諡 天皇の呼び名
野村朋弘(著)
/中央公論新社
作品情報
天皇の死後の呼び名を「諡号」という。しかし、その諡号のあり方も時代によって大きく変遷してきた。明治以降は、一世一元の制のもと、在位中の元号をもって呼ばれることになる。本書では、中国の周代に始まる廟号・諡号との比較から、日本への導入、変容の過程を辿り、独自の発展を遂げた日本の諡号制の全容を明らかにする。さらに、王朝交代がなく、「万世一系」とされる日本において諡号の果たした役割、天皇が古代から現代まで存続し得た理由についても考察する。
(目次から)
第一章 天皇家はなぜ存続してきたのか
第二章 諡号とは何か
第三章 日本の諡号の種類
第四章 日本における諡号制度の展開
第五章 諡号の変容――追号・遺諡の成立
第六章 南北朝の危機と諡号
第七章 漢風諡号の復活
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商品情報
- シリーズ
- 諡 天皇の呼び名
- 著者
- 野村朋弘
- 出版社
- 中央公論新社
- 書籍発売日
- 2019.05.25
- Reader Store発売日
- 2019.06.28
- ファイルサイズ
- 1.6MB
- ページ数
- 216ページ
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この作品のレビュー
平均 5.0 (2件のレビュー)
-
「元号」と対をなす天皇の「諡」には、「万世一系」を解く鍵、天皇がなぜ続いてきたかを知る手がかりが隠されている! 意欲的論考。
投稿日:2019.05.27
諡号への興味で購入。
古代の漢風諡号は奈良時代に淡海三船が一括撰進した以上の情報しか無いから字の意味をどこまで言えるものかと思ってたけど、中国の諡法に関する書物が入ってきてることを考えたらある程度それ…に倣ったと見ることが出来るようです。
時代によっての諡号の変遷などわかりやすいです。
「光」の字が皇統交替の際に用いられたというのは前から見てきたけど後の時代まで割と徹底してるんですね。ただの在所イメージの追号も遺諡であれば天皇その人の意図が存していてなるほど印象が変わるなと思いました。全然頭に入ってない中世以降の追号や加後号などが興味深かったです。
根拠の無さそうなところを言いきったりはしない内容で好感がもてる文体で、おすすめです。
あまり諡号に関する本なかったから手に取りやすい本があったのはうれしい。続きを読む投稿日:2021.01.31
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