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巌流小次郎を卑怯討ちしたことで仕官の道を絶たれた新免武蔵。父無二斎や、名人越後こと冨田重政からその処遇を託された甚助のもとに武蔵が現れたのは、徳川家康が没した元和二年夏のことであった……。神から授けられた剣技を磨き、世に広めてきた甚助の旅もついに終わる。居合の源流を描く歴史大河、全七巻堂々完結!文庫書き下ろし
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甚助は、娘可奈のいる出雲へ向かう、阿国との最後の旅に出た。折しも大御所徳川家康は、大坂城の豊臣秀頼を警戒、徳川の天下を維持するための調略に動き出す。慶長十七年、家康が孫娘の入内を朝廷に申し入れたその頃、下関沖に浮かぶ小島で二人の男、巌流小次郎と宮本武蔵の決闘が始まろうとしていた――覇道の時代、ついに終焉へ。文庫描き下ろし
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蜻蛉切、唸る! 家康が若き秀頼を警戒する慶長十二年、重信は猛将本多平八郎と対峙していた。戦国を戦い抜いた男たちの生き様を見よ。文庫書き下ろし。
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関ヶ原の戦い、始まる――。徳川家康は、豊臣家の力を削ぐために、秀吉恩顧の大名らの分断を煽った。石田三成ら文治派と加藤清正ら武断派の衝突は、やがて天下を二分する争いへと拡大していった。その頃、甚助は九州肥後にいた。薩摩の島津家が睨みを利かせ、清正はじめ黒田如水、立花宗茂ら猛将智将がしのぎを削る九州で、甚助は新免無二斎の息子、野生児さながらの乱暴者に育った十六歳の武蔵と出会う。江戸開府前夜、新たな運命が動き出すシリーズ第四弾。文庫書き下ろし
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剣士のバイブルにして、剣道の秘伝書――
『信長の軍師』の岩室忍が描く新たな歴史大河。
剣に生き、神となった男・林崎甚助の生涯を描く!
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信長の天下が訪れようとしている。神夢想流居合を広める甚助は、米沢城で若き伊達政宗と出会い、隻眼の政宗に剣技を伝授する。甚助は出羽を旅する中で、伊達家と最上家、越後上杉家の間に不穏な軋みを見ていた。その軋みはやがて、甚助が生まれ育った楯岡城をも巻き込んでいく――。乱世の終焉を前に、剣豪たちの運命が激動するシリーズ第三弾。 -
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仇討を果たした甚助を待ち受けていたのは、荒ぶる神の怒りであった。生母・志我井を失い、神の真意を悟った甚助は、廻国修行に身を投じる。鹿島に剣聖塚原卜伝を訪ね、京の吉岡憲法直元に秘剣を披露し、富田勢源の道場で鐘捲戸田一刀斎に無明剣を見舞う。神に授かった神夢想流居合を世に広めるシリーズ第二弾。 文庫書き下ろし
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天文一六年(一五四七)、出羽国楯岡城下で近習の浅野数馬が闇討ちされた。討手の追跡むなしく、下手人の坂上主膳は行方をくらましてしまう。
六歳にして父を殺された民治丸は、仇討を武神スサノオに誓い、厳しい修行に身を投じる――
居合の始祖・林崎甚助の生涯を描く大河シリーズ堂々始動! -
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