秋山小兵衛・大治郎の剣客親子が織り成す人情活劇がついに単行本化。巨匠・池波正太郎の原作を、力派漫画家・大島やすいちが描破!
便利な購入方法
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大治郎の愛弟子・新五郎に縁談が持ち込まれた。断るつもりの新五郎だったが、ある男と知り合ったことで奇妙な騒動に巻き込まれていく・・・・・・『万次郎と新五郎』ほか、珠玉の四編を収録!
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裕福な商家の娘・おそのは年ごろで美人だが、うちにこもりがちで、縁談もすべてことわってしまうという。心配した彼女の親は、三冬に彼女の本心を聞き出してほしいと相談するが・・・・・・
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「人の生涯・・・いや、剣客の生涯とても剣によっての黒白のみによって定まるのではない」暗殺稼業に身を沈めていく波切八郎。一方、妻を娶って自分の道場をかまえ、着実に「剣客」として正道を歩む秋山小兵衛。ついに果たされる真剣勝負の?末とは・・・!?再戦を誓うも生き様を違えたゆえにすれ違う二人の凄腕剣士の物語、いよいよ完結!!
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秋山小兵衛・三十一歳、宿命のライバルとなる一人の剣士と出会う――剣士としての野望・・・結婚・・・・・・若かりし小兵衛の剣が冴える!!時の老中・本多伯耆守の下屋敷にて、江戸の剣客が三十余名集まり剣術試合が行われた。決勝まで勝ち抜いたのは小野派一刀流・波切八郎と無外流・秋山小兵衛。堂々たる体躯の八郎に対し、小さくて細身の小兵衛だったが長い対峙の後、勝負が一瞬でついた。秋山小兵衛の勝利であった。勝利したのは小兵衛だが二人は実力伯仲、互いを認めた二人は二年後、真剣での再戦を誓い合うも、二人の道は大きく、大きく外れていき・・・・・・若かりし小兵衛の生き様がここに!!
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名人・秋山小兵衛と息・秋山大治郎、「洒脱」と「実直」、二人の剣士の生き方から見えてくる江戸時代の「美しさ」に目を奪われる・・・・・・傑作時代コミックの最新刊!!収録エピソードは下記になります「狂炎」・・・・・・秋山大治郎の道場に一人の入門希望者がやってくる。名は木村正之助。剣のすじもよく、礼儀正しい彼は婚儀を控えていたが・・・・・・「おみよは見た」・・・・・・深川・大島町で囲い者の女が殺された。犯人を目撃したのは年端もいかぬ小女・おみよ・・・・・・一方、秋山大治郎は古い剣友を・・・・・・「大工の市蔵」・・・・・・野分(台風)により大きな被害を受けた江戸の町。鐘ヶ淵の隠宅も例外ではない。棟梁が連れてきた変わった大工との関わりが・・・・・・「空鈍流・楊枝剣」・・・・・・野犬の集団に襲われている百姓の娘を救った剣客ふうの男。その男の何とも不思議な技に興味を持った小兵衛は・・・・・・
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名人・秋山小兵衛と息・秋山大治郎、「洒脱」と「実直」、二人の剣士の生き方から見えてくる江戸時代の「美しさ」に目を奪われる・・・・・・傑作時代コミックの最新刊!!収録エピソードは下記になります「流れゆく雲」・・・・・・人間の業と縁、人生の儚さと不思議さが交錯した「春の夢」。「無くした顔」・・・・・・一度、裏稼業に足を踏み入れた男の苦悩と悲哀をつぶさに描く。「寒鮒」・・・・・・正義とは?政治とは?真実とは?人間の思い込みの不思議さ。「梅雨雷」・・・・・・先達と後進、師匠と弟子、後継者を育てる難しさに小兵衛は――――
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隠棲して若い嫁と暮らす名人・秋山小兵衛、寡黙ながら若くして剣の理をえた息・秋山大治郎・・・二人の剣客の生き様を描く!「市松小僧始末」日本橋の木綿問屋「嶋屋」の一人娘・おまゆは見事な体格と剣の腕で有名な男まさり。しかし小兵衛はおまゆが「女としての生き方」に苦悩していることを見抜き、大治郎の妻である三冬と引き合わせたが・・・・・・・・・「おしろい猫」小兵衛は大治郎とともに御用聞きである馬道の清蔵の店・丸屋を訪れた。帰り道、猫に変わった悪戯をする女中と遭遇する。その女中は、十年前、四谷にあった秋山道場へ遊びにきていた子供たちの一人で・・・・・・・・・「夜狐の平吉」下っ引き・徳次郎が面倒をみている夜狐の平吉は、かつて阿呆烏と呼ばれる悪質な女衒だった。今は徳次郎の仕事を手伝いながら、日々暮らしていたが、ある事件を偶然目撃してしまったことで再び道を踏み外し・・・・・・・・・「出刃打お玉」上野・池之端にある水茶屋・よし本で働く老婢・お玉。元々遊女であったお玉は、小兵衛の馴染みであり、ある秘密を共有する仲でもあった。ある日、偶然出会った二人は過去の秘密をめぐる縁に再び遭遇し・・・・・・・・・
