封殺鬼 数え唄うたうもの
霜島ケイ(著)
,カズキヨネ(イラスト)
/ルルル文庫
作品情報
大人気シリーズ、新イラストで新作登場!!
『本家』の二人の鬼・聖と弓生が使役の任から解放されて半年。相変わらず新宿で拝み屋をやっている野坂三吾のもとにある日、仕事の依頼が舞い込む。依頼主は女子大生、高階結衣。大学の探検サークルに所属している学生がつぎつぎに不審な死を遂げているので、助けてほしいという。三吾は二人とともに、調査を開始した。
事の起こりはサークルのメンバー九人が、『埋蔵金探し』と称して瀬戸内海にある恵比子(えびす)島の禁忌を破ったことだった。島の岬には七体の地蔵が並んでいて、その場所に近づいた者は、祟りを受け島に伝わる唄の通りの死を迎えるという。この島は潮の流れの関係で昔から水死体が流れ着くことが多く、地蔵はそれを供養するためのもの――だがなぜ、それが祟るのか。
謎を解明する過程で、三吾と二人の鬼は、島のもうひとつの言い伝えを知るが・・・!?
『薄桜鬼』などで大人気のカズキヨネを新イラストレーターに迎え、大人気シリーズの現代編新作がいよいよ登場!!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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商品情報
- シリーズ
- 封殺鬼 数え唄うたうもの
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- ルルル文庫
- 書籍発売日
- 2013.10.30
- Reader Store発売日
- 2013.11.15
- ファイルサイズ
- 6.8MB
- ページ数
- 288ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (11件のレビュー)
-
いい感じです
歴史的観点、民俗学的なこととオカルトとうまく融合していると思います。
実際に歴史的にこんなことがあっただろうなぁと思うような場面もあり、そして、こういうこともありえるだろう(祟りとか伝承とか)と作者の…えがく世界にどっぷり浸かって楽しみました。
封殺鬼撰集を読んでからでしたら、「お?」というところが多少あろうとも全然平気でいけると思います。とはいえ、一番「お?」となるのは今回の主人公の一人でもある三吾についてなのですが、私は全然平気でした。話の内容は通じますし、これ一作で三吾が『今現状』どういう人物でこれ以前の現代編で『多少どういうことがあったか』も推測することが出来ます。
(キャンバス文庫のイラストが私的にはノーサンキューであまりにも好かないものですから現代編は撰集しか読んでいません。某所やレビューであらすじは細かくチェックしておりますので話しは知ってますが。ルルルにきてやっと私のイメージに合う弓生さんになったのが何より嬉しい)
ルルル文庫で出ている過去編はお読みいただくと、鬼二人のヒトトナリとか突っ走り加減とか楽しめますので事前に読むことをお勧めします。
とにかくなぜイラスト完全版で購入したかと言えば、クールビューティー弓生さんwith眼鏡のイラストを大きく見たかったから、その一言に尽きます(過去編だと眼鏡がなーい)。
私のように鬼とか陰陽師とか真言とか興味があったりそういう題材が好きな人&夢枕獏とかはちょっと重いんだけどそういう題材は好きという人にはお勧めできます。続きを読む投稿日:2014.10.29
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拝み屋三吾
封殺鬼シリーズは著者の代表作で、執筆期間・冊数ともに長大なシリーズになっています。平安時代に鬼と化した戸倉聖と志島弓生が、主と共に様々な陰陽的な事件を解決してゆくという陰陽ファンタジーです。知る限り、…まず、現代編が書かれ、途中で平安の安倍晴明編が挟まり、明治の神島桐子編が最近終わったはずです。神島桐子編以外はほとんど絶版ですが、一部再販されています。
ちなみに自分は本巻読了時に、神島桐子編の大部分と晴明編は読んでますが現代編はほぼ読んだ事がありません。
このシリーズでは、二人の鬼の主人のキャラクターがかなり異なっているのが凄いと思います。清明はクール系、桐子はお嬢様(天然な思い人あり)でしたが、三吾はどうやらハードボイルドみたいです。
さて、本巻はいったん終了していた野坂三吾が二人の鬼の相棒として、謎に挑みます。三吾リブートとでもいいましょうか。現代編を全く読んでないので、続き物を読み始めたときの違和感があります。前シリーズの登場人物がどんどん出てくるシーンがあるのです。新規読者には厳しい部分です
人は死んでるし、地域にベッタリと染みついたタタリの話なんですが、最初から聖がワイワイ騒いでたり、最後にはガイコツが酒を飲んで酔っ払ってたり、実は軽いノリのゴーストバスターズものでした。
評価に困るなあ。これを完全に初見で読んだら厳しいと思いますね。聖や弓生の凄さとか全然出てこないし。とりあえず、出版社には現代編の電子書籍化を、是非していただきたいと思います
今のところはシリーズのファンにしか勧められませんね続きを読む投稿日:2013.12.06
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