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失楽園 ~母の罪~ 分冊版
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失楽園 ~母の罪~ 分冊版
逢坂ミナミ
まだ若く人を疑うことを知らない世間知らずな靖子は、小さな建設会社を営む子連れの男と結婚した。しかしいざ結婚生活が始まってみると、男は傲慢でモラハラな夫だった。そして靖子は、義理の息子・敦と越えてはならない一世を越えてしまう。やがて離婚した靖子は実家には戻らずささやかな独り暮らしを始める。それは週末に訪ねてくる息子との逢瀬のためだった。若い敦は尽きることなく幾度も母のカラダを求め、靖子もまた何度も昇りつめオンナの歓びに浸った。しかし、そんな幸せは長く続かなかった。血が繋がってはいないとはいえ、母と・・・
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ひたすら靖子に執着するストーカー男に凌辱され、人が嫌がることをおもしろ半分にやるヒロに部屋中を荒らされ、絶望の淵で靖子は自らを責めていた。そして愛ではなく体の快感だけ感じていたいとさえ思うのだった。そのころ、もう一人の仲間が、敦を訪ねて会社にやって来た。「ここにいる人たち十年前の事件は知っているのかな」「知られたくなかったら…ちょーっと融通してくんないかなぁ?」男は美緒が持っていた敦の名刺をチラつかせながら、敦を脅すのだった。
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ストーカー男の仲間・ヒロは美緒を人気のない公園の脇に遺棄しようとしていた。そしてもう一人、別の仲間がいて、敦のもとへ向かったことを靖子は知る。男たちは再び靖子を車に乗せた。「でもどこに行くの 僕んちと方向違うよ?」「そりゃ邪魔が入らないママさんの家だろ?」なんと男たちは、靖子と敦が仲睦まじく暮らすマンションに傍若無人に乱入して、そこで靖子を凌辱しようというのだ。男たちの暴走はますますエスカレートしていく。
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ストーカー男の仲間が靖子にフェラを強要し始めると、件の暴漢魔は靖子のパンツを脱がそうした。靖子は咄嗟の判断で「コンドーム! ゴムがないとできません!」と言って、コンドームを買いに行かせてくれと懇請した。コンビニに入ると、靖子は店員に上半身を露出して警察に通報させようとした。しかし店員は唖然とするだけで、靖子の苦境に気がつかない。抵抗もむなしく車に戻ると、美緒が…。危機につぐ危機、男たちの暴走が止まらない。
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靖子は三枝美緒といっしょにユエンの家を訪ねて行った。彼女の家の前にいた男が言葉巧みに車に乗せようとしたが、美緒が後部座席にスタンガンを見つけた。「逃げてッ」と叫ぶ美緒。しかし、美緒は男にスタンガンを突き付けられ卒倒してしまう。男は彼女を車に押し込むと靖子にも乗るように命じた。美緒を人質に取られた靖子は男の言うことに従うしかなかった。怪しい男に囚われの身となった二人の運命は…。
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パート先で靖子に猥褻行為を強要した暴漢が、仲間とともに靖子の居場所を洗っていた。イカれた暴漢本人は千代田弁護士のもとにまでやって来た。千代田は敦とともに靖子にも迫る危険を知らたが、仲間の一人が靖子の連絡先を聞き出そうと、パート先で一緒だったユエンを脅していた。心配になった靖子はユエンの家に向かおうとする。危機はもう目の前に迫っていた。
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働いて社会復帰をしようとする母・靖子と、母の身辺を心配して反対する敦。はじめて二人は諍いをしてしまった。しかし翌日、二人は和睦して、バスルームで愛し合う。シャワーを浴びながら母と息子は互いを弄(まさぐ)り愛し合った。「私のことも朝まで抱いて」靖子は少しずつ暴力のトラウマを乗り越え、ひとりの女へと還るのだった。「私のわがまま聞いてくれる?」母と子じゃなく対等な大人としてーー。
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レイプされた記憶のせいで敦と最後までセックスを続けることができなかった靖子だが、敦のことを想うとカラダが疼き秘部は溢れんばかりに濡れた。敦が出勤した後、靖子は発情した女体を大人の玩具で慰めるのだった。敦が帰宅すると、二人は少しずつ慣らしていくために痴戯に耽った。それは男と女の閨房での睦み事、他人には見せられない秘め事だった。しかし、そんな二人に忍び寄る魔の手、千代田弁護士から敦に電話がかかってくる。
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靖子は男たちから受けた仕打ちがトラウマになっていた。自ら敦を求めたのに、レイプされたときの記憶がフラッシュバックして、それ以上行為を続けられなかった。一方、靖子の弁護士・千代田加奈のもとを、パート先のスーパーで靖子を襲った男が訪ねて来た。「合意だったんですって!」男はスーパーでの事件を靖子の同意を得てのことだと言い張る。そして「坂木靖子を幸せにできるのは僕だ」「協力してよ千代田センセ」と宣(のたま)う。完全にイカれた奴だった。
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母・靖子の前で、美緒は敦のモノを自ら迎え入れて交わった。その光景を目の当たりにした靖子は、意外にも美緒をうしろから抱きしめ、彼女のカラダを愛撫し始めたのだった。美緒は敦の突き上げる男根と靖子の愛撫で幾度となくイキ狂い、そして眠りに落ちた。その脇で靖子は敦に愛撫を求めた。「私にも指…挿入れて」快楽に喘ぐ美緒を目の前にして靖子も欲情したのだ。果たして受けたレイプの悪夢を乗り越えられるのか。「怖い気持ちが消えたわけじゃないけれど」「今は…敦が欲しくて…たまらない」奇妙な三人の関係が成立したとともに、物語は新たな展開を始める。
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敦が母親・靖子と睦み合うのを廊下で聴きながら自慰をする美緒。それに気がついた二人。「今さら何恥ずかしがっているんです!?」と美緒はなじると、二人の間に割って入って敦の男根を口に含んだ。「いいです!母親も女も中途半端でいてください」「あなたができないこと 全部私がやりますから」美緒の突然の乱入に戸惑う靖子。しかし、その次に靖子がとった行動は!? もつれ合う二人とひとり、男と女とオンナ。失楽園の三人が織りなす物語は意外な展開になっていく。
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敦のベッドで眠っていたのは泥酔した美緒だった。母・靖子と勘違いして勃起してしまった敦は、自分は息子であり続けようと自らの欲望と必死に闘っていた。「母さんを怖がらせないようにちゃんと息子でいるから」しかし欲情は共鳴する。敦の興奮を知って、靖子の欲動もまた疼き始めていた。「敦のために母親でいなくちゃいけないのに」息子を後ろから抱きしめる母・靖子。そしてふたりの思いと欲望はついに堰を切った。しかし、そんな二人の睦み合いを、眠りから覚めた美緒が聴いていたのだった。
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靖子の過去をネットに晒した美緒から謝罪がしたいと連絡があって、靖子は一人で美緒に会いに出かけた。敦に恋する美緒と、義理とはいえ息子と関係を持ってしまった母・靖子、そして今も母を慕う敦。もつれあう3人の愛欲にもかかわらず、靖子と美緒は仲良くなって家で吞むことになった。散々心配した敦が夜遅く帰宅すると、敦のベッドで母が眠っているではないか!? 敦はこみ上げる欲情を抑え、母を自室に運ぼうとするが…。
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