NHK連続テレビ小説 スカーレット (上)戦後まもなく、大阪から滋賀の信楽(しがらき)にやって来た川原喜美子。頑張り屋の喜美子は、幼い頃から一家の働き手だった。一五歳になった喜美子は、戦後の復興著しい大阪で就職をし、多くの人たちとの出会いよって成長してゆく。そして、信楽に帰ったのち、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込むのだった……。自分のため、大切な人のため行動あるのみ! モノを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげず生きていく、働き者のヒロイン・喜美子。そんな愛情深いヒロインをとりまく、家族や・・・
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NHK連続テレビ小説 スカーレット (下)
信楽初の女性陶芸家。喜美子は、負けない。大切な人たちを守りたいから――。
焼き物の里・信楽に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語。
八郎の妻となり、武志の母としての幸福を噛みしめながら、
陶芸の世界へと魅せられていく、川原喜美子。
やがて、誰も出来なかった自然釉を生かした作品を完成させる。
しかし、その先には、険しい道が待っていた――。
遂に完結! 陶芸家として、母として、情熱の炎の向こうに見えた愛の形。
「お母ちゃんが、武志のこと、どう思っているか知ってるやんな?」
「知ってる。好きや!」
「好きちゃうで。大好きや!」
喜美子をめぐる家族の絆、かけがえのない友情。ノベライズであの感動をもう一度!
★脚本家・水橋文美江による書下ろし、
<「スカーレット」こぼれ話いろいろ>も巻末に収録★
*本書は、NHK連続テレビ小説「スカーレット」第12週~最終週の放送台本をもとに小説化したものです。番組と内容・章題が異なることがあります。ご了承ください。 -
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NHK連続テレビ小説 スカーレット (上)
戦後まもなく、大阪から滋賀の信楽(しがらき)にやって来た川原喜美子。
頑張り屋の喜美子は、幼い頃から一家の働き手だった。一五歳になった喜美子は、
戦後の復興著しい大阪で就職をし、多くの人たちとの出会いよって成長してゆく。
そして、信楽に帰ったのち、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込むのだった……。
自分のため、大切な人のため行動あるのみ!
モノを作り出す情熱と喜びを糧に、
失敗や挫折にめげず生きていく、働き者のヒロイン・喜美子。
そんな愛情深いヒロインをとりまく、家族や友人、個性豊かな人たち。
焼き物の里・信楽に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語。
*本書は、NHK連続テレビ小説「スカーレット」第1週~第11週の放送台本をもとに小説化したものです。
番組と内容・章題が異なることがあります。ご了承ください。
スカーレット
…緋色(ひいろ)のこと。伝統的に炎の色とされ、黄色味のある鮮やかな赤。
緋=火に通じ、陶芸作品に表れる理想の色のひとつである。
主人公の生業(なりわい)である陶芸では、窯をたく炎が勝負。
熱く燃えるような、情熱的な人生につながる。 -
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