黄色い家
川上未映子(著)
/中央公論新社
作品情報
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。
60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。
長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。
まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。
善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!
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この作品のレビュー
平均 4.0 (566件のレビュー)
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『このさき、自分がどこで生きることになっても、何歳になっても、どうなっても、彼女のことを忘れることはないだろうと思っていた』。
あなたにはそんな風に思う人がいるでしょうか?
私たち人間は他者と…のコミュニケーションの中で生きています。とは言え、さまざまなものが機械化され、人と人とが直接関わり合いを持つ場面も減ってきたと思います。駅に入るのに切符に鋏を入れてもらう、そんな小さな関わりは確かに歴史の中に埋もれてもしまいました。また、ここ数年我が国をも襲ったコロナ禍は人と人とが距離を取ることを推奨した時代でもありました。『ほとんど人がいないね…自粛やばいわ』という中にはコミュニケーションを積極的に取ること自体がリスクでもありました。
しかし、そんな時代も終わりました。またそれ以前の時代を見ても、やはり人は他者の存在なくしては生きてはいけないようなところがあると思います。そんな中には、冒頭のような思いを抱く関係性というものは大なり小なり誰にだってあるようにも思います。
さてここに、『偶然に辿りついた小さなネット記事で』冒頭に記した思いが胸に去来した一人の女性が主人公となる物語があります。そんな女性が二十余年前の過去を振り返るこの作品。そんな時代にまさかの行動に突っ走った女性の過去を見るこの作品。そしてそれは、そんな女性が『すべて黄色の物たちが所狭しとひしめ』く中に『幸運の目盛りが少しずつあがっていく』未来を夢見た物語です。
『このさき、自分がどこで生きることになっても、何歳になっても、どうなっても、彼女のことを忘れることはないだろうと思っていた』と、『偶然に辿りついた小さなネット記事で』、吉川黄美子という名前を見るのは主人公の伊藤花。『東京都新宿区内のマンションで昨年五月、千葉県市川市の二十代女性を一年三ヶ月にわたり室内に閉じこめ、暴行して重傷を負わせ』、『傷害と脅迫、逮捕監禁の罪に問われた』『無職・吉川黄美子被告(60)の初公判』が『東京地裁で開かれた』という記事を読んで『胸の奥から塊のような息を吐いた』花は、『黄美子さんだ。間違いない。あの黄美子さんが捕まったのだ』と思います。そして、『今、黄美子さんはどうなっているんだろう。これからどうなるんだろう。そういうのは、いったいどこで知ればいいんだろう』と思う花は、『今から二十年くらいまえ、わたしがまだ若かった頃の数年間を、一緒に暮らした黄美子さん』とその顔を思い浮かべます。そんな花は『あたりまえだけれど、わたしはこの事件には関係ない。心配することはなにもない』と、『自分に大丈夫だと言い聞かせ』ます。『あれから長い時間がたって、すべては過ぎ去って、終わったのだ』と思う花は、『バイト先のグループラインに』、『昨日から少し咳が出ています。熱はないのですが、念のため、今日はお休みさせていただけると助かります』とメッセージを送ります。『五日まえに緊急事態宣言が出され』たという状況の中『惣菜屋の販売スタッフとして働いていた』花。すぐに『お大事に』という返信があり休みとなった花は『押入れの棚から箱をとりだし』『まだ動くのかどうかわからない携帯電話に充電器を差し』ます。息を吹き返した携帯電話のアドレス帳から加藤蘭、玉森桃子という『ふたりの番号を記録』した花は『加藤蘭の番号に、電話をかけ』ます。『加藤蘭さんの…番号でしょうか』、『あの、花です』、『伊藤花って言って、昔、一緒に』と話しかけると『…あの花ちゃん?』と返す蘭。そんな蘭に『電話をしたのは、じつは黄美子さんのことで』と話す花は『黄美子さんが捕まったんだよ…いろいろがその、ばれるかもしれない…わたし、昨日からずっと不安で、その、警察に行って話したほうがいいのかなって思って』と続けます。それに『会って話したほうがいいかも』という蘭の提案で約束をして電話を終えます。そして、二十年ぶりに再会した二人。花は蘭に黄美子の事件について調べた情報を伝えます。それに『なんで花ちゃんが、そんなびびってるわけ?関係なくない?』と言う蘭に『黄美子さんの家に、たとえば当時の…ほら、カードの束とかが残ってたら、警察からしたら、これなんなのってことになるんじゃないかと思って』と気持ちを伝える花。『わざわざ警察に行って、昔の関係者ですって話しようと思ったわけ?』と返す蘭は『考えすぎだって』、『死ぬほど昔の、誰も覚えてないようなことで悩んでもしょうがないじゃん』と続ける蘭は、『終わったことだよ。何回も言うけど、昔のことだしね。ただの過去』、『ぜったい警察とかそういうのなしでね。まじ意味ないから。百パー余計なことになるからね。ほんと、花ちゃんそこはよろしくだよ…もう忘れてね。まじで』と花を『まっすぐに見据えて言い』ます。そして、『わたしの電話番号、消しといてくれる?わたしも花ちゃんからの着信、ちゃんと消しとくから』と言うと場を後にした蘭。一人残された花は『すぐに席を立つことができ』ないでいます。そして、『初めて黄美子さんに会ったのは、わたしが十五歳の夏だった』という二十余年前のことに思いを馳せていく花。そんな花が過去に経験した壮絶な人生とその先の今を語る物語が描かれていきます。
