女たちの刺青に隠された古代火星の秘密を暴く。
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【リターンコブラ】小さな炭坑町の酒場で、盲目の歌姫が歌っていた。彼女の名はプリシラ。幼なじみの保安官助手ジェフに想いを寄せられながらも、昔助けられた青年の帰りを待っていた。そして無防備なこの町に、一千万ドルを積んだ軍用列車が停車した。【聖なる騎士伝説】飛行客船が「黄金の天使」と呼ばれる黄金像を輸送している。盗みに入ったコブラは、同じく黄金像を狙うハイジャックに巻き込まれ、黄金を捨てて逃げざるを得なかった。だが脱出しようとした時、屈強な女スカルヘッドに襲われ、五千フィート上空から、ブリザード吹き荒れる雪原に投げ出されてしまった。そして怪我と低気温に意識を失うコブラを、エスメラルダと名乗る女が助ける。彼女はコブラを『伝説の騎士』と呼んだ。
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【地獄の十字軍 / ヘル・クルセイダース(後編)】アイアン・ブル軍曹率いる小隊に配属されたコブラは、作戦中合流した第7機動隊の指揮官ゲッペルの裏切りが発覚し、ともにヘルクルセイダースの母船へ搬送された。母船には残忍なルービック中佐、そして傭兵たちを率いるゴールドマン総統が乗船していた。コブラたちはそこで、『ヘル・クルセイダース』の本当の目的を知ることになる。敵対したゴールドマンは、コブラに対抗するために最後のバトル・アーマロイドと呼ばれるブラックソード・ゼロを冷凍催眠から呼び起こした。
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【六人の勇士(後編)】ゴクウ、ホーク、ミスティーと共に、コブラは五人目の仲間『氷の牙』のドブスンを捜しに海の惑星に降り立った。そして最後の一人、六人目の勇士の名をコブラが知った瞬間から、クリスタル・ボーイとの戦いの火蓋は切られるのだ。旅のはじまった火炎林で待つボーイの元へ、コブラたちは潜入を開始した。【地獄の十字軍 / ヘル・クルセイダース(前編)】エスドリア王国の国宝を盗んだコブラは、革命の陰謀に巻き込まれ、時限付きの爆弾をその身に埋め込まれた。取り出すこともできず、解除するためのパスワードを知るのは唯一、弾丸を撃ち込んだ『ヘル・クルセイダース』に属する男。ヘルクルセイダースは冷酷で知られる外人傭兵部隊である。残された時間は90日と17時間。コブラは傭兵の一人として、地獄の十字軍に潜り込んだ。
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【さまよえる美女の伝説】バロン島付近で海底に眠る宝探しをしているはずの、コブラの知己・ジョニーの船が、三日前から消息を絶った。地元の漁師たちの反応もおかしい。聞けば、バロン島近海は「さまよえる美女」の伝説があり、海底をさまよう美女の亡霊たちに呪われているというが・・・。【カゲロウ山登り】金塊を積んだ旅客機がある山の頂に墜落した。山の名は「カゲロウ山」。見る者がそこにあると信じれば山はあるが、信じ切れないものには見ることすらできない。それぞれの目的を胸に、お尋ね者レオ、爆弾魔マウス姉弟、マフィアのリンダと護衛フランク、神父セバスチャン、漁師ジェロニモとコブラの8名がカゲロウ山に向かう。【六人の勇士(前編)】暗黒神アーリマンが蘇った。コブラの宿敵クリスタル・ボーイが暗黒神のブラック・ストーンの力を手に入れたのだ。彼に乗り移った暗黒神は、この世を暗闇の地獄に変えるという。光明神アフラ・マズダの導きにより、コブラはシルバー・ストーンの示す仲間五人を捜す旅に出た。
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【黄金とダイヤ】ダスト星アスファルト・ヒルは軍用金の輸送ルートである。大量の金塊やダイヤを護衛するのは、第7騎兵隊ただひとつ。協力者「人形使いのマリオ」と共にコブラはそれらの財宝を狙っている。だがクレイジー・ブル率いる現住一族に襲われた輸送隊は殲滅。囚われた騎兵隊員シュミット中尉とコブラたちは、いかなる方法で逃げ出すのか。【神の瞳】コブラの元に招待状が届いた。差出人はマダム・ドローレ、金星の王家の血を引く彼女からの招待状には二百万ドルが同封されていた。だが、同時にコブラはマードックらから命を狙われる。そして刺客を退けようと戦うコブラのサイコガンに、ヒビが走った。サイコガンといえど物は物。修復できるのはサイコガンを設計した不知火鉄心ただ一人。コブラは一路地球に向かう。
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【異次元レース(後編)】大企業GRモータースの主催する「異次元レース」の賞品は、惑星ひとつ。そこに建つホテルのオーナーの地位までが与えられる。巨万の富につられ、集まったレース出場者たちは追尾装置をつけ、案内役の「ウサギ」に導かれて異次元を渡るレースに参加することになる。その中に、なりゆきで巻き込まれたコブラの姿があった。そしてGR社を裏切った企業スパイ・ジェイソンが「ウサギ」を暴走させたことにより、コブラは次々と異世界へ送りこまれ、新たな人物と出会う。【黄金の扉】クリスマスイヴ。ひとり車を走らせるコブラに、戦闘機に追われた小型トラックが突っ込んで来た。中から転がり出た女はシークレット。亡きドミニクに瓜二つだった。シークレットの持つ「シバの鍵」をガロン星に送り届けるべく、コブラは護衛をつとめるととになったが・・・。【マンドラド】ボニーの勤めるバーに来たコブラを、一人の女が待っていた。彼女はエリザベス・タッカー。シークレットを人質にコブラに仕事を依頼してきた。ナスカ星に生えるマンドラドと呼ばれる植物の種を採取してこいという。「マンドラド」とは一体?
