便利な購入方法
-
-
女医の千鶴が松井町の番屋に駆けつけると、元女郎のおつねが腕を折られるなど酷い暴行を受け苦しんでいた。女郎たちの過酷な暮らしを見ていられず、女郎宿「浪速屋」の女将に談判しようとしたところ、男衆から殴られたり蹴られたりしたのだという。しかしおつねも女将の肩を刺したことで、一方的に罪を負わされそうになっていた。千鶴は、京橋の呉服問屋で暮らす七之助という者が、元気に暮らしているか確かめてほしいというおつねの切実な願いを叶えるため、奔走する――。累計百万部突破の超人気シリーズ、待望の第十四弾!
-
-
「俺は、千鶴殿を妻にしたい」――。桜吹雪の墨堤で、長年の想い人である菊池求馬からついに結婚の申し込みを受けた桂千鶴は、湧き上がる喜びを噛みしめる。だが、すでに求馬には大坂勤番の命が下っていた。やがて訪れる離ればなれの日々を思い、切なさを振り切るように医の道に没頭する千鶴に、新たな難題が持ち込まれる。累計100万部突破の超人気シリーズ、新展開の第十三弾!
-
-
唯一の身内である弟を医者にすべく、阿漕な金貸しに手を染めてまで仕送りする姉。だが弟は修業先の京から江戸へと密かに逃げ帰っていた。姉の急病を治療した桂千鶴は、同じ医術を志す者として弟に手を差し伸べるが、恩を仇で返されてしまう。追い打ちをかけるように、千鶴の想い人、菊池求馬に大坂勤番の命が下る。累計95万部突破の超人気シリーズ、激動の第十二弾!
-
-
今日も老若男女の患者で溢れる桂千鶴の診療所。身分の分け隔てなく治療にあたる千鶴は相変わらず多忙な日々を送っていた。だが、密かに想い合う旗本、菊池求馬との距離は求馬の大番入りを機に微妙なものに――。医者として、女としての転機を、千鶴はどう乗り越えるのか。気高き女医、桂千鶴が貧しき民や哀しい女を体を張って守る、救う!累計90万部突破の超人気シリーズ、待望の第十一弾!
-
-
女医の千鶴のもとに重い下痢を訴える商人三人から立て続けに往診の依頼が入る。流行病かと思いきや、全員、両国南の茶漬け屋『花井』の女将おつるから売りつけられた”霊水”を飲んでいたことが判明。嘘泣きまじりで潔白を主張する妖艶なおつるの姿に鼻白む千鶴。やがて、おつるの背後に蠢く乱倫な男関係が思わぬ事件を呼ぶ。稀代の悪女に隠されたおぞましくも哀しい過去とは? 超人気シリーズ、待望の第十弾!
-
-
桂治療院に大怪我をした男が運び込まれた。清治と名乗った男は手術で一命を取り留める。しかし、傷が癒えても清治は治療院から出ようとせず、居候を決め込む。料理、棚の取りつけに庭掃除と気がきく清治に桂治療院は大助かりだが、五郎政はその正体を怪しむ。折しも、江戸市中には盗賊「鬼ざくら」が出没。武家商家の区別なく、手当たり次第に荒らし回っていた。
-
-
小伝馬町の牢医師を務める桂千鶴は、市井に生きる人々の病と心の恢復を願い、今日も江戸の町を奔走する。藍染橋の袂にある桂治療院に通ってくる患者の中には、厄介な相談事や事件を持ち込む者も……。御家人菊池求馬の助けを得て、難事件を解決していく。NHK土曜時代劇「桂ちづる診察日録」の原作シリーズ第八弾。
-
-
医学館の教授方であった、父・桂東湖の遺志を継いで女医者となった千鶴は、藍染橋の袂に診療所を開いていた。奉行所からの依頼を受けて牢医も務める千鶴のもとには、日々さまざまな事件が舞い込んでくるのだが……。今秋放映開始予定のNHK土曜時代劇『桂ちづる診察日録』原作。
-
-
友人を診て欲しいと菊池求馬に頼まれ、本所南割下水の旗本山本金十郎宅を訪ねた千鶴。金十郎の病が恋患いだとわかった千鶴だったが、金十郎はこの想いを深川女郎のはぎのに伝えて欲しいと千鶴に頼み込み……。書き下ろしシリーズ第六弾。
-
-
神田川沿いで岡っ引の彌次郎の刺殺体が引き上げられた。彌次郎は、足抜けした女郎を折檻死させた女衒の八十助を追っていたという。前科者の八十助が腕の入れ墨を消すため、町医者の所に現れると踏んだ定中役同心の小森伝一郎は、助力を求めるため桂治療院を訪れるが……。父の遺志を継ぎ女医者となった桂千鶴の活躍を描く、好評書き下ろしシリーズ第五弾!
-
-
女医者千鶴の助手をしているお道の幼馴染み・おふみが、許嫁の松吉にわけも告げず、吉原に身を売った。真意をただそうと、おふみの両親のもとに出向いた千鶴とお道だったが……。医学館の教授方だった父・桂東湖の遺志を継いで医学の道を志した千鶴の活躍を描く、書き下ろし時代小説シリーズ第四弾。
-
-
長崎でシーボルトの警護役を務めていた井端進作が、役目の上の不手際で自害した。藍染橋の袂で治療院を構える桂千鶴は、かつて長崎でシーボルトの薫陶を受ける際、井端にずいぶんと世話になっていた。折りしも、シーボルト一行が上府することになり……。医学館で教授方だった父東湖の遺志を継いで、女医となった千鶴の活躍を描く、書き下ろし時代小説、好評シリーズ第三弾!
-
-
-