彼女を好きになる12の方法
入間人間(著)
/メディアワークス文庫
作品情報
なんとなく 『彼女』 を好きにならないといけない気がする。そのためには 『彼女』 と一緒にどこかへ出かけたり遊んだりしないといけない。 今年で俺と彼女は大学三年生。この一年をのんきに過ごしてしまったら、就職活動も控えて、顔を合わせる機会は激減するだろう。 だからこの一年が、彼女と暢気に過ごす最後の年と言っても良い。その一年の間に、俺は 『それ』 を見つけたいと祈った。 これは、優柔不断な大学生の 『俺』 が過ごす一年間の記録だ。必ず、一年の間に見つけなければ。 彼女を好きになる方法を。
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商品情報
- シリーズ
- 彼女を好きになる12の方法
- 著者
- 入間人間
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- メディアワークス文庫
- 書籍発売日
- 2012.08.01
- Reader Store発売日
- 2013.10.11
- ファイルサイズ
- 3.3MB
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この作品のレビュー
平均 3.2 (34件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
彼女と一緒に居るために彼女を好きなりたい男の話。
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と
彼女を猛烈に好きになってる男の話。
自分としてはどちらも共感できた。
一緒に居たいから好きになるというなは、おかしい気もするが間違ってはいないと思う。
世間にはタバコをやめたいから妊娠した親。妻と別れたいからよそに女をつくった親。
現にそういう人間はいる。目的の為に素直な人達だ。
彼女を猛烈に好きになる男の考え方もわからなくは無い。
意中の人以外はどうでもよくなるのは理解できる。
いや、でも追い回してストーカーはキツイ。リアルでは破滅ルート確定なので理解はしがたい・・。
というか、この作品でストーカーは2人いる。
一人は彼女を猛烈に好きな男。
もう一人はなんと「彼女」だ。
作品中には足が大きくて可愛い女性として描かれているが、読み解くと怖い女である。
好きになりたい男に近づく女を排除していたり。
授業が終わるとすぐに「好きになりたい男」のところへ行く(これにより男は他に人間関係が築けなかった)。
家を教えた覚えが無いのに家にやってくる(彼女は「教えたからこれたんでしょ」と発言しているが、最寄り駅も違うのに教えただけで来られるものなのか?などと色々思うところはある)。
売られている新鮮エビをみて感傷的になる所などは、男に清純派アピールをする手段だと思う。この後の行動への下地作りだとも考えられる。
マンガを読む時に朗読しながら読むの癖がある。というのも計算だと思う。静かな待合室でそんなことをされれば他者から変な目で見られるのは明らかだ。それを実行して一緒にいる「好きになりたい男」と他者との間に壁を作ったり・・・。
「彼女」のような女性もきっと身近にいるのだと思う・・・いや、確実に居ると断言できる。
「好きになりたい男」を外部から孤立させて思考を奪い・・・
そして「彼女」は「好きになりたい男」の一生を手に入れて話しは終わる。
読み終わる頃には鳥肌がたっていた。
この話はまさに真夏の夜にふさわしい現代ホラー。
表紙に描かれている「彼女」の意味深な笑顔とピースサインがまた煽った・・・。
偏見かもしれないが私めにはこの「彼女」がとても怖くてたまらない。投稿日:2012.08.25
一人の女性を軸に2つの視点が描かれている作品です。
あの時こっちはこうだった、あっちではこう行動があった、と1人称視点なのに俯瞰でとらえられる構造に面白さを読んだ当時に感じた記憶です。
自分としてはと…ても好きで、読み終えたあとにまた改めて読み返して、を繰り返した記憶があります。(たぶん出版当時だったと思う。)
彼女を好きになる、というのも2つの視点で捉えると…とちょっと考えさせられたり。対比も効いてて好きな作品です。続きを読む投稿日:2024.03.13
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