ライトノベル
ゴブリンスレイヤー
シリーズ内の平均評価:
(104)
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化!・・・
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「迷宮の主(ダンジョンマスター)、してみませんか?」
迷宮探険競技――それは至高神の大司教をはじめとした六英雄の逸話として有名な、死の罠の地下迷宮から続く試練。それをギルドは冒険者志望の者への訓練としたいという。
そしてその監修者として、銀等級の冒険者へと協力を依頼した。
(――悪辣だ)
受付嬢が驚くほどの罠が仕掛けられ、準備は進められていく――。
そんな中、またひとり、冒険者志望の少女は剣を取る――。
そこに忍びよるは混沌の影……。
「小鬼どもになぞ、好き勝手させてたまるものかよ」
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※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
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ゴブリンスレイヤーの様子がおかしいという――。そんななか、彼は一党に「冒険」を提案する。
「北の山の向こう。暗い夜の国」
かくして北方辺境に向かう一党。雪山の向こうには、蛮人の英雄譚の舞台、いつもと異なる異文化、言語、そして、この地を治める頭領の美しい奥方がいた。
彼の地の北方の海には幽鬼が潜み、船が戻ってこないという――。
彼らの話を聞いたゴブリンスレイヤーは頷く。
「やはり、彼の人々はゴブリンなぞに負けるわけがないのだ」
そして女神官も誇り高く告げる。
「冒険者に、任せてください!」
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「姫様をどこにやった!」
辺境の街へきた馬人(ケンタウルス)の少女は重戦士を詰問した。犯人とされた重戦士はゴブリンスレイヤーに調査を依頼。
「都市の冒険(シティアドベンチャー)は苦手なんだよ。あと腕っこきの斥候は他にいないからな」
「…………俺は、戦士のつもりでいるのだが」
馬人の姫君の行方を追い、一党は水の街を訪れる。彼らを迎えた剣の乙女はゴブリンスレイヤーに囁く。
「――銀星号をご存じ?」
馬人競走が盛り上がる水の街で、消えた銀星号を探せ――。欲望と陰謀が入り交じる中、行き着く先は賽の目次第。鬼と出るか、蛇と出るか。
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「やっぱり嬉しい? あの子たちが勝ってるの」
馬上槍試合に沸き立つ王都へやってきたゴブリンスレイヤーたち。
試合で活躍する圃人剣士、そして少年魔術師の成長を見守り、束の間の休息を楽しむ彼らだが、再会した王妹が倒れた事で事態は急変する。
王妹は何者かに“呪われて”おり、熱狂渦巻く王都の裏には――邪悪な灰の気配が広がりつつあった。
急遽王妹の代役を引き受けることになった女神官。そして――。
「ゴブリンならば、俺が行こう」
ゴブリンスレイヤーは王命を受け、その根源に立ち向かう!
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