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【黒竜王】星種子(スターシード)が帯を作るサルファ・トライアングル宙域に、客船クイーン・ラブ号が停泊していた。だが宇宙遊泳を楽しむ少女たちを、ゲイターと呼ばれる生物が襲い、また船そのものが巨大な生物に飲み込まれた。生物の腹の中で出会ったロムールは、この生物がジゴルと呼ばれ、ここから脱出することは不可能であると告げる。そして飲み込まれた者たちはここで何世代も生活を続け、黒竜王がその都市と生活者を支配しているというが・・・。【黒い弾丸】大気圏外からスタートし、車体を組み立て、コースを走る「メテオレース」。レースに参加し、どさくさに紛れて350万ドルもの現金を盗み出したコブラは、選手の一人であるパメラ・リーと出会った。寂しげな彼女はコブラにすがり「黒い弾丸を止めてくれ」と懇願し、走り去る。『黒い弾丸』とは町を走る自家用車を襲い、大量の死者を出し、今も町中に出没する殺人兵器だった。パメラと『黒い弾丸』の関係とは?【異次元レース(前編)】大企業GRモータースの主催する「異次元レース」の賞品は、惑星ひとつ。そこに建つホテルのオーナーの地位までが与えられる。巨万の富につられ、集まったレース出場者たちは追尾装置をつけ、案内役の「ウサギ」に導かれて異次元を渡るレースに参加することになる。その中に、なりゆきで巻き込まれたコブラの姿があった。そしてGR社を裏切った企業スパイ・ジェイソンが「ウサギ」を暴走させたことにより、コブラは次々と異世界へ送りこまれ、新たな人物と出会う。
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【シドの女神(後編)】コブラはギルドへの復讐を誓い、ミラージュ星人のドグ、デイブ刑務所に囚われていたパンプキン、ネプチューラ星に住むバットを伴い、サラマンダーのいるギルドのカジノステーションへ乗り込んだ。サラマンダーを目の前にしたコブラたちだったが、サラマンダーの周囲には常に4人のボディガードがおり、サラマンダーの周囲に特殊なバリアーを張って守っている。そこから一歩でも出ない限り、コブラのサイコガンも威力を発揮することはできなかった。名案を思いついたコブラは、サラマンダーが抱えるレスラー、エル・スカイマンに化け、何故かレスリングのリングに立った。
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【ラグボール(後編)】コブラは「レッド・サクソンズ」に「ラグボール」の選手として入団。その実力テストのために二軍チームに入り、一軍の選手を相手に試合を繰り広げる。【二人の軍曹(カラー版:戦場にて)】戦争の最中にあるキラ星では、侵攻したドメル兵に圧され、外人部隊がほぼ半壊していた。国宝のルビーを盗み出したコブラは、生き残りの兵士に嚇され、ルビーを分けることを条件に共に空港まで向かうことになったが・・・。【死の商人】レディと落ち合う場所に彼女は現れなかった。不審に思いながらも待つコブラの元に、レオード社のブライアンと名乗る男から、レディを人質に盗んだダイヤを渡せというメッセージが届いた。レオード社に向かったコブラは外壁を登り、潜入しようとするが、垂直な壁面を滑走する武装集団に迎撃される。【海底の墓標】ドミニクとの休暇中、クルーザーでくつろぐコブラたちの目の前で、豪華客船クイーン・ギャラディ号が爆発、沈没した。クイーンギャラディ号には二十億ドルの金塊が積まれていたという。コブラたちのクルーザーも沈められ、魚型のロボットがドミニクを連れ去った。そして、追おうとするコブラもまた、女の武装集団に襲われ毒矢に倒れる。酸素ボンベも付けずに、海中を人魚のように動き回る女達は一体何者なのか。【シドの女神(前編)】ドミニクからの通信が入った。彼女は何者かの視線を感じ、コブラに助けを求めてきたのである。バロスデ星のホテルで落ち合うことになり、コブラはタートル号を飛ばした。だが待ち合わせの場所に向かう途中、コブラは刺客に襲われた。ギルドがコブラの抵抗を改めて封じようと、ギルド元帥サラマンダーが自ら乗り出したという。バロスデ星にコブラをおびき出すための罠だと気づき、ドミニクの元へ走ったコブラが目にしたものは・・・。
