「私を怒らせる人」がいなくなる本
園田雅代(著)
/青春出版社
作品情報
誰かに「カチン!」とくることを言われたときや、不快なことをされたとき、怒りにまかせて「それ、やめてほしい」と言いたいけど、言えなくて、悶々としたことはありませんか?そうして我慢して不快感がたまっていきそうな場面で役立てたいのが、「アサーション」です。アサーションとは、1950年代にアメリカで生まれた心理療法や心理的教育の一種であり、日本でもさまざまな場面で活用されています。 「自分も相手も大切にする自己表現」ともいわれ、自分の言いたいことを相手に伝え、それをきっかけに、お互いにより良い関係をつくっていこうとする手法です。 本書ではとくに「自分の怒りをコントロールできない場面」に焦点をあててご紹介していきます。 気づかない間にたまった「イラッ!」「ムカッ!」「モヤモヤ…」といった負の感情から脱け出す、自分も相手も大切にする自己表現「アサーション」の実践書。 <こんな場面で…自分の気持ちを相手にうまく伝えるには>●満員電車で足を踏まれたうえに、無視された。●映画館で隣の人たちがうるさい!●職場で上司から「おい、そこの」と呼ばれた。●楽しみにしてた予定があるのに、残業を強いられた。●友人に貸した服が汚れたまま返ってきた。●事前に聞いていた話と違う… etc.
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 「私を怒らせる人」がいなくなる本
- 著者
- 園田雅代
- 出版社
- 青春出版社
- 書籍発売日
- 2018.11.20
- Reader Store発売日
- 2018.12.21
- ファイルサイズ
- 4.7MB
- ページ数
- 192ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 0 (1件のレビュー)
-
最初からイラッとさせられたのは、私が田舎者だから。怒りが湧く例が『新幹線』『電車』など、田舎には馴染みのないものがでてくる。
自動車で移動する田舎は、電車やバスに馴染みがない。もしこれが、運転中に隣の…車が寄せてきてイラッとした……という事であれば、運転の適性がないという事になる。『落ち着いて運転できる状態にする』それは運転者には必須スキルだ。移動中の枠苛立ちは『その時だけ』で、それほど長く続かない。仮に長く続いてしまうならば、気持ちが不安定という事だと思うので病院でカウセリングを受けた方がいいだろう。
もちろんこの本は、『カウセリングをうけろ』という本ではない。
色々と『怒りについて』が書かれているが、最終的に『カウセリングでこんな事をしている』という本。
1・2・3章は『怒りのメカニズム』や『怒りの出し方』『怒りとはどんなモノか』という事が書かれている。正直、私には目新しくなくて、苦痛だった。
4・5・6章でやっと実践に入る。しかしそこにも、『言えない』ではなく『言わない』を選んでいい。となっているのには首を傾げる。これは一旦、『言わない』を自分の意思で選んだように見えても、本当にそれに納得できるのだろうか?
人の怒りは『もやもやとした曖昧な形』で心の中に溜まる。それは思ってもない形で湧き出してしまう物だ……と散々、前半で書いていたのに、『言わないを選んだ』と思える納得さを本当にもてるのだろうか。
それでも、6章の『DESC』は役に立ちそうだなと思った。
D=描写する。
E=表現する。
S=提案する。
C=選択する。
この順番で伝えると良いというもの。
一つづつ見ていく。
D=描写する。
これは両方にとっての事実の確認という事だ。
E=表現する。
これは自分の気持ちを伝えるという事。
おまけとして、共感するというものもある。これは、相手の気持ちを加える。
S=提案する。
これは相手にして欲しい事を提案する。
C=選択する。
これは相手が、提案についてイエスかノーかを選んでもらう事である。断られても気にしない事。
本には例として、『お金を貸したのに返してもらえない』というものが載っていた。
D=お金を貸しましたよね。という事実。
E=私はそれが気になっている。 (突然で驚くかも知れませんが……と共感を加えてもいい)
S=今、返してほしいのですが。
C=相手の選択。
という感じだった。この場合最後の相手の選択で「はい」の場合はいいが、「いいえ」の場合はいつまでに返してもらえるかの確認という手段もある。
『相手がNo』と言った時の対応も考えておく。
この部分はなるほどーと思いながら読んだ。と同時にこれ、『DE』で止めた文を貰った事があると思い出した。
相手に何をして欲しいわけでもなく、単に『自分はこの言葉に傷ついた』とだけ言う。良心ある人なら、それだけで伝わる事もある。そんな言葉の使い方も素敵かもしれない。
例が都会向きだなという不満はあるケド、知識としては読み応えがあった。読むなら6章だけお勧めする本。続きを読む投稿日:2023.12.16
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。