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●収録作品●「赤いうさぎ」・・・・・・下谷では名の知れた料理屋・玉屋。ひょんなことから小兵衛の碁敵となった玉屋の主人・嘉右衛門は小兵衛と同様、嘉右衛門にも歳の離れた女房がおり、仲よく暮らしていたが・・・・・・「金太郎蕎麦」・・・・・・上野・東叡山の仁王門前にある蕎麦屋・無極庵。江戸でも評判の味を楽しむべく、店へやってきた小兵衛。すると偶然、店に居合わせた長次とおもとから「ある相談事」が・・・・・・「抜討ち半九郎」・・・・・・或る日、秋山大治郎は旅の老僧がならず者に襲われているのを目撃する。大治郎の剣によってならず者は退散、事なきを得たかに思われたが、事態は大治郎が考えている以上に複雑で・・・・・・「ただ一太刀」・・・・・・知己の印判師の家を訪ねた三冬。すると、剣客らしき男が店の者に刀をふるわんとしていた。剣客を追い払った三冬の目に映ったのは手傷を負った印判師の背後に佇む「女武芸者」で・・・・・・
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越後・新発田の剣客であり神谷弥十郎の道場で働く少女・お福。主人が暗殺されたことで、お福は老爺・五平の案内のもと新天地・江戸へやってくる。想像をこえる江戸の繁栄ぶりだったが、お福は何とか人並みの幸せをもとめ、新しい主人の下で生活を始めたが・・・・・・剣客商売番外編「ないしょないしょ」を原作とする24巻以来の長編シリーズ!! 秋山小兵衛はもちろん番外編ならではの魅力的なキャラクターが多く登場します。そして何よりも本巻で描かれる“もう一人の主人公”であるお福から目が離せません!
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累計発行部数160万部突破!! 『鬼平犯科帳』『仕掛人 藤枝梅安』と並ぶ池波正太郎の傑作小説『剣客商売』をベテラン・大島やすいちが劇画化した大人気シリーズ最新刊! 「塀際の更紗木瓜」 或る日、小兵衛の隠宅を訪れた教え子の一人である大原宗兵衛。「二百両貸してほしい」という唐突な願いに小兵衛の怒りを買うが、それには事情があったようで・・・・・・・・・ 「亡霊」 江戸を騒がす大泥棒・さざ浪伝兵衛と剣客・小兵衛の意外な縁。ふとしたことから対峙することになった二人だが、二人の関係を決着づけたのは、さらなる“奇縁”で・・・・・・・・・ 「虻」 おはるを関屋村に送り届けた帰り道、小兵衛は愛用の煙草入れを失う。代わりに手元にあるのは、よく似た他人の煙草入れ。何とか煙草入れを取り戻したい小兵衛は、関屋村の知人に心当たりを尋ねたところ・・・・・・・・・ 「なりかわり」 腹痛に苦しむ、あばた面の浪人を介抱した大治郎。その場限りの縁かと思われたが、とある「敵討ち」のしがらみから、再び顔を合わすことに・・・・・・
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●収録作品● 「余花」・・・・・・牛堀九万之助の道場に、新しい女中がやってきた。“武家の出ではないか・・・・・・”と思われる立ち振る舞いに、皆、好感を抱いていたが・・・・・・ 「戦場・黒雲峠」・・・・・・大治郎が鬼熊酒屋で出会った小兵衛を彷彿させる老武士。二度目は町中の喧嘩沙汰で、そして三度目は旅先の甲州で出会い・・・・・・・・・ 「柔術解決」・・・・・・関口流柔術師範・関口八郎左衛門は同じ武芸者として秋山小兵衛、大治郎と親交を持っていた。柔術はもちろん、人品すぐれる八郎左衛門を尊敬する大治郎だったが、関口流の弟子の一人が思わぬ行動に・・・・・・・・・ 「春告草」・・・・・・とある大名の江戸藩邸で、奇妙な敵討ちが行われた。若くして自害した藩主側室のために、奥女中が古株の中臈を斬り殺したらしく・・・・・・
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●収録作品●「一羽流秘伝書」・・・・・・小兵衛の古い知己である一羽流・ハ柳紅雲斎が死んだ。そして高弟の一人が秘伝書を盗んで逃げたという。助けを乞われ、小兵衛は・・・・・・「その顔」・・・・・・上野・山下のほど近くにある小料理屋「鮒屋」を訪れた大治郎。鰻の変わった料理を出すことで人気の店だったが、一人の浪人客が訪れてから店は傾きはじめた。しかし大治郎はその浪人に見覚えがあり・・・・・・「野良犬と橙」・・・・・・小兵衛が小川宗哲宅に向かう途中、謎の侍二人が斬りかかる。人違いのようで逃げ去る侍たちだったが、そこにはもう一人、息を潜めていた男がいた。某藩の血で血を洗う政争に巻き込まれた小兵衛は・・・・・・・・・「本懐の果て」・・・・・・杉原秀の道場を訪れた大治郎は内田十蔵という男に出会う。秀と同じ手裏剣術の同門で、主人の敵討ちに同行する若党だ。秀は十蔵に並々ならぬ恩があり、大治郎に十蔵の敵捜しの手伝いを願い出て・・・・・・●特別収録●『剣客商売』100話突破を記念して、コミック乱本誌に掲載された大島やすいち先生の貴重な一問一答インタビューを再掲載!プライベートから漫画論まで!!
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