翻訳できない世界のことば
エラ・フランシス・サンダース(著)
,前田まゆみ(訳)
/創元社
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
外国語のなかには、他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が存在する。本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた世界一ユニークな単語集。言葉の背景にある文化や歴史、そしてコミュニケーションの機微を楽しみながら探究できる。小さなブログ記事が一夜にして世界中へ広まった話題の書。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。世界7カ国で刊行予定。
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商品情報
- シリーズ
- 翻訳できない世界のことば
- 著者
- エラ・フランシス・サンダース, 前田まゆみ
- 出版社
- 創元社
- 書籍発売日
- 2016.04.20
- Reader Store発売日
- 2018.11.02
- ファイルサイズ
- 73.3MB
- ページ数
- 112ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (298件のレビュー)
-
Amazon USAベストセラー!
じゃあ、「2」とか「3」とかは出来てるの?
「ことわざ」はあったけど、「続編」はなかった。
もう、そこから文化が違う。
後書きによれば、「直接お会いしないままメー…ルだけのやりとりをしてきたたくさんの人たち」に謝意が述べられている。そうか、そうやって作るんだ!著者は20代の可愛いお嬢さん。なんか、ひと世代どころか、三世代ぐらい離れている気がする。
日本語で選ばれたのは「ボケっと」「積ん読」「木漏れ日」「わびさび」。後半2つは納得感がある。前半2つは「ホントにそうか?」と思っちゃう。ボケっと、積ん読、やるでしょ?サラさん。やらないの?
ボケっと‥‥なにも特別なことを考えず、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち。
→いや、ちゃうって!メールの相手はそうだったのかもしれないけど、必ずしも遠くは見ない。イラストにあるように、海やベンチは必要ない。「日本人が、何も考えないでいることに名前をつけるほど、それを大切にしているのはすてきだと思います」サラさん、まぁあえて言えば、大切にしているんかもしれないけど、サラさんも大切にしてるでしょ。英語でどう表現するのかは知らんけど。
積ん読‥‥買ってきた本を、ほかのまだ読んでない本といっしょに、読まずに積んでおくこと。
→えっと‥‥語釈はその通り。でもこれって、最近の造語だから。歴史は特別ないから。これから英語でもLBPU(lefting books pile up unread )とか造語されてもおかしくはないんじゃ?
20代のサラさんの驚いた顔が目に浮かぶ。彼女の驚きがこの本を作ったんだろう。でも、ちょっとサラさん、忙しすぎるんじゃない?彼女の憧れの言葉がたくさんセレクトされてる気がする。
もちろん、ポロンクセマ(フィンランド語)等々の「トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離」(実質は約7.5キロ)というのは、お国柄が現れてとても興味深い。そんな言葉に満ちた、時々開いては、世界の広さを実感できる絵本でもあります(古本屋さんで約半額でゲットした)。
本来なら、第2弾3弾4弾が作られても全然おかしくない。これって日本人の特性?
続きを読む投稿日:2023.02.26
2024.2.6読了
世界中の国々の他国には代わる表現のない単語を集めて紹介した本。
全部で52語の言葉と国名と品詞、一言訳と少し詳細な説明、そしてイラストが見開き2頁に掲載されている。
日本語…も4語載っている。
「侘び寂び」「木漏れ日」「積ん読」「ボケっと」
「ボケっと」だけ異質な気がするが、言わんとするところは理解できる。
「何も特別なことを考えず、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち。」
日常の生活の中では、常に慌ただしく、様々なことに追われ、氾濫する情報に溺れそうになっているから、言語化できない思いや情景を気に留める余裕などほとんどない。
そんな中にあって、ふと足を止め、周りを見渡し一息つかせてくれるきっかけをくれるのが、文学や音楽や映像やイラストなどのアートだと思っている。
手軽に眺めるだけで、ここではないどこか遠くにある国の情景に思いを巡らせ、束の間日常を忘れることのできる本書は、とても文学的でアートだ。
眺めるたびに発見がある。
普段使わない頭のある部分が活性化するようにも、考えることを休ませているようにも思える。
その昔、apple podcastで本の紹介番組を好んで聴いていた。
「books A to Z」というFMヨコハマの番組で、週に一度、北村浩子さんというアナウンサーが、その週に自身が手に取って読んだ新刊や古典の小説、絵本や漫画等々多ジャンルの様々な書籍の魅力を、感想を交えつつ、5分程度で端的に小気味良く、真摯に紹介してくれていた。
とても耳心地が良く、書籍への愛情がダイレクトに伝わってきて大好きだった。
後日、紹介されていた書籍を書店で見つけると、ちょっとした宝物を見つけたように嬉しくなってしまった。
2017年3月31日を最後に残念ながら終了してしまったそんな番組で、2016年5月27日に紹介されたのが、この本だった。
だから実に約8年越しに入手したことになる。
ずっと気になりつつ、何度か書店で手に取り、その都度一瞬で読み終えてしまえるからもったいないとの貧しい考えが頭を占め買い控えていた。
きっかけと呼べるような特別な何かがあったわけではないが、書店も減って手に取れる機会も少なくなった今、ふと急に思い出してAmazonで注文した。
もっと早く手に入れても良かった。
購入して手元に常にあることがこんなに嬉しい書籍も珍しい。
思い入れの強い、「ボケっと」するのに役に立つ大切なとても素敵な本だ。続きを読む投稿日:2024.05.06
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