ライトノベル
転生したらスライムだった件(かなで文庫)
シリーズ内の平均評価:
(1)
完結
ごくふつうの毎日を送っていた三上悟は、通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた……はずだった。ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない。なんとゲームで最も弱いとされるモンスター“スライム”になってしまっていたのだ。しかも、そこは悟がいきていた場所とはまったくちがう、魔法がある不思議な世界らしく……。最弱のはずのスライムが、さまざまなスキルを身につけ世界を変えていく、転生冒険ファンタジー、開幕!!
便利な購入方法
-
-
獣王国ユーラザニアにとつぜん現れたミリムは“獅子王”カリオンに宣戦布告。応戦するカリオンだったが、ミリムの強大な力の前にユーラザニアは滅ぼされてしまう。
一方、リムルが不在の魔国連邦には魔人ミュウランを仲間に加えたヨウムが訪れる。おだやかに過ごしていた魔物たちだったが、「完全武装の人間の集団が向かって来ている」との知らせにより事態は一変。
そして、魔国連邦に現れた異世界人により滅亡へと向かっていくことになる……。 -
-
坂口日向との戦いを終え、魔国連邦に帰ってきたリムルは、町が異世界人とファルムス王国におそわれていたことを知った。
すでに多くの魔物が犠牲になっており、シオンまで命を落とした事実に、今回の事態は自分のあまさが招いた結果だと静かに怒りを感じる。
そのとき、魔王に進化すればシオンたちを助けられると大賢者に教えてもらったリムルは、進化の条件を達成するためにために戦場へと向かう――。 -
-
ファルムス王国軍をたおし、魔王への進化の準備が完了したと同時に意識を失ったリムルは、ランガに運ばれ魔国連邦へもどる。
魔王への進化は、理性のない別人格になってしまうという危険をはらんでいる。ベニマルたちは、無事に進化が成功することをただ祈ることしかできなかった。
リムルの進化が進んでいくと、とつぜん魔国連邦の魔物たちも強烈な眠気におそわれ、意識をなくしてしまう。なんとか意識を保っていたベニマルの前に姿を現したのは……。 -
-
リムルの進化が終わり、落ち着きを取り戻した魔国連邦では、ブルムンド王国のふフューズと武装国家ドワルゴンのガゼル・ドワルゴ、魔道王朝サリオンのエラルドをむかえ、今後の対策を考える会議を行い、各国との協力関係を確かめた。
会議が終わろうとしたとき、迷宮妖精のラミリスがいきなり入りこみ、魔国連邦が消えてしまうことを予言したのだった。
それと同時にラミリスから魔王たちが集う「魔王達の宴」の開催を知らされたリムルの決断は……。 -
-
人魔会談を無事終え、魔国連邦襲撃の黒幕であるクレイマンへ反撃するべく自体は動き始めていた。
進化した魔国連邦の魔物たちのやる気が高まるなか、同じく国をほろぼされておこる獣王国ユーラザニア群も協力する形となっていく。
徐々に追い詰められていくクレイマンだったが、切り札として操っていたミリムを利用すれば強大な魔王が集まる「魔王たちの宴」で巻き返せると考えていた。
その作戦がリムルのいかりをさらに燃えさせると知らぬままに……。 -
-
ついに開催された「魔王達の宴」。リムルは魔王たちの前でクレイマンが行ってきたすべての証拠を見せつける。
リムルの思い通りに話が進むなか、クレイマンただ一人は納得していなかった。両者の言い争いが白熱し、赤髪の魔王ギィの提案により、ついに直接対決が始まる。
シオンにクレイマンの相手を任せ、操られているミリムとの戦いを始めるリムルだったが、格上の相手に苦戦を強いられる……。 -
-
クレイマンをたおし、無事八星魔王の一柱となったリムル。
各地で任務を行っていた仲間も魔国連邦に帰還し、いつもの日常が戻ってきた――はずだったが、なにやら西方聖教会があやしい動きをしているとの報告を受ける。
西方聖教会といえば、一度リムルを追いつめた聖騎士ヒナタ・サカグチが所属する組織。
魔物殲滅を協議にかかげる、リムルたちの天敵だ。やっと訪れた平和も束の間、魔国連邦に新たな嵐が吹きすさぼうとしていた――。 -
-
ヒナタたち十大聖人が集まり、魔国連邦との今後の関わりについて話し合う会議が開かれた。ヒナタは、東の商人の情報に踊らされリムルと交戦したことを後悔していた。魔国連邦との関係を修復したいと考えるヒナタだったが……。
「相手してやるよ。俺とお前の一騎打ちでな」
リムルから送られてきた伝言に、自分の命をかけるしかないと覚悟を決める。
様々な思惑が交錯するなか、魔国連邦――リムルはどう動くのか!? -
-
遂にリムルとヒナタの戦いが始まった。
両者一歩も引かない互角の戦い。その最中、リムルはヒナタからとある提案を持ちかけられる。
それは次の一撃――ヒナタがくりだす奥義で勝敗を決めるというもの。リムルはその技を受け切れたら勝利だ。
その条件を受け入れたリムルは、命の保証はできないというヒナタの全力の一撃を、持てる力を総動員してむかえ撃つのだった――。 -
-
ルミナスの介入もあり、ヒナタとの因縁に終止符を打ったリムル。これにて神聖法皇国ルベリオスとの争いも完全に和解が成立した。
そんな魔国連邦を危険視するロッゾ一族が裏で暗躍する中、リムルは新たな目標に向かって動き始める。
魔王就任を記念した一大イベント<テンペスト開国祭>の開催だ。
しかし、リムルの考える壮大な計画は、準備だけでも大変で……。 -
-
魔国連邦では、リムル発案の『テンペスト開国祭』の準備が、国民総出の甲斐もあり着々と進められていた。
各国の主要人物に招待状も送り、いよいよ本格的に構想を詰めていくリムルたち。
ミョルマイルの協力のもと新たな計画が進む中、とつじょテンペストに“迷宮妖精”のラミリスが現れた。
従者のベレッタやトレイニーの様子も、なんだかおかしい……。
これは波乱の予感――!? -
-
『テンペスト開国祭』の準備もいよいよ大詰め。
ラミリスとヴェルドラに迷宮の作製を任せたリムルは、ジュラの大森林をすみかとする、各種族との謁見を行っていた。
懐かしい面々との再会もありつつ進む謁見。
最期に姿を見せたのは、ジュラの大森林に接するクジャ山脈で暮らす、長鼻族≪テング≫の族長代理モミジであった。
実はテングの族長でもあるカエデから、ベニマルを娘モミジの婿にしたいと話が持ち上がっていて……。 -
-
-