2030年 お金の世界地図
ジム・ロジャーズ(著)
,花輪陽子(訳者)
,アレックス・南レッドヘッド(訳者)
/SB新書
作品情報
世界3大投資家が予見する、
お金の流れで読むこれからの世界地図!
ガザ・イスラエル紛争、ウクライナ戦争、台湾有事……。私たちは、人類史上類を見ないほどの混迷の時代を迎えている。世界的混乱はこれからの世界の「お金の流れ」を大転換させつつある。これからの日本と世界は、一体どこへ向かうのか。世界3大投資家が予見する、10年後のお金の世界地図!
※カバー画像が異なる場合があります。
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商品情報
- シリーズ
- 2030年 お金の世界地図
- 著者
- ジム・ロジャーズ, 花輪陽子, アレックス・南レッドヘッド
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 掲載誌・レーベル
- SB新書
- 書籍発売日
- 2024.02.07
- Reader Store発売日
- 2024.02.07
- ファイルサイズ
- 3.1MB
- ページ数
- 200ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (3件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
お金が流れ込む国は、国が開かれ(安全)、有能な指導者がいて(リターン)、開放性があること。
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伸びる国の条件は、世界が必要なものを手に入れる(天然資源の開発)と成長に重要となる労働人口。投稿日:2024.04.24
ジムロジャースというファンドを設立している投資家の書かれた本です、この人の名前は私が大学生の頃(昭和末)から聞いています、まだご活躍のようで凄いですね。その彼ば、2030年に向けて伸びる国と停滞する国…について将来予想を書いています。
日本を始め、今まで世界経済を引っ張ってきたとされる所謂「先進国」の成長はもう頭打ちで、これからは今年(2024)初めに拡大したBRICsを中心に発展していくことになる様です。人口が増えるかどうかがポイントの様ですね。
私個人的には日本経済がまだ成長している時に社会人生活を送らせてもらってきますが、これからは私の経験がほとんど役に立たない役に立たない将来が待っています。2030年までも今まで(コロナ騒動等)とは異なった激動の時代となると予想されますが、様々な情報を基本は書籍から得ることで過ごしていきたいと感じています。
以下は気になったポイントです。
・投資において成功したいのなら、未来を見通す力をつけなければならない、特に「お金がどう動くか」をイメージする力が不可欠である(p6)
・ロシアがウクライナに侵攻した直後、世界の食糧価格は高騰し、食料価格指数は過去最高に達している、原因は、ロシア軍が黒海に面したウクライナの港を封鎖し、穀物輸出をストップしたことである。その後、国連とトルコの仲介により両国間での合意が成立し、ウクライナの穀物輸出が再開したので落ち着きを取り戻したが、高い水準で推移している(p22)
・戦争が起きた時に、私は当事国のマーケットに目を向けるべきと考えている、戦争が起きて価格が暴落した国への投資は、長い目で見ればリターンを得ることが多い(p38)
・インフレが再発すれば、悪化する可能性が高い、なぜならここ数年にわたって、歴史上かつてないほど大量の紙幣が印刷されてきたから(p40)
・AIIBの資金援助により、スリランカ、ラオス、モンゴル、パキスタンといった国のインフラ開発などで中国に依存する状況が生まれている、スリランカはハンバントタ港を建設したが、投資資金を十分に回収できず、2017年には「借金のカタ」として99年間にわかって港の運営権を中国に引き渡すことに合意している(p43)
・お金は常に、安全で最高のリターンを得られるところに向かう、アメリカに代替する安全で高いリターンが得られる国は存在しないが、中国が通貨解放(中国元をインターネット上で売買)を継続すれば、アメリカに取って代わる可能性は高い(p50)
・中国では全国民が同じ言語を読み書きできるが、インドはそうではない、英語が使われているイメージがあるが、使用できる人は10%、流暢に話せる人は4%ほど(p65)
・国の成長のために必要なのは「人口」と、アイデアやエネルギーの源泉となる「自由な精神」である、日本やドイツでは政府が経済活動に干渉することなく、自由にさせたことでうまくいった(p78)
・永遠にトップであり続けるのは不可能である、1815年イギリスはワーテルローの戦いに勝利したことで覇権国家となった、しかし19世紀末からイギリス経済は衰退化の道を歩み始め、第一次世界大戦の勃発によりパクス・ブリタニカの終焉を迎えている、アメリカも時間の問題である(p134)
・ウクライナ侵攻において、西欧諸国遺体でアメリカに追随してロシアに制裁を貸している国はそれほど多くない、多くの国は中立的な立場をとっていて、アメリカ一強だった時代が終わることを示している(p136)
・世界経済が比較的好調だった時代に、なぜイギリスは低迷を余儀なくされたのか、その背景には固定的な階級制度、保守的な教育、労働力の不足、頻発する労働組合のストライキ、施設の老朽化が存在した(p140)
。問題を抱える国に共通巣rのは、かつては何世代にもわたって経済的に成功を収めたということ、成功が続くと国は自己満足に陥り、やがて問題を抱える、インフラも老朽化する(p144)
・歴史を振り返って、人口が減少し続け、借金が急増し続ける国に発展がもたらされたことはない、日本がそういう状態になっている(p152)
2024年3月7日読了
2024年4月8日作成続きを読む投稿日:2024.04.08
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