役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀
田中慎一(著)
/明日香出版社
作品情報
ビジネスパーソンが身につけるべき「経済感覚」「数字力」「論理的思考」。
この3つを磨くのに、日経新聞は最大の生きたテキストになります。
数字をぐっと身近に引き寄せ、思考を整理しつつ読む活用法を紹介します。
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商品情報
- シリーズ
- 役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀
- 著者
- 田中慎一
- 出版社
- 明日香出版社
- 書籍発売日
- 2016.01.27
- Reader Store発売日
- 2023.10.06
- ファイルサイズ
- 22MB
- ページ数
- 320ページ
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この作品のレビュー
平均 3.4 (17件のレビュー)
-
【感想】
日経を読んでいる割に世の中のことが分かっていない現実・・・
むしろ、記事を読んでもピンとこないという現実・・・
「読み方」について学ぼうと本書を手に取ったが、これは既に内容を熟知した人向けの…作品なのであって、初心者の自分には結局何もよくわからず。
「ドラマものとして楽しく読もう」というスタンスだが、そもそもそこにまず追いついていない自分にとっては少し手出しするには早かったのかも。
また、書いてある内容についていけないということと「書かれてある内容が必ず事実である」という事を鵜呑みにできていないあたり、読んでいて意味があるのか不明になってきている。
読む事がスタートであるとは思っているが、結局何のために読むのか、読んだことを何かに活かせているのか、そのあたりは今後の自分の課題なんだなと痛感・・・
とりあえず、書いてある内容をしっかり理解して、局所的ではなく全体的に理解できなくちゃいけませんね。
今は「日経を読んでいます!」と言う事すらできない理解レベルだからなぁ・・・
こういう本を読むと、自分の理解力のなさに痛感して辛くなってしまうな。
読めるようにならないと!
【この本から何を実践する?】
・新聞に書いてある内容をしっかり理解して、局所的ではなく全体的に理解すること!
・勉強する為に読むのではなく、「儲けるために読む」したたかさを身に着けよう!
・「何の為に読むのか」目的をハッキリとすること!
【内容まとめ】
1.経済やビジネスは「人間ドラマ」そのもの。「事実は小説よりも奇なり」で、日経新聞の記事を理解できるだけでも楽しいものです。
2.勉強するために読むマジメな日本人、儲けるために読むしたたかなアメリカ人。
日本人の多くは「職場で恥ずかしい思いをしないように」「必要に迫られて義務感で」読んでいる。
3.記事は「事実」と「意見」を頭で分けながら読む
記事の中で述べられている意見は、あくまで日経新聞の記者本人の意見。
何でもかんでも疑うことなく鵜呑みにしてしまうのは少し危険。
【引用】
経済やビジネスは「人間ドラマ」そのもの。
「事実は小説よりも奇なり」で、日経新聞の記事を理解できるだけでも楽しいものです。
p24
・勉強するために読むマジメな日本人、儲けるために読むしたたかなアメリカ人
日本人の多くは、社会人としての常識や仕事をする上で最低限必要となる知識を得ることを目的としているのでは?
職場で恥ずかしい思いをしないように、「必要に迫られて義務感で」読んでいる。
これに対して、アメリカ人は「儲けるため」に新聞を読んでいる。
p26
・風が吹けば桶屋が儲かる
風が吹いて土ほこりが立つ
↓
土ほこりが目に入って目の不自由な人が増える
↓
目の不自由な人は三味線を買う
↓
三味線に使う猫の皮が必要になり、猫がいなくなる
↓
猫が減るとネズミが大量に増える
↓
ネズミが増えると、ネズミは桶をかじる
↓
桶の需要が増えて桶屋が儲かる
p44
・GDPってなに?
国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額
p46
日本のGDPはおよそ500兆円
2010年に中国に抜かれるまで、42年間にわたって世界第2位だった。
p98
GDPは世界第3位だが、1人当たりのGDPは、なんと世界25位!!!!
1位はルクセンブルク、2位はスイス、3位はカタール、4位はノルウェー
日本経済の根本的な問題は、1人当たりGDPの成長が止まったこと。
p102
・スイス…自立した個人、豊かな社会
人口は東京都より少ない800万人ほどしかいない小国でありながら、1人当たりGDPは8万ドルと世界第2位。
経済的にとても裕福な国。
また永世中立国であり、他のどこの国にも与しない「中立」を守る一方、徴兵制度を採用し、有事の際には焦土作戦も辞さない防衛体制を敷いている。
EUにも加盟しておらず、どこにも迎合しない強い意志を持った国。
また中学生ともなれば、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語など複数の言語で不自由なくコミュニケーションをとることができる。
誰かに与えられたものではなく、自立した個人が自らの努力で勝ち取った、「豊かで幸せな生活」。
p126
・企業のキャラを決める4つの要素
1.収益性
2.生産性
3.成長性
4.安全性
p206
・記事は「事実」と「意見」を頭で分けながら読む
記事の中で述べられている意見は、あくまで日経新聞の記者本人の意見。
何でもかんでも疑うことなく鵜呑みにしてしまうのは少し危険。
p208
・判断力は「価値観」「合理性」「感情」の3つで決まる。
p302
・電子版も購読するメリット
記事の保存、整理、検索といった点では、圧倒的に電子版が優れている。続きを読む投稿日:2018.04.16
「役員になれる人の」というフレーズがついていなかったら、日経の読み方を指南してくれる本としてもっと☆をつけてもよかった。財務諸表や経済指標の解説や、それらを記事を読むときどう使えばいいかなど、わかりや…すく説明されているのだが、これらは中堅以上のビジネスパーソンなら既に普通にやっているのでは…。
日経を読む際に、「役員になれるような人」が、一般人と違ってどういうところに注目しているのか、その独自な目線を教えてくれるのかと思って手に取ってみたのに、書いてあることは基本中の基本とも言え、その基本中の基本をしっかりやってこそ役員になれるのかもしれないが、ちょっと思っているのとは内容が違っていた。
役員を目指す入社1~3年目くらいのビジネスパーソンにちょうどいいのかもしれない。続きを読む投稿日:2022.08.22
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