“十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し…。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス”と内容紹介にうたわれるこの作品。単行本で実に608ページという圧巻の物量にまず慄くこの作品の帯には”人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか”とも書かれています。内容紹介、そして本の帯から類推できるようにこの作品には金に狂った登場人物たちの”カード犯罪”の闇が描かれていきます。
13の章から構成されているこの作品ですが〈第一章 再会〉と〈第十三章 黄落〉が現代、その間に挟まれた11の章には主人公の花が振り返る二十余年前の時代が描かれています。この時代の対比が絶妙な味わいを見せてくれますのでまずは見ておきましょう。この作品は2021年7月24日〜2022年10月20日まで「読売新聞」に連載されていたようです。新聞を読まなくなって久しい私としては新聞にこのような小説が連載されていたという事実にまず驚愕しました。当時リアルで読まれていた方にしてみれば結末を読むまで新聞を解約することができなかったのではないかと思います。昨今、発行部数が減る一方の新聞としては読者を減らさぬようにさまざまな工夫をされているんだなと本筋でないところにまず関心しました。少し脱線しましたが、ポイントはこの連載の時期です。この時期と言えば何をおいても『コロナ』です。現代を生きる私たちが味わった暗黒の時代、コロナ禍。そんなコロナ禍を扱った作品には島本理生さん「2020年の恋人たち」、寺地はるなさん「川のほとりに立つ者は」、そして瀬尾まいこさん「私たちの世代は」などなど数多の切り口から描いた作品がありますが、この作品で川上未映子さんが描くのはコロナ禍の始まり、世の中がまだ混沌としていた時期の描写です。
・『海外の報道にはだんだん恐ろしいものが増えてきて、先月末頃から今月の頭にかけて、日本もいよいよロックダウンをするとかしないとかの噂が流れはじめた』。
・『五日まえに緊急事態宣言が出され』、『ドラッグストアからはマスクとか消毒液とかトイレットペーパーがごっそり消えて、人もいなくなり、わたしのバイト先でも対応に追われることになった』。
この辺りは今となっては懐かしささえ感じるコロナ黎明期の描写ですね。マスクはまだしもどうして『トイレットペーパーがごっそり消え』たのか、冷静に見れる今となっては意味不明な状況がありました。
・『客同士でマスクをつけるつけないで言いあいになったり、感染症対策が充分じゃないなど、クレームの電話もかかってくるようになった』。
これもそうでしたね。もう思い出すだけで辟易です。遡ること10年ほど前には東日本大震災もありましたし、コロナ禍が終わったと思ったら、ウクライナ危機に、今度は中東危機、そして異常気象と私たちは人類の長い歴史の中のとんでもない時代に生まれてしまったものだと改めて思います。またまた話がそれましたが、これが今の時代を描くリアルさだとすると比較されるのが二十余年前の描写です。
・『ノストラダムスの大予言がどんなものかを身ぶり手ぶりを使って説明していた』。
そうです。二十余年前と言えば世紀末。
・『再来年にやってくる二〇〇〇年はミレニアムと言ってなにかが起きるとか起きないとか言われている』。
そんな時代でもありました。そこにあの時代を象徴するこんな内容を登場させる川上さん。
・『カラオケ画面に浮かびあがってきたのは〈X JAPAN「紅」〉という文字で、バラード調の、重厚で切ないような伴奏が流れはじめた』。
それは単にこの一文で終わりません。
・『お前は走り出す なにかに追われるよう 俺が見えないのか すぐそばにいるのに』
という歌詞が引用され、
・『激しい曲も素晴らしかったけれど「ENDLESS RAIN」というバラードには涙が出た』。
と他の曲の話まで展開し、さらには、
・『元「X JAPAN」のギタリストが急死した』
ということまでがこの小説内には記されていきます。昨今、『X JAPAN』のメンバーが個々に活躍されている姿は見ますがこのこだわりはどう考えても何か意味があるとしか思えません。作者の川上さんはその理由をこんな風に語られています。
“おなじ夢をみて涙を流して狂騒に身をあずけ、やがて破綻する彼女たちの出会いの儀式にふさわしい楽曲は、歴史的な解散を経て、メンバーが非業の死をとげるX JAPANしかなかった”。
