鬼より怖い凄腕与力がなぜ「仏」と呼ばれる? 男の生き様の極北!惨殺死体が続いて見つかる。ホトケの身元を調べると、かつての盗賊一味だという。誰が何のために?犯人を追う重蔵の苦悩!与力は普通、現場には足を運ばないが、南町奉行所与力・戸部重蔵は、いつも自分で検分に出向く。それだけでも変わり者だったが、火盗改め同心への抜擢、そして本来世襲であるはずの町方与力への出世は、兄とも慕う幼馴染、勘定奉行の矢部定謙の口利きとしか思えない異例のことだった。仏の重蔵と呼ばれる男の、これぞ男の生きざまを描く、著者渾身の・・・
便利な購入方法
-
-
麝香の香りをさせる女密偵の思惑を《仏》の重蔵が暴く!
大店の主殺しが続くが、どこも病、自殺という。いったい誰が何のために? 誰もが口を閉ざす中、重蔵が襲われる……。
大店の主が殺される事件が続く中、戸部重蔵の前に、火盗の密偵だと名乗る色気たっぷりの年増女が現れる。家族も口を閉ざし、殺された商人たちにつながりも見えず、探索は進まないが、なぜかあちこちで女に出くわす。元は盗っ人《夜桜》のお高として有名だったというが、女は本当に火盗の仕事を?そして重蔵が襲われる……。商家の主殺しと女密偵の謎を、重蔵は解けるのか。 -
-
闇に蠢く悪の所業を、心を明かさぬ《仏》、重蔵の剣が両断する!
江戸で夜鷹殺しが続くが、いったい誰が? なぜ?
囮を使っての探索に、下手人は挙がるのだが、その裏にはある陰謀が!
心形刀流の練武館で鍛えた与力・戸部重蔵を同門の刺客が襲う!
「ねえさん、いいかい?」夜鷹は半信半疑だった。男の方から声をかけてくるなど、まずないからだ。だが、気づいたときは遅かった――。夜鷹殺しが続く中、重蔵は密偵を囮に女形の役者を捕らえるが、男は、「二度も女騙りにだまされるなんて」と口走るのだった。それ以上語ろうとしない男は何かに怯えているようにも?ある夜、重蔵は剣の同門らしき男に闇討ちに遭い…。 -
-
《仏》と呼ばれる与力の、微笑む顔の奥に隠れる、悪を許さぬ非情の正義。
腕利きの用心棒たちと頑丈な錠前にもかかわらず、金蔵から千両箱を盗み出す《霞小僧》を追う重蔵が、奉行襲撃の闇を解き明かす。
二月続いて、札差の金蔵から千両箱が一つずつ盗まれる。人間業とは思えないその手口に、さすがの町奉行所与力の戸部重蔵もなす術がなかった。そんな折、町奉行矢部定謙が刺客に襲われる現場に遭遇、撃退するが、奉行は「老中の手の者か」と素っ気ない。今度は同じ札差から根こそぎ金が奪われ、奉行の役宅にも不穏な空気が……。《仏》の重蔵は、重なる危機を解決できるか。 -
-
微笑をたたえた顔で、〈仏〉と呼ばれる与力の、悪を決して許さぬ戦い。
相次ぐ町娘の突然の失踪…かどわかし? 駆け落ち?
何の手がかりもないまま、手詰まりに焦る重蔵の、乾坤一擲の勝負の一手!
戸部重蔵は市中を見廻り探索もする、およそ与力らしからぬ男だった。そして、たとえ幕閣といえども容赦しない奉行の矢部定謙とは幼馴染だったが、その関係は誰にも内緒だった。ある夜、重蔵は辻斬りに襲われるが、手もなく捕らえてみると大身旗本の三男。重蔵もまた、だからといって許すつもりはなかった……。なぜか〈仏〉と呼ばれる重蔵の、容赦のない戦いが始まる! -
-
鬼より怖い凄腕与力がなぜ「仏」と呼ばれる? 男の生き様の極北!
惨殺死体が続いて見つかる。ホトケの身元を調べると、かつての盗賊一味だという。
誰が何のために?
犯人を追う重蔵の苦悩!
与力は普通、現場には足を運ばないが、南町奉行所与力・戸部重蔵は、いつも自分で検分に出向く。それだけでも変わり者だったが、火盗改め同心への抜擢、そして本来世襲であるはずの町方与力への出世は、兄とも慕う幼馴染、勘定奉行の矢部定謙の口利きとしか思えない異例のことだった。仏の重蔵と呼ばれる男の、これぞ男の生きざまを描く、著者渾身の新シリーズ第一弾! -
-
-