陸上選手・藤井雅人は高校生になるその日も、朝のジョギングをしていた。足には自信があったのに、浜辺で出会った女の子・紺野なぎさに負けてしまって、気持ちのいい朝が台無しに・・・。ガッカリして家に帰るが、なぜか、なぎさもついてくる。彼女は、雅斗の家が経営しているアパートに引っ越してきた、スポーツ特待生だったのだ。湘南の高校を舞台に展開する、なぎさと雅斗のアスリート青春ラブストーリー!
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陸上選手・藤井雅人は高校生になるその日も、朝のジョギングをしていた。足には自信があったのに、浜辺で出会った女の子・紺野なぎさに負けてしまって、気持ちのいい朝が台無しに・・・。ガッカリして家に帰るが、なぜか、なぎさもついてくる。彼女は、雅斗の家が経営しているアパートに引っ越してきた、スポーツ特待生だったのだ。湘南の高校を舞台に展開する、なぎさと雅斗のアスリート青春ラブストーリー!
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ほとんど部活に出てこない先輩、黛。死んでしまった雅斗の兄に勝つために走り続けていた黛は、決着をつける最後のチャンスを雅斗に奪われ、雅斗を恨んでいるのだった。雅斗に恥をかかせるために、雅斗を五校戦のリレー代表に選んでしまう黛。リレーのバトンパスにトラウマがある雅斗は、バトンを渡すタイミングで、どうしても動揺してしまう・・・。果たして雅斗は過去を振り切ることができるのか!?
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雅斗に惹かれているが、自分の気持ちに気付いていない、なぎさ。夜遅くに家を飛び出した雅斗の後を追いかけてしまう。向かったところは、雅斗の兄・隼人の彼女だった由紀子の家だった。あの人は、誰?雅斗のことを何も知らないことに気付いたなぎさは、由紀子が雅斗に告白するところまで見てしまい、気持ちが揺れる。胸のつかえが取れないなぎさは、走りを止めることができず・・・・・・。
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短距離を走るスプリンターに必要なもの。それは点火されて瞬時に炸裂する爆発力。初めての公式戦での100Mで、思ったよりタイムが伸び悩む雅斗。なぎさとインターハイへ行く約束をし、気合十分に挑んだ結果はなんと予選落ちだった・・・。「スプリンターの爆発力はない」と言われ、落ち込む雅斗は、気持ちを秋の新人戦に向ける。だが、翌日の予選プログラムに、雅斗のエントリーが――!?
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地区予選の3000Mでぶっちぎりで優勝したなぎさは、次の南関東大会へと駒を進める。一方、予選落ちで終わった雅斗は、応援するだけの自分を、この舞台で走ることのできない悔しさを感じていた。そんな中で始まった800M予選。地区予選の800Mで競い合った、稲村高校の宮里の姿を見て、雅斗は体が熱くなるのを感じるのだった。だが、まだ短距離への思いが強く・・・・・・。
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ついに南関東大会にも優勝!絶好調のなぎさは、皆と海に遊びに来ていた。海で雅斗と二人きりになるチャンスを窺っていたなぎさだが、突然の雨で雅斗とはぐれてしまう。その時、雅斗はリエと二人きりで・・・。リエとの出来事を知ってしまったなぎさは、走ることが辛くなり、突然実家へ帰ってしまうのだった。なぎさを追う雅斗は、インターハイまでに連れて帰ることができるのか!?
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インターハイの3日前になって、なぎさが帰ってきた!大会初日の3000M予選、久しぶりのレースに燃えるなぎさは、快調なスピードでトップを走り、それに引きずられるように、他の選手もペースを上げる。その後、実家での練習不足が原因でどんどん順位が下がるなぎさ。ギリギリで予選を通過できたものの、体力は限界。決勝には圧倒的な強さの高城ミユウが待っているが・・・・・・。
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3000M決勝はスタート直後から、なぎさとミユウの激しい先頭争いが展開され、3周を超えても、なお先頭争いは続いていた。ついにミユウが下がり、なぎさがトップに躍り出た!?だが、それはミユウの作戦だった。褐色の魔術師と言われるミユウの、巧みな後ろからの揺さぶりに、ペースを乱されるなぎさ。さらに前からは、周回遅れの選手が・・・。横をミユウに取られ、このままでは激突してしまう――。
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短距離から中距離・800Mへの転向を決断した雅斗は、コーチの自宅を訪ねて指導を乞う。しかし、雅斗を800Mへ仕向けたコーチの言葉は、「がんばれ」ただ一言だった・・・。キツイ言葉で雅斗を揺さぶり、やる気を確認したコーチは、夏合宿での特別メニューを与えることに。特別メニューに期待する雅斗だったが、翌朝、呼び出された場所で待っていたものは、自転車と買い物メモで・・・・・・。
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最近元気のなかったなぎさが、宮里と二人で帰ったと聞いて、不安になる雅斗。そして、夜遅くに帰ってきたなぎさは、いつものように明るいのだった。宮里と何かあったんじゃないかと、気になって仕方がない雅斗と、雅斗の種目転向の不安を気遣って、明るく振る舞うなぎさ。二人の気持ちはすれ違い始める・・・。ある日、雅斗がコーチ命令で練習を休んでいると、宮里リエと出会う。なぎさはその現場を目撃して・・・。
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新人戦の前夜、雅斗はなぎさに「オレが勝ったら話がある」と言っていた。しかし、そのレースで雅斗はまさかの予選落ちをしてしまう。そんな雅斗を励まそうと、なぎさは雅斗をお台場に連れてきた。一生懸命に雅斗を励まそうとするなぎさ。そして、レースに勝ったら話そうと思ってたこととは何なのかを聞き出そうとする。だが、雅斗は「自分で決めたことだから話せない」という・・・。
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なぎさが、国体を辞退して出場した県主催のロードレース。絶不調でダウン寸前の彼女を、見るに見かねて雅斗は思わず沿道から飛び出してしまう。するとなぎさは、あっという間に調子を取り戻し、快調に走り始めた!!ロードレースで絶不調だったはずなのに、突然快調に走り始めたなぎさ。果たして、この大会を制するのは誰か?
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