大江戸 年中行事の作法
小和田哲男(監修)
/G.B.
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
江戸時代の町人たちが行っていた四季折々の伝統行事は、現代に継承しているものもある。しかしながら、時代を下っていく中で変容、または消滅してしまった 文化も多い。たとえば、正月に行う初詣は江戸時代にもあるにはあったが、限りなく少数派であった。江戸時代の正月は、家で過ごすのがスタンダードだったのだ。
現代に生きる私たちは、一体何を残してきたのか? そして、何を変えてしまったのか?
本書では、江戸時代に生きた町人たちが築いた文化 を現代との比較も行いつつ、わかりやすいイラストとともに紹介する。
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商品情報
- シリーズ
- 大江戸 年中行事の作法
- 著者
- 小和田哲男
- 出版社
- G.B.
- 書籍発売日
- 2021.01.26
- Reader Store発売日
- 2022.01.28
- ファイルサイズ
- 99.7MB
- ページ数
- 176ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (3件のレビュー)
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「謹んで御慶(ぎょけい)申し入れます」
これは江戸商人の新年の挨拶。あけおめじゃないのは想像がつくけど、訓読み(「およろこび」)では読まないのか…
現代の習慣はそこかしこで原形を留めてはいるけれど、近…世のそれとはやっぱり違う。(違うと言えば、潮干狩りの時期が一番違いすぎて思わず二度見した)
お正月は町が一丸となって盛り上げている印象を受ける。大道芸人ズの種類も豊富で、中でも「一人相撲」は初笑いしそうだ。(調べてみたらやはり現代の「独り相撲」の意味は↑から来ていた。このように、そこらじゅう語源が転がっている)
山王祭りのような大規模な祝祭は、自分が抱いていた江戸のイメージに無くて戸惑った。(つまり初耳だった) ある意味幕府が主催なのと、凝った練り物の話も加わって異質にさえ映った。(本当に開催されていたのに…)
「『えびす講』とは何ぞや」と思ったら関西の「えべっさん」のことだった。上方→江戸由来だったのか。それなのに習慣が上方と食い違いすぎて最初は解せなかった。「無礼講」に「恵比寿顔」…そういうことか笑 いやはや、都合の良い解釈でんな。
(ちなみにお江戸のえびす講は今日宝田恵比寿神社で執り行われる「べったら市」の前身なんだとか)
年末の大掃除は大奥発祥、しかも江戸前期から続いていたとは。男女総動員なのが団結感、というかファミリー感が強くて、最後は胴上げで締めくくるとか。世界中どこを探してもここまで清々しい年末を送る国はなかったろうな。
「江戸っ子=早口でせかせかした」…という偏見は今でも拭えておらず。しかし余裕がないのかと思いきや通年行事の章に出てくる数多くの習い事やイベント事にも全力で参加したりして人生を謳歌しており、間違っても生き急いだりはしていない。
こうした心の余裕があっても良いのではと思うのは、単に正月ぼけが続いているからだろうか。続きを読む投稿日:2022.01.07
NDC386.1
「粋でいなせな江戸っ子たちの等身大ライフをご覧あれ!一年を通した江戸町民たちのイベントと暮らしがよくわかる。」
目次
1章 春の作法 1月~3月(睦月;如月;弥生)
2章 夏の作法… 4月~6月(卯月;皐月;水無月)
3章 秋の作法 7月~9月(文月;葉月;長月)
4章 冬の作法 10月~12月(神無月;霜月;師走)
5章 通年イベントの作法(観劇;旅行;色街;趣味嗜好;公共施設;遊び)
巻末図典 江戸っ子のライフスタイル
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市に生まれる。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授続きを読む投稿日:2023.08.24
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