ライトノベル
サヴァイヴド ファイブ
シリーズ内の平均評価:
(1)
完結
俺達は壁の中で生まれ、そして壁の中で死んでいくはず、だった……。閉ざされた街〈テレス〉。天空に浮かぶ理想郷〈セレス〉に飼い殺された街。有害物質を含んだ雨が今日も静かに降り注ぐ、灰色の街。〈アセンション〉――十五年に一度開催される謎のイベント。そして〈セレス〉への唯一の脱出手段。五人ひと組のチームで課題をクリアし、最終的に選ばれた五人だけが〈セレス〉に行ける。俺は決めた。病弱な幼なじみの少女・美森と一緒に〈アセンション〉に参加することを。だが〈アセンション〉の実態は、脱落=死、という掛け値なしのサ・・・
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(まだ、あるはずだ。殺しあわずに、ともに生き残る方法が……!)
しかしそんな蓮の想いも虚しく、参加者は刻一刻とその数を減らしていく。
いったい〈アセンション〉とは何のために存在している? 何の為に殺し合いをさせる?
生き残る為に他者を殺すのが正しいことなのか。
それは逃げなのではないか。蓮は悩み続ける。
だが。
「動くなぁっ!」
美森が一斗に人質にとられた瞬間、猶予期間は終わりを告げた
「俺は、あんたを殺す!」
蓮が下した最後の決断とは!
最後に生き残るのは誰か!
近未来サバイバルバトル、ついに最終章!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
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俺は今、何をした? 蓮の持つ銃が、静かに、冷酷に、その重さを増していく。
人を撃った。殺したわけではない。だが、殺す力を使った。俺は……。
――これが〈アセンション〉だ。
今まで頭だけで理解していた事実が、重く硬い実感を伴って蓮を打ちのめす。殺さなければ、殺される。判りきっていたはずだったのに……。
かりそめの共同戦線は崩壊し、碧チームも鷲羽チームも敵となった。まるで軍隊のように、効率的で系統立った「殺戮」を行う天宮チームも健在だ。
そして一匹狼である尾藤は、その忠実なしもべであるところの「恐怖」を武器に、次々と参加者達を狩っていく……。
蓮は、この絶望的な情勢の中、新たな試練にさらされることになる……。
生き残るのは誰だ!?
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
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俺達は壁の中で生まれ、そして壁の中で死んでいくはず、だった……。
閉ざされた街〈テレス〉。
天空に浮かぶ理想郷〈セレス〉に飼い殺された街。
有害物質を含んだ雨が今日も静かに降り注ぐ、灰色の街。
〈アセンション〉――十五年に一度開催される謎のイベント。
そして〈セレス〉への唯一の脱出手段。
五人ひと組のチームで課題をクリアし、最終的に選ばれた五人だけが〈セレス〉に行ける。
俺は決めた。病弱な幼なじみの少女・美森と一緒に〈アセンション〉に参加することを。
だが〈アセンション〉の実態は、脱落=死、という掛け値なしのサバイバルゲームだった!
「一人で生き残るだけなら、簡単だ」
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