ライトノベル
悪食令嬢と狂血公爵
シリーズ内の平均評価:
(5)
伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人――悪食令嬢。遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵――人呼んで、狂血公爵。血にまみれた姿を意に介さないどころか魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。「魔獣に詳しいのか?」「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」「はい、もちろんです。・・・
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『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。
ガルブレイス領での生活にも馴染んできたメルフィエラが、ついに魔物討伐にも参加することに!
その理由は――母と食べた想い出のある百足蟹(ルビ:ひゃくそくがに)の討伐が行われると知ったから。
一方、ガルブレイス領の根幹を為す、各地域の砦長(ルビ:とりでちょう)たちは主の婚約者に興味津々。
母との想い出の味をロジェとともに味わいたい――そして獲れたてを、釜茹でに……!
コミックも大人気、異食の魔物食ファンタジー、第3弾! -
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『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。
正式に婚約者となった二人は、ガルブレイス公爵領へと空の旅――道中で魔鳥の大群に襲われたりはしたが――を楽しみながらガルブレイス領の中心都市ミッドレーグへと到着する。
そこでメルフィエラを待っていたのは、魔物と戦う最前線の人々にふさわしい荒々しくも温かい歓迎だった。
なれない場所でも奮闘するメルフィだが、魔鳥に襲われていた『天狼』の赤ん坊をアリスティードが保護したことから大騒動が巻き起こり――!
異食の魔物食ファンタジー、第2巻! -
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伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。
毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人――悪食令嬢。
遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは
魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵――人呼んで、狂血公爵。
血にまみれた姿を意に介さないどころか
魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。
「魔獣に詳しいのか?」
「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」
「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」
「はい、もちろんです。食べるからには美味しくいただきたいですから!」
「なるほど、悪食令嬢とは言いえて妙だが、やはり噂は当てにならぬものだ」
メルフィエラの趣味に興味を持ったガルブレイス公爵は思わぬことを言い出して――!
異食の魔物食ファンタジー、開幕! -
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