過去の時代を小説内に描く作品は数多あります。私はそれぞれの作家さんが過去の時代を象徴する風景、出来事を何にされるかに強い関心があり、意識して読んでいます。しかし、その大半はあくまでその時代を読者に思い起こさせることで、その作品が描いている世界観をそんなイメージに結びつけていく、その起点の一つにすぎません。しかし、この作品では川上さんご自身がおっしゃっているように、この作品の描く二十余年前を語るには”X JAPANしかなかった”と、その選択に深い意味を込められています。これから読まれる方には『X JAPAN』の記述を流し読みするのではなく、是非とも引用された歌詞を含め登場人物たちの生き様に重ね合わせながら読まれることをおすすめしたいと思います。味わい深さひとしおな物語世界をそこに感じられると思います。
そんなこの作品は、冒頭に花の思いとして語られる次の一文が象徴する、過去に出会った一人の女性との出会いと別れ、それが主人公の花の人生にどれほど深く刻まれているかを見る物語と言えると思います。
『このさき、自分がどこで生きることになっても、何歳になっても、どうなっても、彼女のことを忘れることはないだろうと思っていた』。
それこそが、『東京都新宿区内のマンションで昨年五月、千葉県市川市の二十代女性を一年三ヶ月にわたり室内に閉じこめ、暴行して重傷を負わせた』と、ネットと記事に記された吉川黄美子と過ごした二十余年前の数年間の出来事です。『父親はほとんど家に居つかない人』という中での母親との二人暮らしを送っていた花。しかし、そんな母親も『酒を飲むのが好きで、友達も多く、そして流されやすい性格をしていた』という中に、『朝起きて隣に知らない女の人が寝ている』という展開の末に黄美子と知り合った花は、その人生に深く関わりを持つことになります。物語はそんな黄美子のことをネットの記事で知った花が居ても立っても居られない状態になり、かつて共に時代を過ごした加藤蘭にコンタクトを取るところから始まります。ネットの記事はあくまで花とは関係のない犯罪により裁判の被告となっている黄美子のことを書いていますが、そこに『わたしは、黄美子さんが、わたしたちとの過去を話していないかどうかを、恐れていた』と過去の出来事の発覚を恐れる花の姿が描かれます。そんな花の脳裏に蘇るのが、過去の日々です。
『あの家で、みんなで過ごした時間が、脈絡なく繋ぎあわされた映像みたいに甦る』。
『あの家』と語られるものがこの作品の書名ともなっている「黄色い家」に繋がるのですが、その詳細はネタバレとなるため伏せます。しかし、『黄美子』という書名との関係性を匂わせる重要な登場人物の存在がある以上、最低限触れておきたいと思います。それこそが、『風水的にも、いいらしいです…黄色は金運アップなんです』と意味を持って『黄色』にこだわりを見せる主人公・花の姿です。
『黄色は金運。金運とは、自分のところに金が入ってくる流れのことだ』、『そのときどきの努力もあるだろうけど、基本的には黄色の運のおかげであるという強い思いがわたしにはあった』。
そんな花の思いと、『黄色』を名前に含む黄美子の存在。花は黄美子の他に蘭、桃子の四人で「黄色い家」に暮らしながら『金運』に任せて闇の世界へと足を踏み入れていきます。それは、とても奇妙な共同体にも映ります。『金運』に支えられた危ういパワーバランスの中に生きる四人の女性たち。
“書きたかったのは家との相克というか、疑似家族のように暮らす女性たちの関係の変化です”
そんな風に作者の川上さんがおっしゃる通りそこには女性たちの複雑な思いが見え隠れします。そこに世紀末独特の雰囲気感、上記した『X JAPAN』の描写などが相俟って物語は実に不安定な様、何か起こる感を読者に抱かせながら突き進んでいきます。そして、逃げ場のない焦燥感の先に花が見る世紀末の結末に描かれる物語、それから二十余年後の今を生きる花の『黄色』への思いを見る物語。単行本608ページという圧倒的な文章量が魅せる複雑な思いの交錯するその結末に、花の幸せを願いながら本を閉じました。
『そう、黄色、黄色だ、黄色をちゃんとしなければ ー』
『黄色』にこだわり、『黄色』を名前に含む黄美子との過去を振り返りながらコロナ禍を生きる主人公の花。そこには世紀末の世に極めて危うい橋を渡りつつ『金運』に支えられた人生を生きてきた花の姿が描かれていました。世紀末の世に『X JAPAN』が意味を持って取り上げられるこの作品。”カード犯罪”の恐ろしさとそれに関わる者たちの安易さに呆れもするこの作品。
単行本608ページという圧倒的な物量にも関わらず、スピード感に溢れ、ぐいぐい読ませる川上さんの筆致に、あっという間に読み切ってしまった圧巻の物語でした。続きを読む投稿日:2024.02.10
このレビューはネタバレを含みます
早くこの黄色い家から出たかった。花を取り囲む人々も怖かったけど花自身がどんどん「おかしい人」になっていった。
レビューの続きを読む
いわゆる闇の世界を身近に感じてしまい、その中で映水さんや琴美さんに癒しすら感じてしまった。…冷静に見ればだいぶ怖い世界だし怖いことをしているのだが。
なので早く読み終わりたかった。
読み応えは充分
それにしても黄美子さんて一体なんだったんだろう。花の心を救ってくれたことには間違いないのだろうけど…続きを読む投稿日:2024.05.13
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