ビッグデータの衝撃
城田真琴(著)
/東洋経済新報社
作品情報
クラウド、ソーシャルに次ぐ第3の、そして最大の潮流――
すべてがデータ化される「ビッグデータ」の世界で、いま何が起きているのか?
世界中の企業が、データの重要性に気付きつつある。
データの作成・収集・蓄積・加工・分析がかつてない低コストで可能になった結果、データを適切に活用できるかどうかは、企業規模やカリスマ経営者の有無よりもはるかに重要になった。
いち早くデータの重要性に目覚めたGoogle、Amazon、コマツ、リクルートなどの勝ち組企業に、他社はどうやって追随するのか?すべては「ビッグデータ」への理解と利活用にかかっている。
ベストセラー『クラウドの衝撃』の著者が、勝ち組企業の新常識を鮮やかに解き明かす。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.8 (87件のレビュー)
-
導入事例や活用例の解説が豊富です。
とにかく導入事例の紹介が豊富です。
この本では、環境や概要解説の解説をしつつ、その具体例として導入事例を都度都度紹介しています。
導入事例を知りたい!活用事例を知りたい!数多く事例を集めたい!と思って…いる方にはおすすめ。
ビッグデータについて一通りの解説をしていますが、入門書の次に読むと理解が早いと思います。
続きを読む投稿日:2014.05.02
-
ビッグデータの衝撃
巨大なデータが戦略を決める
著:城田 真琴
本書のテーマはビッグデータをどう活用すれば、大きな価値を生み出すことができるかというものです。
ビッグデータとは、既存の一般的な技…術では、管理するのが、困難な大量のデータ群であるといっています。
それは、数値データなどの構造化されたデータではなく、ウェブのクリックストリームデータ、SNSのソーシャルデータ、センサーデータなどの従来からのRDBに収まらない非構造化データなどです。
気になったのは、以下です。
■ビッグデータとはなにか
・特性
①大容量
②多様性
③速度(発生頻度、更新頻度)
・ビッグデータを取り扱うツール、フレームワーク群
①Hadoop(ハドゥープ)
②NoSQLDB
③機械学習、統計解析
・なぜ今ビッグデータなのか
①ビッグデータの民主化:SNSなどのテキストデータのマイニング
②ハードウェアの性能向上、ソフトウェア技術の進化
コンピュータの高速化、ディスク価格の下落、Hadoop
③クラウドの普及
・取引データ(トランザクションデータ)から、ウェブデータなどの相互作用・交流データの分析へ
・O2Oなど、オンラインとオフラインの融合、購買行動の把握
■ビッグデータを支える技術
・Hadoop(ハドゥープ)は、以下の3点から構成される
①HDFS:分散ファイルシステム
②Hadoop MapReduce :フレームワーク
③Hbase:巨大なデータベース
・NoSQLDB 大量アクセスによるパフォーマンス低下が少ない、RDBではないDB
・ストリームデータ処理 リアルタイムデータ処理
■ビッグデータを武器にする企業
(海外)
・アマゾンに代表されるイーコマース企業 ⇒ 購買履歴、クリックストリームデータ
・グーグル 検索ログ、統計的学習手法
・イーベイ オークション
(国内)
・コマツ 機械の稼働管理、故障
・リクルート 売上管理 メルマガのアクセスログ
・マクドナルド 購買履歴
■ビッグデータの活用パターン
・購買履歴をもとに、最適商品をお勧めする
・GPSを利用したマーケティング
・不正検出
・顧客離反分析
・故障予測、異常検知、渋滞予測、電力需要予測
・サービス向上
・コストの最適化シミュレーション
・ビッグデータの活用レベル
①データ収集:過去・現状の把握 SMS,クリック履歴、M2M、IoT
②パターンの発見 クロスセル、データマイニング
③予測
④最適化
■ビッグデータ時代のプライバシー
・消費者プライバシー
・データ保護
・ライフログ
■オープンデータ時代の幕開けとデータマーケットプレイスの勃興
・外部更改データ活用 LOD
・オープン・ガバメントとI/Fの公開
・データマーケットプレイス
①課金、②認証、③データフォーマット管理、④サービス管理
■ビッグデータ時代への備え
・データ・アグリゲータ データ収集、分析、最適化などの仲介を行う、データのプラットフォーマ
・データサイエンティスト
スキル
①コンピュータサイエンス
②数学、統計、データマイング
③データの可視化
資質
①コミュニケーション能力
②起業家精神
③好奇心
目次
第1章 ビッグデータとは何か
第2章 ビッグデータを支える技術
第3章 ビッグデータを武器にする企業 欧米企業編
第4章 ビッグデータを武器にする企業 国内企業編
第5章 ビッグデータの活用パターン
第6章 ビッグデータ時代のプライバシー
第7章 オープンデータ時代の幕開けとデータマーケットプレイスの勃興
第8章 ビッグデータ時代への備え
ISBN:9784492580967
出版社:東洋経済新報社
判型:4-6
ページ数:312ページ
定価:1800円(本体)
発売日:2012年07月12日続きを読む投稿日:2024.03.14
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。