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【サイコガンの秘密】追われていたところを助けられ、コブラとレディの元に迷い込んだ女・ビビ。彼女はコブラの持つサイコガンの秘密を暴こうとする、奴隷商人ジゴバの手先だった。姉を人質にとられたビビとコブラは、ジゴバと複製品のサイコガンを持つ配下たちの待つ、ジゴバの基地に向かった。【ロボットはいかが?】シドのロボット市場は、ガラクタのようなロボットのジャンク品が山と積まれている。コブラはその山の中から、じっと見つめる小さなロボットをみつけた。押し売ろうとする店主に負けて、ロボットはコブラの物に。しかし、その小型ロボットには気味の悪い「手」が鎖で繋がれていた。【雷電の惑星】ミロ星の夜は、雷鳴がやまない。地表にある金属すべてに落雷して、とても外は歩けない。その星に建つルーン美術館に収蔵された竜水晶を奪うべく、コブラと知己の異星人ベガは美術品の鑑定家として潜入した。【地底の客】タートル号を作ったジンゴロウとその孫ユーコに会いに、コブラは辺境の星ライフルに降り立った。だが星の生活を支えてきた鉱山は潰され、町にはならず者が溢れ、荒れ果てていた。不穏な空気の中、乗馬して町はずれへ向かうコブラを、ギルドのモビル=ライダーが襲う。【ラグボール(前編)】久々にドミニクに遭遇したコブラは、彼女、つまり銀河パトロールから仕事を依頼された。報酬は犯罪履歴の抹消と二百万ドル。ラル星にあるランド競技場に「ラグ・ボール」の選手として潜入し、ギルドの麻薬ルートの一部である証拠を掴め、と言う。ラグボールは死傷者が続出する、危険なスポーツである。そして、競技場は銀河パトロールの治外法権、チームに入団すれば1年間は逃げ出すこともできない。ランド競技場をホームグラウンドにする「レッド・サクソンズ」に入団したコブラを、荒くれの選手たちが待ち受ける。
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【イレズミの三姉妹後編】コブラはアーマロイド・レディとともに再び旅立った先で、背中に刺青をもつ美しい三姉妹と出会った。海賊ギルドの配下であるスノウ・ゴリラ、クリスタル・ボーイらに妨害されながら、彼女たちの刺青に隠された古代火星の秘密を暴く。【ソード人の秘密】古代火星人の作り出した最終兵器を求めて、ドミニク、レディと共に惑星ザドスに降り立ったコブラは銃で撃たれても、首を落とされても立ち上がる、不死身の一族に襲撃された。【最終兵器の謎】惑星ザドスには、ドミニクら三姉妹の刺青に記された、古代火星人の秘宝が眠っているという。ついに宝の眠る遺跡に辿り着いたものの、スノウ・ゴリラとその首領サンドラが、コブラを追跡し、秘宝を横取りしようと狙っていた。
古代火星人の秘密が明らかになる、刺青の女最終話。【宇宙の大魔王】宇宙を旅するコブラとレディ、その家であるタートル号に、あるとき宇宙空間を飛ぶ彗星が飛び込んできた。彗星の正体は少女ベラミ。主人である大魔王ガルタンに追われているという。変幻自在、武器も通用しないガルタンにコブラが立ち向かう。【黄金の男】金塊の輸送船ヴィーナス号が消息を絶った。輸送経路にあるステーションに海賊ギルドの息がかかっていると踏んだコブラは、「ラスベガス・ステーション」に乗り込んだ。好奇心旺盛なカジノのバニーガールと共に、金塊を捜すコブラの前にハンマーボルト・ジョーが立ち塞がる。 -
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ジョンソンは口の悪いアンドロイドと暮らす、平凡なサラリーマンだった。ふとしたことをきっかけに、彼は自分が過去の記憶を暗示によって隠し、整形によって顔を変えた海賊コブラであることを思い出す。そしてアーマロイド・レディとともに再び旅立った先で、背中に刺青をもつ美しい三姉妹と出会った。海賊ギルドの配下であるスノウ・ゴリラ、クリスタル・ボーイらに妨害されながら、彼女たちの刺青に隠された古代火星の秘密を暴く。
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