極東追憶博物館
ARUKU(著)
/RuTiLe
作品情報
東の最果ての地――。祖国を離れ小さな博物館の入場券係として働く青年と受付口で垣間見えたその美しい「手」に一目惚れした学生。嘘と誤解が積み重なり、実ることなく散るかに思われたその恋は・・・・・・!? 時にユーモラスに、時に痛みを伴いながらも全て幸福な結末に辿りつく心に沁みる作品集。同人誌発表作と描き下ろしも収録。※本作の表紙・奥付の著者名「遙々アルク」は、「ARUKU」の旧ペンネームです。(著者名は現在のペンネームに統一しています)
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商品情報
- シリーズ
- 極東追憶博物館
- 著者
- ARUKU
- ジャンル
- ボーイズラブ - ボーイズラブコミック
- 出版社
- 幻冬舎コミックス
- 掲載誌・レーベル
- RuTiLe
- 書籍発売日
- 2009.11.24
- Reader Store発売日
- 2013.11.22
- ファイルサイズ
- 63.4MB
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この作品のレビュー
平均 4.5 (10件のレビュー)
-
一冊まるごと、どれも「作家性」に溢れた一品。
●持つ者と持たざる者
⇒社会的地位の高低、知識を持つ者と無知な者
●無償の愛
●無垢なるもの存在
⇒時に無垢ゆえに踏みつけられて片隅追いやら…れる
そんな存在に気付く者がいる
●肉体的痛覚の麻痺
⇒刃物による肉体損傷の描写が見られるが、その時の感情の
高ぶりに因る痛みの鈍摩を思い知らされる
アルク作品を読んでいると、途方もない悲しみの果てに一条の希望の光が射している、そんな感じがする。悲しみを自虐的に描くのではなく、淡々と描いているからこそ、その絶望の深さが迫ってくる。そして、時にユーモラスな台詞や表情で、のちに光が射す予感を抱かせてくれる。素晴らしい作家さんだ!!
ARUKUさんの『ギャンブラー大竹』の続き描いて欲しいなぁ、って密かに願ってるんだけどwww あの一作だけでも十分なのは重々承知で、斉木が「大竹、やっと言ったか、大竹」って言ってるとこが読みたい!!!斉木が大竹の名前連呼するとこ、大好きだーーーーっ!!!
多くを望まず与えられなかった人には唯一無二のものに「生まれて初めて求められて欲しい」と言う願いが描かれている気がする。何度目かもう数えきれないけど再読。本作を含め、初期の作品には特に作者自身のとても繊細な心が映し出されていると思う。登場人物の多くを欲しがらない心、その心根の美しさに泣けてくるんだよね…続きを読む投稿日:2012.06.08
ARUKU名になる前の、初期短編集。どれも心に沁みるいい話で余韻が残ります。
表題作、よかったです。つつましく不器用で、でもびっくりするくらいダイレクトな愛情表現。グレゴリーはきっと幸せにしてくれるに…違いないと確信できるラストでした。
センセの作品は、いつも孤独な人生を送っている人にスポットライトが当てられています。都会の片隅でひっそり生息しているような…
そして、貧乏だったり。
そんな彼らが包み込むように甘い愛情を得て幸せになっていく様子は、至福の一言。
「ギャンブラー大竹」はこの1冊の中ではキュンとさせられて笑えるところもあって、カワイイ話でした。鈍すぎるギャンブラーってww
独りぼっちの境遇にもめげず夢多い公園の管理人と知り合ったリーマンが、その夢をリアル化してしまう「役に立たない人」。究極的には自分の夢も一緒に実現させる気でいるリーマンに( ̄ー ̄)ニヤリ。
都会の人間は誰しも孤独なんですよね…
「恋蜘蛛」は時代物。好きという気持ちを素直に表現できない二人に萌えました。どんな月日を二人が過ごしてきたのか、そしてこれから満州でどう暮らしていくのか、妄想がふくらんでしまった話。
人魚の話もどんな展開になっていくのか、予測不能の話でとても引き込まれました。センセらしい展開のファンタジー。
「楽しい俳句教室」のこの二人、どこかで見たよと思ったら、「明日屋商い繁盛」に続編がありましたね~!
なれそめがわかってスッキリ。いい感じに力が抜けていて、タイトルどおりに楽しかったです。わき毛って、エロい中学生みたいで爆笑。続きを読む投稿日:2014.05.29
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