真田十勇士 猿飛佐助
後藤竜二(文)
,吉田光彦(絵)
/痛快 世界の冒険文学
作品情報
豊臣秀吉が天下を平定し、朝鮮半島へ出兵をはじめたころ。信州・鳥居峠で、けものをなかまに暮らしていた忍者・佐助は、戦国の若き名君・真田幸村の家来となる。怪力坊主・三好清海入道とともに、豪傑さがしの全国行脚にでた佐助には、もうひとつの目的があった――。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
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商品情報
- シリーズ
- 真田十勇士 猿飛佐助
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 痛快 世界の冒険文学
- 書籍発売日
- 1998.01.20
- Reader Store発売日
- 2012.08.31
- ファイルサイズ
- 36.2MB
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この作品のレビュー
平均 3.7 (7件のレビュー)
-
今から30年ぐらい昔のことになりますが小学生だった僕に父が真田十勇士の冒険の本を寝る前の読み聞かせで読んでくれて、かなり面白かったという思い出をずっと持っていました。特に二人の忍者の格好良さと二人の…入道の暴れっぷりは印象に残っています。さて今年の夏に我が家の子供たちと上田に旅行で寄った時に上田城を観光しました。城門のところに「信州上田おもてなし武将隊」なる若いコスプレ侍が二人いて、愛想よく写真を一緒に撮ってくれました。その二人は真田幸村と穴山小助でした。それで当然の流れとして、この人たちは誰なのか、この城は誰のものなのかをその機会に子供たちに教えたくなったわけです。それで真田幸村および十勇士の本をamazonで検索してみたところ、意外なことに小学生向けはこれ一冊ぐらいしか見つかりませんでした。真田幸村はともかく十勇士はそもそもほとんど講談の作り話なわけですから、重版したり新刊を出したりする理由がないといったところでしょうか。考えてみれば真田幸村にしたって僕のイメージの中の真田幸村の何割が史実に基づいているのだろうと改めて疑問になりました。しかし史実でない部分が多いとはいってもあの十勇士のあの「豪傑たちの胸のすくような活躍ぶり」 --- という言葉自体も今はもう死語になっているわけですが --- が次の時代の子供たちに伝えられないというのもなんだか残念な気がしました。それでこの本を買ってみました。
さてこの本自体が98年の出版でもう新しくはないわけですが、どうやらこの本はまさに僕のような人(たぶん僕よりも上の世代の人が主なターゲットだと思いますが)のノスタルジーに応えるために出版された「痛快 世界の冒険文学」の一冊で、シリーズそれぞれ旧作をベースにしつつ結構有名な作家さんが書き直して書かれているようです。面白いのは挿絵で、子供たちはなんの違和感も感じず受け入れていましたが、僕はこの画風にくすりと思いました。というのは、完全に新しく描かれた挿絵らしいのに、これもノスタルジーに応えるべくわざわざ昭和初期の紙芝居みたいな画風で描いてあるからです。物語の内容はと言うと山で育った猿飛佐助が真田幸村に見出され配下となり、三好青海入道らと諸国を漫遊して他の十勇士らと順に合流するというお話です。大阪の陣まで話がいかず、特に最後に出てきた霧隠才蔵などの勇士の活躍が十分に描かれなかったのは分量の関係で致し方ないとはいえ残念でした。うちの子供たち(小4&小2)はこのレトロな冒険活劇にすっかりやられ、三好青海入道の鉄棒をひらりひらりとかわす、あくまでも爽やかな佐助の活躍ぶりに、まるで昭和初期の子供のように身を捩って快哉を叫んでいました。「豪傑たちの胸のすくような活躍ぶり」の復元は成功しており、現代の子供たちにもちゃんと伝わるのだということが確認できました。今年の上田城観光と「おもてなし武将隊」のお陰もあいまって歴史への興味が増してくれたことと思います。続編があったら我が家ではきっと読んだことと思います。面白かったです。続きを読む投稿日:2013.10.26
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2006/05/post_9365.html
投稿日:2020.02.23
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