気まずくならない雑談力――15秒の会話が一生を変える
中谷彰宏(著)
/あさ出版
作品情報
役に立たない雑談が最も役に立つ。
●この本は、3人のために書きました。
・1 「雑談の仕方がわからない」と言われる人。
・2 「雑談のネタが見つからない」と言われる人
・3 「雑談で、相手との距離を縮めたい」と言われる人。
●雑談の定義
・1 どうでもいい話
・2 どうでもいい場所で話される話
どうでもいい話こそ、実は大切な話なのです。
雑な場所で話される大切な話は、会社の中にたくさんあります。
ここでの会話を増やしてくことです。
会社で部下から慕われて「あの人についていきたい」と言われる上司は、
仕事ができる人ではありません。単に、コミュニケーションが上手な人です。
とくに女性の部下の満足度が上がるのは、どうでもいい話をたくさんきいてあげた人です。
これで上司へのリスペクトが決まります。
これは、女性だけに限りません。
男性社員も上司とどれだけコミュニケーションがとれたかで判断します。
「自分は話ってもらっていない気がする」
「あいつのほうがたくさん話してもらっている気がする」
と思うのは、仕事の量で決まるわけではありません。
どうでもいい話(雑談)ができたかどうかで決まるのです。
■担当編集者のコメント
人と会ったときにふと沈黙が続いてしまうことはありませんか?
それが職場の苦手な同僚だったり、取引先の担当者だったり、
はたまたエレベーターに乗り合わせた同じマンションの住人なんていうケースもあるでしょう。
そんなときに、
「話のネタが見つからない、なんだか気まずいなぁ……」
と考えてしまうのは損です。
こんなときにこそ「雑談力」は真価を発揮するのです。
どんな相手でもたった数十秒の雑談がきっかけで、距離が縮まるかもしれません。
同僚や取引先との雑談が盛り上がったことで、今後の仕事がよりスムーズになるかもしれません。
あまり役に立ちそうにない雑談が、
実は人生でいちばん役に立ったりするものです。
本書で「雑談力」を正しく理解し、その技術を身につけることができれば、
仕事もプライベートも今まで以上に充実するでしょう。
「気まずい沈黙の時間を、雑談でチャンスに変えてみたい! 」
そんな方はぜひこの本をご購入してみてください。
■目次
・第1章 たった5分の雑談で人生が変わる。
・第2章 エレベーターの雑談で、チャンスがつかめる。
・第3章 雑談することで、ネタが集まる。
・第4章 廊下の雑談で、勝負がついている。
・第5章 雑談で、距離が一気に縮まる。
・第6章 雑談した人を、好きになる。
■著者 中谷彰宏
1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。
博報堂に入社し、CMプランナーとして、CMの企画・演出をする。
91年に独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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この作品のレビュー
平均 3.8 (5件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
部下から慕われる上司は、仕事が出来る人でなく、コミュニケーションが上手な人。
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インタビュー後の5分は雑談の時間にして、刺さればこのあと時間ありますか、になる。
雑談で信頼関係を作る。
挨拶をする前に雑談をする。「はじめまして」は友達になれない挨拶。
相手が雑談をしたくなるような隙を作る。
雑談をすることでストレスを取り除く。
ネタ帳を作る努力。
15秒までの短い具体的な雑談ネタをたくさん持っておくこと
雑談で覚えてもらう
仕事に口出しされないために雑談を上司とたくさんしておく
異業種交流会でも雑談。投稿日:2014.03.23
この本は雑談力の大切さ・有効性について、中谷氏が解説された本です。中谷氏も本の中で述べているように、小中学校の授業で一番記憶に残っているのは、先生の言っていた雑談やダジャレのような気がします。少なくと…も私はそうでしたし、先生の良し悪しも、それで決めていた感もあります。
これと同様なことが、社会人になっても起きているというのが私が感じ取った、この本のポイントです。
確かに同じ内容のことを聞いても、信頼している人やベテランの人が言った場合と、新人が言った場合には、受け止め方が異なります。その原因は様々と思われますが、その重要な一つに、説明の前後にある「雑談力」にあるのかも知れません。特に、説明をした後の質疑応答に、適度に雑談を盛り込んで話すと、良かったりするのかもしれません。
雑談とは、長々と話すものではないというのがポイントで、気の利いた雑談ができるようになるためには、日頃の地道な努力が必要なことも理解できました。
以下は気になったポイントです。
・会社で部下から慕われて「あの人についていきたい」と言われる上司は、仕事ができる人ではなく、コミュニケーションが上手な人(p5)
・雑談の仕方を覚えるには、先輩の雑談の仕方を覚えればよい(p26)
・雑談をすると、初めて会っても長年の友のようになれる、雑談をしていないと長年会っていても、毎回初めて会ったのと同じ(p29)
・雑談とは立場を逆転させる瞬間である(p31)
・雑談には、本番前の雑談と、ラストの雑談がある、ラスト5分の雑談は、未来へつながる雑談である(p32)
・ロスタイムを「今回プレゼンで負けた」という結果だけで終わらせて帰らないことが大切(p35)
・プレゼンは、論理的な話をするために接続詞でつないでいく、雑談にひあ、接続詞はいっさいない(p41)
・一流の企画を出せる人は、アイデア出しの時にくだらないことを平気でポンポン言える(p52)
・信頼が生まれるのは、雑談、プレゼン前に雑談をしておくと「この人に任せておけば大丈夫」という信頼感が生まれる(P55)
・値段の高いモノは雑談になりにくい、うんちく、となる。雑談のネタは、値段の安いもの(P89)
・世の中のイメージと真逆で、あまり知られていない情報のほうが、雑談のネタとしてはインパクトがある(P98)
・雑談は、どんな話をするばいいかではなく、何を見るかである。応接に掛けてある絵には意味がある(P116)
・ネタ帳をつくる作業をしていると、その人の雑談は圧倒的に面白くなる(P124)
・雑談の要素として、1)何を話すか、2)どこで話すか、3)誰と話すか、がある。社長よりも、秘書さんと雑談する方が重要である(P126)
・長い話でも、15秒できって、パート2も15秒できる。短ければ短いほど効果的(P132)
・雑談は、動いている状態の人に話しかける、または、自分が動きを止める前に話しかける(P143)
・ふだん雑談をしている人は、同じ発言をしてもセクハラにならない、たくさん話している中の一言として受け取られるから(P160)
・マニュアルは最低限の情報、雑談はそこにプラスアルファする情報(P174)
・売れているセールスマンは、お客様に「パンフレット見せて」と言われるまでは出さない(P178)
・人間は、本題は忘れても雑談は忘れない、人を覚えるときも、プレゼンやいい話で覚えるのではない。雑談で覚える(P189)
2013年12月22日作成続きを読む投稿日:2013.12.22
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